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故郷に置いてきた親戚たち
最近は韓国での生活にある程度適応して、休み期間の旅行の計画とかも立てられたら良いな〜と思っているのですが、
韓国に来る前から決めていた、祖父の生まれ育った地に行きたいと考えています。
韓国の戸籍上は私の本籍地も祖父と同じ場所になっているため、
一度韓国のYahooマップ的な役割のNaverマップで調べてみたりしていました
どうせこっちに長期滞在してるのだから一度行ってみようと思いつつも、想像してた以上に田舎で畑ばかりの土地だったのでちゃんと計画を立ててから行こうと思います…(^^)
私は祖父は韓国で生まれ育ち単身で日本に移住をしてきました。
そのため祖父方の親戚は日本には全くおらず、韓国にいるのです。
祖父が生きていた頃は韓国にいる親戚とも連絡をとり、
父も祖父と共に何度か会いにもいっていたようですが祖父が亡くなり私の父が韓国語ができなかったこともあり疎遠になってしまい今は全く情報もない状態です。
韓国にも親戚がいるはずなのにもったいないな〜という気持ちと会ってみたいという気持ちや、もしかしたら韓国の親戚も喜んでくれるのではないかという微かな期待を抱いて一度親戚探しの旅しようかなとも考えています。
そんなことを父に伝えたら私が考えてもいなかった返答が返ってきたのです。
『はいべ(祖父の呼称)は日本で稼いだお金で韓国にいる弟に土地を買ったり、親戚に良くしていたけど、金で物を言わせてただけで、はいべは本当は韓国にいる親戚からよく思われてなかったかもしれない。』
という内容でした。私は全くそんな考えはありませんでした
自分がいかに浅はかであったかを実感してしまいました
確かに外国で暮らしていた祖父がたまに韓国に戻り、故郷ではかなり気前よく振る舞っていたという話は何度か聞いたことがあります。
そんな祖父をよく思わない人もいたかもしれないというのは理解できるようで難しいことだと感じてしまいました。
この父からの言葉を聞いて、少し怖気付いてしまいました。
一度家族関係の書類を取り寄せて見ようとは思っています。
しかし正直今もまだ悩んでいます。
もし親戚の居場所や情報を得ることができたら私は訪ねて行ってもいいのだろうか
それともそんな悩みを抱く前に親戚を探すことはやめておくべきか
私は常に色々なことを経験することはいいことだと思っています。
しかしそんな私に母はよく
『嫌な経験なんてする必要ない』
と言います。最初はその意味がわからなかったのですが最近はなんとなくわかるような気がします
もし私が親戚の情報を得ることができて訪ねることができて
その先ですごく嫌な言葉をかけられたり、私の知りたくもなかった事実を知ることになったら
それは経験しないほうがいいのかもしれないと思ってしまいました。
現に私が産まれる前に祖父は他界しているため祖父との思い出などはなく私の中での祖父は色々な人の話を聞いた上で形成されている存在なのです
だからこそ余計自分の中で祖父という存在が大きく変わることになるかもしれないことに恐怖を感じてしまいます。
私の滞在期間はまだ半年以上残っています
早めに親戚とコンタクトを取るべきか慎重に進めるべきなのか正解は分かりません
もう少し悩んでみようと思います
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