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2回目のスキマバイト

近所のスーパーにて2時間のスキマバイト。
水産加工でパックにお魚を詰めたりした。ここでも、魚の向きや量などのきまりがあり、こうやって消費者の元に届いているんだと勉強になった。

2時間くらいの短時間だったが、ちょうどいい。腰も痛くならなかった。
1つ学んだことがあった。【あいまいな基準のわりにスピードを求められること】がすこぶる苦手だということに気づいた。もともと完璧主義な部分は、大いにあるが、2回のスキマバイトを経験してみて、解像度を上がった。
次にいつ来るのか分からないバイトに、きちんとした教育なんてものはない。単純作業なんだし、出来るでしょ。といったいかにも簡単に見える作業に、こだわりやルールは結構詰まっている。
こちらもせっかく働きに来たのなら全うしたいと思い作業するうちに、いろんなことが気になってくる。この場合はどうしたらいい?と聞くが、ざっくりでいいから、早く!といわれる。そのざっくり分かるかい!となり、作業に戻るが、のちにここはね~とご指摘受ける。ことが多い。まじむずいて。
27歳にして、不動産営業、広告営業、小売の商品企画をしたが、一番仕事の進め方があっていたのは、不動産営業だったかもしれない。なんたって、曖昧は許されない。謄本、地図、面積が一番の数値、証拠だ。イレギュラーは多いので、激務にはなりがちだが、数字は、基準は揺るがない。そこを押さえておくことで、個人としては安心感を持て仕事が出来る。

逆に合わなかった業界は、小売業界。数値にシビアなはずなのにざっくりした経験値で高速で物事が動く時がある。多くの人の手に渡る責任のある職種なのに、数値をもとにしないことも多かった。天気のせいで売れないというデータのみの報告会議も多々あった。そして、給料も少ない場合も多い。
会社との相性はあったし、元々数字が苦手であったこと、届ける相手が直接見えない仕事は嫌だと思い、離職した。しかし、実は、【明確な数値分析や証拠のもとで仕事がしたかった】のかもしれないと感じた。

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