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目がない魚形埴輪【埴輪紹介所その91】

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目は見当たらないが、エラが刻まれている。まっすぐすぎるが。
口もちゃんとある。

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胸びれ・しりびれ・尾びれがある。

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背びれもあるのかな? とれちゃったか?

何の魚だろう。
下記の野田市のページでは「利根川を遡上する鮭の可能性がある」とのこと。
しかしそれならもう少し大きく作ってほしいところ。

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魚の全長18cm。

そんなことより

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むりやり円筒に乗っけたところがすごい。さすが埴輪。高さ23cm。

しかしこんなに埴輪にしにくい魚を作ったのはなぜか。

千葉県流山市の東深井古墳群第7号墳出土の魚形埴輪。
所蔵は野田市郷土博物館。

撮影は2020年『発掘された日本列島2020』江戸東京博物館。

だいぶ前にもお会いしている。

またね。

お読みいただきありがとうございます。サポートいただきましたら、埴輪活動に役立てたいと思います。