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謎が刺してくる(太陽の孔3)【埴輪紹介所その103】

するどい。

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光? 武器? ヒレ飾り?

上に向かうにつれ尖り部分が大きくなる。

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下の方、左右に小さい腕みたいなものあり。

二重の円や腕みたいな部分に、ところどころ小円板。
尖りに縁取りや鋲のような小円板はない。

太陽ふうの埴輪は北関東に多い。関西では出土していないもよう。
この地域的な偏りも重要な情報。

一体モデルは何なのか。
所蔵する國學院大學博物館の展示室では「翳」と表記されていた。

しかし埴輪時代のサシバは出土していない。

もっと発掘や研究が進めば、謎を解くことができるかも。

群馬県前橋市大胡町出土の埴輪。
所蔵は國學院大學。
撮影は2017,2018年、國學院大學博物館にて。

仲間あり

またね。


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