見出し画像

腕で語る【埴輪紹介所その182】

目と口が大きい。ザクザクっと切ってあけたようだ。

画像1

計算がないのが良い。

もげてしまった腕。欠損が多く、胴とつなげない。
しかしその手には五本の指がしっかりついている。
埴輪の腕や手は、顔に並ぶほど表情がある。
腕は大きな曲線を描く。何かを囲っているよう。どんなポーズだったのか、全体像が知りたい。
振り分け髪に、ミズラが一部残っている。玉の大きいくび飾り。冑がないので、武装していたわけではなさそう。推理は続く。

埼玉県春日部市の塚内4号墳の男子埴輪。
所蔵は春日部市教育委員会。

撮影は2018年『企画展 埼玉の古墳3 ―北足立・北埼玉・南埼玉・北葛飾―』にて。

またね。

お読みいただきありがとうございます。サポートいただきましたら、埴輪活動に役立てたいと思います。