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「菊池事件」集会、無事終了&日本は「先進国」の名を返上して出直そう

■取り急ぎ、ありがとうございました

先週ご案内した集会「菊池事件・司法の責任を問う」が昨日、無事に開催されました。会場となる衆議院第一議員会館の会議室には、100名近くが集まりました。

YouTubeのライブ配信も、下記のアーカイブからご覧いただけます。

非常に衝撃的な内容で、胸にグサリと来るものでした。

ただし冤罪やハンセン病の差別について、初心者の方には少し難しく感じる部分もあると感じました。私自身も冤罪についてはある程度知っていますが、ハンセン病については初めて学んだこともたくさんありました。

集会の内容や私が感じたことについては、機会を改めて書きます。これらの問題についてどのように書けば多くの方に理解していただけるか、少し考えたいので時間をください。

■先進国ウォッシュから本当の先進国へ

ひとまず今の時点で言いたいのは「日本は先進国という肩書を返上して出直すべきだ」ということ。

今週末の6月11日〜13日にはイギリスで「G7サミット」が開催され、菅義偉総理も間もなく現地へ向かうといいます。「G7」とは「先進首脳7ヵ国会議」のことで、今回は以下7ヵ国に加えて4ヵ国の招待国が顔を揃えます。

〈G7〉
・イギリス(議長国)
・日本
・アメリカ
・カナダ
・ドイツ
・フランス
・イタリア
〈招待国〉
・オーストラリア
・インド
・韓国
・南アフリカ

会議では「新型コロナウイルス禍からの復興と将来のパンデミック対策」をはじめ、SDGsのゴールにもなっている気候変動対策など、さまざまな課題が話し合われる予定です。

それにしても、何をもってして「G7=先進首脳7ヵ国」なのか? 一つの目安として、以下の4つを普遍的な価値として共有していることが挙げられます。

1.自由
2.民主主義
3.人権
4.法の支配

冤罪支援に関わっている私の率直な感想としては、日本の現状は1.自由と2.民主主義についてはイエローカード、3.人権と4.法の支配については完全にレッドカードだと思います。とくに冤罪を生む司法を放置しているかぎり、とてもではありませんが「先進国」を名乗る資格はないと思います。

SDGsをやっているように見せかけて、実は何もしていない企業などの姿勢を「SDGsウォッシュ」と呼びます。この文脈で行けば、今の日本はまさに「先進国ウォッシュ」です。

昨日の「菊池事件」集会に参加して、そう確信せざるを得ませんでした。

実は冤罪を生む日本の司法、たとえば取調室に長時間監禁して自白を迫る捜査手法などは、国連から繰り返し是正するよう勧告が出ています。しかし日本はこれらを突っぱね続けてきました。

2013年5月にスイス・ジュネーブで開催された「国連拷問禁止委員会」では、出席者の1人に「日本の司法は中世レベル」と指摘された外務省の上田秀明・人権人道大使(冗談みたいな肩書ですが、本当です)が、「いや、日本は最も進んだ国だ」と感情的になって反論し、続いて会場から起きた失笑に「sharappu(静かにしろ)」と叫んだという一幕もありました。

「中世レベル」と指摘したのは、アフリカ・モーリシャスの委員でした。そのこともあり、上田氏の「sharappu」には「お前なんかに言われてたまるか」という、開発途上国に対するおごりがあったのではないかと指摘する声もあります。

その時の映像が、こちらに残されています。

以上です。ちょっと今回は取り止めのない内容になりましたが、この問題については、必ず近いうちに整理して書かせていただきます。

なぜ日本の司法は冤罪を生むのか? なぜ「中世レベル」と批判されるのか? なぜ60年近く前に死刑が執行された「菊池事件」を現在も問題にしなければならないのか?…など、書きたいことはたくさんあるのにまとめ切れておらず、すみません。

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