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国境線の鉄パイプをまたぐと土埃と熱射のラオスだった

二日間滞在したウボンの街を後にしてラオス
パークセー行きの国際バスに乗った
朝、見送ってくれた家主のおばさんは最初から最後までタイ語のみで応対してくれた
毎日海外からの旅行者を相手にしているのに
言葉が通じないことなどお構いなし
むしろそれを楽しんでいる
人間と人間 要はハートなのだな
そして楽天性
9時30分ウボン発 途中出入国手続きのため下車
乗客全員揃ったら再び同じバスに乗車
パークセー郊外のバスターミナルに着いたのは午後の1時
トゥクトゥクを拾って市内に入った
大通り沿いのホテルの前で降ろされた
この辺りが旅行者にとっての中心地なのだろうか
スマホの地図アプリで確認しながら両替のためにさっそく銀行に向かった

1枚10万キップの札束

窓口で分厚い札束を渡されたのには驚いた
小さな財布にとても収まらない
ラオスに到着してこれが最初のカルチャーショックであった
もしこれが日本のお札だったらちょっと嬉しいのだが
ゼロが多すぎて金銭感覚の混乱する日々がそれから始まったのだった

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