介護記録を書く理由は3つ
おはようございます。はいこんちょの小林です。
今日は、なぜ介護職は記録をつけるのかについてお話します。
記録を書く理由は3つある
1、介護報酬(お金を得る為)
はいこんちょの収入の8割は介護保険から得ている。そのためには、介護サービスを利用した証拠がなくてはいけない。だから、記録を書くのだ。介護受けた人と介護した人の名前と介護した内容を記録することで、介護保険者への証明となり、介護報酬を頂けるということ。
2、介護の質(良い介護にしていく為)
介護記録を参照し、過去を評価し未来へと繋げていく
その試行錯誤の結果が今の介護。
ヒヤリハットや企画書、行事計画書を通して、書くチカラをつけていくことで介護職は自分の思いを文章化できるようになる。
原因分析して対策を立てたり、やりたい介護の企画書が書けるようになることで、他者に理解してもらえるようになる
3、自分を守る為
事故やトラブルが起きた時に、いつ、どこで、誰が、何を、どのようにしていたか、文章化できる人とできない人では信用度が変わってしまう。
なぜなら、僕たちには説明責任があるからだ。
驚かれるかもしれないが、事故が起きた時、大事なのは、事実確認をして正確に伝えれるかどうかの方が、過失があったかどうかよりも重要だ。
もちろん過失があったほうが過失がなかったよりは、責任は重い。
だが、過失がなかったからとしても、事故が起きた当事者や家族の想いは晴れない。
ようするに、事故が起きた時点で、もうその事故は、消せないし、消えないし、済まないのだ。
済みませんの、語源はそこから来ている。
良いか悪いかは、置いておいて、一生起きたことは未決済ら済んだことにはならない。
うしろめたさを抱えながら、自分たちが出来ることをやり、次に繋げていくことしかできない
その事実から逃げないで生きていくこと
きちんと責任を果たしていく為にも文章化するチカラは大切。
起きたことを正確に書けることで、信用度が上がり、自分を守ることに繋がる。
以上3つが介護記録を書く理由だ。
ちなみに今日スタッフにも教えたが、介護記録では、文章化だけでなく、絵や図を使ってもいい。
情報を正確に伝えることが大切だから。
写真もいいね。
あらゆる表現方法を用いて、やりたい介護を具現化していく
僕が15年以上介護をして来て間違いなく言えることは
表現方法が豊かな介護職ほど自由だった。
自由になるために表現していこう。
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