いばふく水戸レポート②
チームビルディング〜よいチームの作り方
良いチームとは、おもしろいチームのこと。
おもしろいチームとは、集団性のベースが基本にありその中で個人の個性を引き出せるチームのこと。
チーム戦術が、体制や仕組みづくり。
個人戦術は、知識技術関係性の向上。
どちらかではなくどちらも良くしていきながら
お年寄りの介護を一人一人手作りしていく
(楕円介護論)
介護の話はよく書いてるので、介護理念を実現するための職員理念の具体的な説明書くね。
はいこんちょの職員ケアの理念
本人を主役にしたその人らしい生活を最期まで支える
介護理念と一緒じゃん。笑
やり方が微妙に違います。
本人(職員)を主役にするにはどうしたらいいか?
答え 本人に聞く
あなたはどうしたいのか、を本人に尋ねる。
そして、本人にも本人に尋ねてみてと伝えます。
これを外在化と言います。
自分のことを自分で考えてあげる
日本人て特に他者との関係で生きていて
自分の意見も実は自分と会話してるんじゃなくて
他者との関係で意見が決まってます。
なので、自分がどう思ってるかを自分と会話してもらうためにも、まずは(本人に聞く)を行います。
そんでね、本人の願いを叶えるために、僕は、はいこんちょは全力で応援します。
ただし、自己決定だと、死にたいって言われたら死ぬのを応援するのかと言ったらやっぱり僕らはそれは応援したくない。死にたいような現実をどうにかしたいという比喩的表現だと思うから。
だから、自己決定より共同決定。
家族と相談する。職場の仲間と相談する。生活歴から一緒に当事者研究をする。そのスタッフの為にどうしたら介護人生がより良くなるのか、上司である僕からも意見を提案する。
アメリカで研究結果が出ていて
大学卒業後に社会に出て活躍したり仕事を長く続けられる生徒は、全員ある共通点があるらしい。
はい。それはなんでしょう?
正解は、、、
学生時代に、メンター(恩師)に出会って苦楽を共にした経験があるかどうか。
なんだって。
偏差値が高いとか
仕事ができるとかじゃないんだよ。
サッカー選手の阿部だって40歳で引退するけど、指導者に恵まれたからって言ってたよ。
僕はこれって学生時代だけじゃなく、就職してからでも遅くないと思うんだよね。
働いた職場で本気で自分のことを考えてくれる先輩が1人でもいたら、その経験が、次の職場で活かされるんじゃないかって思ってます。
何を今さらAIの時代に、時代おくれな話をしてんだって思われるかもしれないけど、教える側としても教わった側としても実感がある。
最初の老健全然好きじゃなかったから、2年半で辞めたけど同期10人ぐらいいて、今でもたまに集まって酒飲んだりしてる。
上司もみんなおっかなかったけど、僕がお年寄り転ばせて凹んでいた時にケツ蹴って励ましてくれたり呑みに連れていってくれて話聞いてくれたりした。
その次の職場は活躍できて偉くもなって7年半も続いたもんなあ。
ちなみに、独立する時、1番反対したのも最初の老健で僕に考える基礎を教えてくれた主任のおばちゃん介護職です。
あんたは長野県の大規模施設を引っ張ってく存在になると思ってたのに、宅老所だあ?ふざけんな!私が許さねえ。
ひどくない?笑
でもさ、やっぱり何度も事故やらかして、婦長に一緒に謝ってくれて、一緒に怒られてくれて、夜勤中に放尿じいさんの対策やチェック表の作り方教えてくれた経験は今でも昨日のことのように覚えてるし嬉しかったな。
あのおばちゃんみたいになりたいから、冬のソナタ全巻観て韓流勉強したなあ。
てことで、③に続く。
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