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#12 抗がん剤の副作用で、全身が痛いです(涙)

ラジオおおだてみそソムリエakikoです。

乳がんステージ3c、サブタイプはルミナールA。
がん細胞の増殖は穏やかなタイプではあるものの、私の場合は進行が進んでいる乳がんなので、手術後、抗がん剤治療をしております。

抗がん剤、現在は第二段階に入り、「パクリタキセル」というお薬に切り替わりました。

この薬の主な副作用は、手足のしびれと言われていますが、
1回目の投与後、私は「全身を針を刺すような痛み」が出て、1週間、全身の痛みと格闘しております。


腕も、足も、足首も、子宮周りも、背中も痛い。
ジクジク痛い。

痛みが辛くて横になっていようものなら、怖がりな私は、痛みにド集中してしまい逆に辛い💦

気を紛らわせるために、
いつもより動き回って働いております(笑)←とっても元気じゃん。(≧▽≦)


◆初めて抗がん剤が中止(見送り)に◆

8月8日(火)。
1週間の痛みに耐え、2回目のパクリ投与のため病院へ。

主治医に「全身が痛くて、ゾンビになりそうです」と伝えたところ、
あまり良い状況でないため、抗がん剤の量を減らそうか、または今回は中止(見送り)しようか、この状況で4クール最後まで続けるのは難しいな・・・と、かなり考え悩ませてしまいました。

もちろん治療の主導権は患者である私にあるため、主治医も「どうしましょうか」と私の意見も聞いて下さるのですが、これががん治療の難しいところだと改めて実感しました。

そう、治療の進路決定は、あくまでも患者本人の意思を優先。
(病院によってはそういう方針ではない先生もいらっしゃるかも知れないので、あくまでも私の病院の場合ということです。)

副作用の状況が良くないと分かった段階で、次の進路をすぐに自分で(もちろん主治医と一緒に)決める。
これは、まさに全身しびれる作業です。


今日の抗がん剤、やる?やめる?
量を減らしてやる?
1週間様子みる?
え?1週間休みとかアリなの??

限られた診察時間の中で、主治医の考えと私の小さな知識のすり合わせ。
かなりスリリングです。

10分ほどの診察時間で、主治医と一緒に決定したのは以下4点です。

①今日の2回目抗がん剤(パクリタキセル)は中止(見送り)
②1週間後、全身の痛みの様子をみる
③痛みが治まっていたら、通常量より減量して投与
④4クールは難しいので、最長2クールまでで終了とする

この内容に絞った理由は、
私のサブタイプ(ルミナールA)は、ホルモン療法が良く効くタイプであること。
抗がん剤を止めても、ホルモン療法という大船に乗り換えることが出来るという次のステップに大きく期待することが出来るからです。

とは言え、ステージが進んでいる乳がん。
抗がん剤が全てではありませんが、止めることで生じるリスク、止めることで生まれるメリット、それぞれ自分でちゃんと理解し納得するためには、自分でも一生懸命勉強するしかありません。

がんの治療。
世の中には、とにかく多様な考え方が溢れています。

私の感覚では、化学療法や手術を推奨しないほうの考え方には、その時代の流行もあるように見て取れます。
(サメ軟骨とかの時代もあったし、ビワ療法のブーム、最近は体内をアルカリ性にするとかで重曹やクエン酸がブームみたいだし)


私は両方の考え方や書籍をバランスよく学習するように心がけています。
なぜなら、私の治療の正解は私が決めるしかないから。
自分の命の選択は自分でするもの。医者や医療は命のパートナーという立ち位置かなと思います。


新型コロナのワクチン接種もそうですが、自分の命に係わることは、自分で選択する(選択出来る)時代です。


そして、治療の選択もそうですが、一番大切なのは「自分がどう生きたいか」に尽きると思っています。
命の長さは大事です。ですが時間的な長さだけで良いわけではありません。
生きたい生き方を良質な長さで設計する。

がんになったということは、生き方を真剣に自分で設計していく作業がプラスされたということなのかも知れません。


どうせなら、ワクワクしながらプランニングしたいと思う私です。

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