イマイチだった「ミタゾノ」

イマイチどころか、腑に落ちない。
不満が残る。今日の「ミタゾノ」。松岡昌宏主演の「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系列)である。半分、眠いのを我慢して見ていたのだが、寝ても良かった。

ああいうグチャグチャな不倫の輪→夫が病気、かなりヤバい。と、必ずや折れるのは妻。女と相場が決まっている。途中から見えてしまった、実に残念な回だ。

最初に不倫(本人は、セカンド・パートナーと言っていたが)をしたのは夫である。
だったら最終的に折れるのも、夫にすべきではなかっのか?妻の病気バージョン(?)を、制作側は考えずにいたのであろうか?
「どんなに不仲、夫が好き勝手にしてようと、病気と分かれば妻(女)が折れる」
古典的な思い込みを、物語として改め吹き込まれたような気がする。

出てきた夫婦全てに子供はいなかったけど、もし。
あんな価値観「あいまいな線引き」だらけの両親の下に生まれたら、どんな子供に育ってしまうのだろう?

不貞の定義。
あんなのになっているのは、制作関係者が男性のみだからではなかろうか?法律的に不倫とするまで、かなり大変である。不倫する側にとって、有利なように。認められないようにできている。それだけ世の中には不倫夫(男)、不倫妻(女)がいる訳だ。

彼らにとって家族は、不倫相手の次。「セカンド・パートナー」ならぬ「セカンド・ファミリー」。それでいて、直ぐに「家族」の「絆」などと言うのって、ヘンじゃね?

だらだら書いたが、後味の悪い今回だ。






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