見出し画像

生きてりゃ丸儲け。

4月も後半、政府の発した非常事態宣言から二週間が過ぎても、尚、増えゆく感染者数の報告をニュースで目にしながら、感染後、重症化された方はもとより、軽度の症状の方にのしかかる、「どれだけの人に迷惑かけちゃうんだろう。」といった精神的重圧は相当なものだろう。なんてことを考えている。

他者との不要な接触を避け感染拡大に歯止めをかけることは、社会としての正常値を取り戻すための最適な手段であるが、同時に、感染被害者の心痛をやわらげる唯一の方法でもある。  

しかし、それは、社会の一員として取り組むべき道徳上の義務であって、結果において、個人の、これから、を担保してくれるようなものではない。

だからこそ僕たちは、絶望する原因になるものと生きる糧になるものは同じ場所にあって、絶望する場所には必ず希望もある、そんな心持ちで暮らすべきなのだと思う。

「生きてりゃ丸儲け。」って、そういう意味なんじゃなかろうか?

それなら蓋し名言だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?