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Vision Proデモと葛藤と買ってしまった話

広く浅く色々な業務をかじっているため、何かと人手不足のところに出向させられるマンでこれから数ヶ月大都会オフィスに。
人が多い。多すぎて早く帰りたいので、色々な店があるけど意外と散財しないなこれ…と思っていた初週にApple Storeを見つけ、Vision Proをデモって、買ってしまいました。

とは言え60万円は私にとって高額。当然即決したわけではなく同じ週に2日程デモに行って購入を決めました。

デモは購入について促されることなど一切なく、体験を楽しんでもらおうとしている感じがしました。だから全く買う気がない方も気軽に予約して体験できると思います。
友達と「近所の遊園地行こうぜ〜」みたいなノリでいかがでしょうか。

度付きレンズがまだ届いていないので今回はデモの感想メインです。

デモで感じたこと

  • イマーシブビデオがとにかくすごい

  • 欲しい

  • コントローラーになる手が膝の上でも認識してくれる驚き

  • 映像の蝶がとまった指先がくすぐったい気がした

  • 空間ビデオは立体感を感じたがすごく驚くものではなかった(おそらく自分で撮ったものではないから)

  • パノラマ写真が画面いっぱいに広がった時が一番感動した

  • 顔面圧迫機(ほうれい線刻印機能付き)

  • 持ち運べる気はしない

  • 何を見てるかばれるの恥ずかしい!

  • パススルーは想像より「映像」

イマーシブビデオは想像以上の臨場感でした。今後の人生で絶対見ることができない景色、視点、なのにリアルで、これが一番欲しいと思う要因。
反対にパススルーは想像以上に「映像」でした。 VisionProのプロモーションを何も考えずに観ていると、ガラスごしに見える実際の景色にアイコンなどが写し出されるデバイスのように感じますが、実際は目の前の景色を一旦映像化してその上にアイコンなどが写し出されているので大なり小なり違和感は感じます。

購入までの葛藤

一番欲しいと思った点「イマーシブビデオ」ですが、臨場感を感じるだけあって最高の機材で撮られた映像なのだと思います。当然コンテンツも少なく今買う必要があるのか悩みました。
それでもデモで見せてもらったイマーシブビデオの中に強く興味を持っているジャンルがあったので買いだと感じました。

次にパノラマ写真。綺麗な景色を見ると撮りたくなるもののどのデバイスで見てもピンとこなくて次第と撮らなくなっていく…そんな存在でしたが、Apple Vision Proで初めてパノラマの真価を感じました。正直もっと撮り溜めておけばよかったと思っています。

その他にもMac使いなので「買い」な理由はどんどん出てきます。

それでも悩んだのは、買うまでに見たYouTubeのレビューにやたらと登場する他のVR機器の存在。Apple VisionProはAR機器だと思いますがそれでも求めていた機能はそのVR機器にも大抵あって値段は10分の1…。
VisionProはそのVR機器より圧倒的に解像度が良いと評価されているものの、
パススルーに違和感が拭えなかった私にとって悩めるものでした。
特に解像度の違いって重要ではありますが進歩は早そうなので、これが例えば「映像で見た所にワープできるゴーグルです」とかなら先進的すぎて他社がすぐ追いつく感じしませんが、解像度ならすぐ同じレベルの安価な商品が出そう…と感じてしまうので買うのに悩んでしまいました。

VRとARの真価の違いについて私は語れるほどではないので、そのコンセプトの違いもおそらく履き違えていると思いますが、結局使う身としてはやりたい事ができれば良いし、何にお金を出しているのか?なわけで、現実との融合部分に「お金を出している」としたら、その点ではApple VisionProの重さやバッテリーの持ちは普段使いには厳しいので、ARではなくVR機器に走るのもありかなと思ってしまいました。

とにかく数年待てば進化する上安くなる、という気持ちが常に葛藤を引き起こしていました。

買ってしまった話

結局AR機器としてモヤッとしていたものの、気づいたらVisionProのことばかり考えていました。(笑
レビュー見すぎて疲れて寝るが数日続き、この時間の無駄の方が散財だとか、高額なものでも楽しみ倒して自分の中の価値を積み上げればいいだろうと都合のよい思考をめぐらせまくります。

気掛かりだった数年待てば進化&安くなるという点も、よく考えると今までApple製品で思い通りに進化したことがあっただろうか。もちろんあったはあったけど意外とまだそこは進化しないのか…ということは多かったので後継機が出てもそんなすぐ買い替えたくならないだろう。大丈夫、大丈夫と言い聞かせる作業。

気になっているパススルーはそもそも重さの面でも健康面でも Vision Proをはずす時間は必要だから、今のところ多少気になる程度であれば必要十分な性能と考えました。
逆に安価なVR機器を選択しない理由は、そもそもApple vision Proが出る前はちょっと欲しいな程度だったので「Apple Vision Proを買わないからVR機器を買う」というのもおかしいし、Apple Vision Proを買うか買わないか、の選択肢に戻した感じです。特にApple Vision Proのイマーシブビデオと同等の没入感がなければ比べても仕方ないかなと。

そこでその没入映像にこれだけのお金をかけれるかという点は、興味のあるイマーシブ映像が配信されていたから「かけれる」なのですが、そうでなければ難しかったかもしれません。
作業環境も没入背景にできますが、これも集中力を高めたかったので大きな理由となりました。

何よりまだ色々気になる点はあるもののわくわくと…あれしてみたいこれしてみたいがすごく浮かんでくるんですよね。
そして最大の難関「家族への理解」は、私の場合同居の家族がいないから突破。Apple vision Proは家族の時間につけておくものではまだまだないかなと思うので、その点では買いやすかったです。

買うと決めたら行動は早く、楽天でAppleギフトカード等買ってポイントつけつつチャージ。でもこれにはポイントや購入上限があるので1日でチャージできず辛かったです。
別のチャージも考えたのですが高額なだけにポイントが大事と我慢。本当に一年間を通して様々なキャンペーンに向けて少しずつギフトカード等買っておかないと損しますね。

次はVision Proでこんなのあったらいいなの話をしたいと思います。


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