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【看護学生】新入生が今やったほうがいいこと

男性産業保健師の鳩ぽっぽです。
4月ということで、看護学生の新入生に向けて書いていこうと思います。

看護学校と一般大学との違い

新入生の皆さんはそろそろ勘づいてきたかもしれませんが、看護学校と一般大学は全く異なります。
特に看護専門学校は別格で、世界線が違うと言っても過言ではありません。
具体的に何が違うかを挙げていきますと…
・必修科目がほとんど
・教員が厳しい(ことが多い)
・看護実習が過酷
・体調を崩す人が多い
・長期休みが少ない
・留年者が結構いる

などなど、まだまだありますが、このくらいにしておきます。
要は、厳しい、ということです。
そんな辛苦を伴う学生生活ですが、全員がずっとそうというわけではありません。
1年生の時から準備をしていればそこまで辛くないものもありますし、逆に1年生の時からやらなくてもいいこともあります。

解剖生理学の勉強

1年生の最初にして最大の鬼門は解剖生理学です。
内容としては、人体の構造や機能についてなのですが、覚えることが多い、単語が難しい、繋がりが分からない等、多くの人がその辛さを体感してきました。
しかし、この分野は今後の勉強には必須で、これができるのとできないのとでは楽さが段違いです。
仮に他の分野ができなくても、1年生のときに解剖生理学ができていれば、看護学生生活は十分乗り越えられると思います。
今、何を頑張ればいいか?と思ったら、まず解剖生理学をやりましょう。

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クラスメイトとの人間関係

大事です。他の大学とは比にならないくらい大事です。看護大学でも大事です。
看護学校において、クラスメイトとの協力作業は無尽蔵にあります。
テスト前の勉強、ケアの演習、グループディスカッション、グループワーク、実習、カンファレンス、国試勉強などなど…
個人プレイよりも圧倒的にチームプレイの学校生活のため、人間関係が死ぬと必然的に学校生活も死にます。
「私は1人でも生きていける!」
と思っている方以外は1人でもいいので友達つくりましょう。

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看護について考えすぎない

看護について1年生から考えさせる学校がほとんどですが、正直、考えすぎると自分が壊れる可能性があります。
当然のことなのですが看護とは、少し考えて「看護とはこれだ!」と分かるような性質のものではありません。(仮に正しいこと、看護師と同じことを言っても、教員がそれを許しません。)
自分はそれがずっと分からずに、焦りやイライラ感、無力感を感じてしまい、しまいには「看護わからん」となって学校を辞めようとしました。
1年生のうちはモチベーションが高く、「看護とは何か…」と真面目に考える人が多いです。しかし、あまりにもその答えを求めすぎて考えすぎてしまうと、わからない自分が許せなくなったり、自分は看護向いてないと感じたりすることがあるかもしれません。
1年生の間は、「なんとなくこんなもんかなぁ」くらいで僥倖です。

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遊び

最後に重要なことを言います。

遊びましょう

1年生のうちから看護学校はやることがたくさんありますが、それでも1番やることが少ない時期でもあります。
2年、3年と学年が上がると、長期休暇の前後に実習があったり、研究が入ってきたり、国試勉強をしなくてはいけなかったり、とまとまった時間が取れなくなってきます。
社会人になってから思うことは、長い時間をかけて何かをすることが難しい、ということです。
旅行然り、飲み会然り、ゲーム然り…
恐らく最も時間を取れるタイミングで自分がやってみたいことをやれる最後のチャンスです。
1年生のうちに自分が時間をかけてやりたいことの優先順位を考え、それを可能な限り実現しましょう。
ただ、残念ながら、現在は新型コロナウイルス感染症が蔓延しており、外へ向けての活動が制限されています。
感染対策や自粛をしながらできることを考えて、1年生という時間を十分に楽しんでください。

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まとめ

今回は看護学校新入生が1年生のうちにやったほうがいいこと、しなくてもいいことをまとめました。
・解剖生理学の勉強を頑張る
・人間関係を良好に
・看護のことを考えすぎない
・遊ぼう

現在は新型コロナウイルス感染症もあり、様々な変化を余儀なくされています。
自分の1年生だったときとも状況は全く異なります。
ただ、これが今後の一つの参考になれば幸いです。
大学生、専門学生という時期を少しでも楽しんで過ごしましょう!

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