80W

中学生男子の母。転勤族家庭です。

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最近の記事

答えがある問い

俺、勉強は別に嫌いじゃない。 分からへんくなった時にパニックになるのが辛いだけやねん。 なんで皆んなが普通に出来る事が、俺には出来へんの? なんでこんな風に生んだの? ごめんね。としか言えなかった。 だって、ハト(仮名)が苦しんでることは、私が子供の時苦しんでたことと同じだから。 2人で泣きながら続けたテスト勉強。 期末テストが終わった。 5教科の総合点数は目標を少し上回った。 でも点数よりも、ハトに笑顔が戻ったことが何より嬉しい。

    • 根が張り幹が伸びて枝が茂る

      息子は勉強が嫌いだった。小学1年の頃に九九を覚える練習がめちゃくちゃ苦痛だった様で、すぐに算数に躓いた。漢字の書き取りを終わらせるのに、何時間もかかり、学校で勉強してなぜ家でまで勉強しなくちゃいけないんだ!とお得意の屁理屈を捏ね出した。 しかしながら、私が小学生だった頃より明らかに宿題が多いなとは思った。週休2日制のせいだろうか。ほとほと疲れた私は、宿題は学校の先生との約束なんだ。約束は守ろうね。と、なんとも心許ない宿題をする理由で説得していた。 息子の学年は学校外でも有名な

      • 長くて短い夏休み

        息子が6月の記録会前後から腰が痛いと言い出した。 試合が続いたから、疲れとか筋肉痛の様なものかと思い、湿布薬を貼って対処していた。 痛いと言うものの、部活もスクールも自主練も1日と休む事がなかったし、大丈夫だろうと楽観視して7月になった。 部活もスクールも休みの日に、いつもの様に、最寄りの競技場に自主練に行くと、スクールのコーチ達が自主練していた。一緒にスタブロ練習をしたりして息子は嬉しそうだった。 コーチに挨拶して、少しお話しし、最近息子が腰痛を訴えていることも話すと、す

        • 置いてけぼり

          息子が小さい頃、家の中で一緒に出来る遊びは色々あったが、クラシエの知育菓子には本当にお世話になった。初めての知育菓子は明治の手作りアポロ。確かきのこの山とのコラボバージョンだったと記憶している。 大人のやっていることに興味を持ったら、危ないこと以外はどんどんやらせていた。拭き掃除だとか、ミシンで縫い物とか、餃子包んだり、ハムを切ったりの簡単な料理だとか。息子は特に料理には興味津々だったので、知育菓子は作るのも食べるのもとても楽しそうだった。 それまで全く気にしていなかったが

        答えがある問い

          名札

          息子が中学生になった。5年6年は不登校気味だったけど、部活が始まり好きな陸上が思い切り出来る場所となった学校は嫌な場所ではなくなった様だ。 6年生の1年間で身長は10センチ以上伸びて、いつの間にやら追い越されていた。制服のブレザーを着て迎えた入学式。友達との記念写真を見た私の友人は、ハト君(仮名)だけ高校生みたいやなって驚いていた。身長が飛び抜けて高かったからだ。 そう言えばハトは行く場所行く場所で、落ち着いた大人っぽい子供さんですねと言われた。しっかりしてますねとも言わ

          サイズ

          息子に靴のサイズを抜かされた。 私は23cm。息子は先日23.5cmがきつくなり、24センチのスニーカーを新調した。 長靴が嫌いだからと、店員さんに相談して探した防水のしっかりしたトレッキング用の23.5cmのスニーカーは2回しか履かずに、私がおフルを頂くことになった。 洋服は先日ユニクロでパーカーを探したら、メンズのSが彼のベストなフィット感で、ズボン以外は大人と同じ売り場で問題なくなった。 もともと私は背が低くく、体型も中肉。昨年の夏はサロペットを子供服コーナーで購入し

          サイズ

          夏休み

          例年より短い夏休みが終わった。夏休み最終日に息子は自由研究の工作を作り終え、あー夏がおわったな。と感じた。 暦の上ではもう秋だし、夕方6時を過ぎると空が暗くなりはじめ、今は7時には夜がのんびり腰をおろしている。昼間の気温はまだまだ35度超えの猛暑日続きだけど、朝6時半の日差しは柔らかくなっている気がする。 夏休みが大好きだった。子供は皆んなそうなのだろうけど、私も夏休みが大好きだった。季節も夏が1番大好きだった。私が子供の頃は夏休みは7月25日から8月31日までだった。

          夏休み

          猫と一緒

          猫の茶々丸の方が早く生まれているのだけど、茶々丸に話しかける時は息子のことをお兄ちゃんだと言っている。兄弟のいない息子にとって、お兄ちゃんと呼ばれることはどんな気持ちになるのだろう。 「俺の方が年下だけどな(`・ω・´)」 そう言いつつも、まんざらでもない様子。 #育児 #子育て #猫 

          猫と一緒

          猫のいる毎日

          猫の茶々丸が我が家に来て4週間経った。ずいぶん慣れてきて、頭を擦り付けてきたりもするし、息子お手製のトンネルから出て私達と一緒にリビングで過ごす時間も増えた。 一人になりたい時は、必ずトンネルに入る。眠る時も同様。彼にとって一番落ち着く場所のようで、何人たりともこのテリトリーへの侵入は許されない。指一本入れただけでも、容赦なく彼の制裁の猫パンチを見舞われる。 今朝、宅配便が届き、荷物を受け取って玄関から戻ると、茶々丸はこんな状態だった。 おわかりいただけただろうか。

          猫のいる毎日

          好き嫌い

          小学3年生の息子は食べられない食材や料理がまだまだある。1番好きなメニューは、焼き肉。肉に白メシは正義だと思っている。そこに海苔があればタレのついた白メシを包んで頂く。 逆に嫌いなのは、ネギ類、エノキ以外のキノコ類、レタスほうれん草キャベツ以外の葉物野菜、イモ類以外の根菜は素揚げかキンピラにしないと無理。焼き魚は好きだけど煮魚はアウト。あげたらキリがない。なのに、納豆やブルーチーズというクセの強いものが大好き。納豆はタレをかけて2、3回混ぜたのが彼のベストタイミングで、ご飯

          好き嫌い

          自己紹介

          80wです。 転勤族の夫、小学生の息子、猫とくらしています。 好きなものは、たくさんあります。 飲食物にフォーカスしたら、麺類全般、魚、生ハムとかローストビーフ、果物(生も乾燥も)、ナッツ、お酒、コーヒー紅茶。書ききれません。食べるのも飲むのも大好き。家族や友達が一緒ならなお楽しい。 好きな場所は、今住んでる土地、大阪、神戸、総武中央線沿線の町、金沢、故郷。 本が好きです。マンガも小説もエッセイも雑誌も。今の一押しマンガは、大山田さんの、ボクのマレーグマ。 もとカ

          自己紹介

          猫のいる生活

          保護施設から猫を引き取った。推定10歳くらいの茶トラのオスネコ。里親募集のサイトで写真を見て一目惚れした。 猫を迎えるのは私が小学生だった頃以来のこと。自然に囲まれた一軒家の実家で、屋内屋外への行き来は自由な猫たちは気ままに暮らしていた。しかし現在は住宅事情が違う。迎えるために必要なものを調べた。インターネットは便利だ。猫と検索すれば猫に関するありとあらゆる情報を得られる。猫好きの友達にもご指導を仰ぐ。 なんだかんだと熟考のすえ、うちの条件と情報の折り合いをつけて、購入し

          猫のいる生活

          ごっこ遊び

          思えば息子は未就園児の頃からコスプレが大好きだった。マイケルジャクソンに憧れて、黒いジャケットと白いワイシャツや、中折れ帽やネクタイを欲しがり、あのキラキラの手袋を子供用軍手で代用し、靴下は白がマストで、サイズのまだ合わない黒いローファーを履いてご満悦だった。 クイックルワイパーをマイクスタンドに見立て、お菓子の入っていたマイク型の容器を握り、手足をふりふり、ライブDVDを流しながらビリージーンやスムースクリミナルやBlack&Whiteを宇宙語で口ずさんで、あの爪先立ちを

          ごっこ遊び

          前世記憶

          よく育児掲示板などで話題になる前世記憶。幼児には生まれ変わる前の記憶が残っているという。 私も息子が2〜3歳くらいの時に彼に質問してみた。あれは確か入浴中だったと思う。 「ハト(仮名)は、前はどこにいたの?」 彼は考え込むそぶりもなく、お湯で遊びながら答えた。 「ハトちゃんは淡路島で生活してたんですよ。」 突然の地名に面食らいながらさらに問うてみた。 「淡路島?淡路島で家族で生活していたの?」 彼は首を横に振って、 「ううん、仲間と。男の仲間何人かと。」 「

          前世記憶