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ぐるグル#3 子育て×政治を考えてみようの会(9/10開催)

開催日 2020年9月10日(木)10:00~11:40
テーマ 「子育て×政治を考えてみようの会」
ご参加いただいた人数 10名(うち主催2名)
開催場所 オンライン(Zoom)
企画 諏訪・山本友貴(はちマルカレッジ)

会の流れ

・趣旨説明(はちマルカレッジ、ぐるグルについて)
・自己紹介(お住まいの地域、お子さんの年齢、参加した理由、子育て✕政治で気になっていること)
・フリートーク
・最後にひとこと

こんなこと話しました!

今回は東京都、神奈川県、長野県、岐阜県と色々な地域の方がご参加くださいました。テーマに加えて、平日の昼間という時間帯もあったためか、全員、乳児〜小学生のお子さんがいらっしゃる女性の参加となりました。

自己紹介の段階で、子育てと政治というテーマで考える時のキーワードとなりそうなものがどんどんと挙がってきました。
学校という行政の枠組みの中で個性のある子どもたちを育てる難しさ。感染予防という観点から見た学校制度の課題。繋がりの強い地域の中だからこその市民活動のあり方。結婚制度の中にある男性優位的な思想の存在。自分の中にある政治への無力感。

フリートークでは、学校との関わりの中で、校長先生と交渉したり教育委員会に意見を届けるということをやっていく中で、学校側や行政側の苦しさも見えてくるという話から始まり、一律平等を目指す行政のあり方と、一律平等ではない子育てとの間に、どうしてもずれが見えてきやすいのではないかということ。
一人ひとりがその子らしくあれるようにと目指すことも、人員的な課題も見え、また現状として親がその調整を担っていく難しさもあること。そして、そもそも関わる行政や地域や家庭の大人も、一人ひとりが息苦しさを感じないでいられるということから始まっていくのではないかということ。
自分がどうしていきたいのか?ということを選ぶ力をつけていくことの大切さ。さらには、個人としてがんばることと、社会にはたらきかけていくことのバランスのとり方について。様々な政治への声の届け方があり使い分けていくということ。
そして、無自覚の加害性に自覚的になっていくことの大切さや、知らず知らずに枠にはめられている自分に気が付いていくこと、など。
…深い。深いです。

機械ではない人間が、良さを活かして生きていくには。
諦めてしまっている部分に光をあてていくには。
今すぐには難しくても、少しずつ、子どもも大人も楽しく子育てができる社会にしていきたいね、という雰囲気でお開きとなりました。

ご参加くださった方々皆さんそれぞれ魅力的で、出会うべきときに出会うべき人が繋がると何か起きるんじゃないか!という何とも言えないワクワクが弾けそうな会でした!

これからのこと

子育て×政治のテーマで話してみると、一人ひとりがそれぞれの政治との出会い方をしていることがわかり、その多様さがとてもおもしろかったです。
その点からも、改めて子育ては社会あってのことなんだと、実感させてもらいました。このテーマについては、今後も何度も回を重ねて、どんどんと話していきたいです!

また、平日日中だけではなくて、土日や夜などにも開催してみたいなと思いました。このテーマを通して、たくさんの方と出会えることが楽しみです!


ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。またどこかでお話しできること、楽しみにしております。

(文責:諏訪、山本友貴)

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