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介護疲れが溜まってきて月曜日が辛い

毎週、日曜日に実家に行く。半日からほぼ一日中。

お土産や必要なもの買って。
孫(子供)連れてお昼ご飯を食べて。
ヘルパーさんたちからの要望メモを確認して即座にAmazonで買い物をして。
最近気がついた事で必要な買い物やら訪問される皆さんへのお願い事項を手書きで紙で書いて、貼って、母にも何度も説明して。
ヘルパーさんでは対応しきれない家事をやって。
スケジュールをカレンダーを書いて、母にも何度も説明して。

その合間に、4歳児の子供が「ママーママ!遊ぼうよーーー!」とどすこいくるのを相手をしながら、母が同時並行でしゃべってきてるのを、聞いて。

別室で子供の相手をしてると、5分置きに母に呼び出されてすぐに行かないと「何をお願いしようとしたか分からくなった」と、それが何度も続いて呼び出される。

母と話し始めると、昔の話のリピート。それならいいんだが、少しでも自分の思い通りにならないと愚痴と不満を永遠に吐き出して来る。
ヘルパーさんはまるで自分の女中かかなり気の利く家政婦レベルで期待して、思い通りにならないと不穏めいた不満を一生懸命に私に訴える。

そうだよね、辛いんだよね。ストレスなんだよね。病気をかかえて、ベッドから歩けなくて、自分でコントロールができない身体になってきて、それでいて一日何時間もいろんなヘルパーさんや、看護師さんやらきて。

母にとってメリット・ベネフィットを感じられる人は、息子と娘と孫。それ以外は医者(男性)とマッサージ師(男性)だけ。鼻っから「オンナはだからダメだ」と。ヘルパーさんに至っては、気の合う人と社員以外はすべて見下し。

というトーンが透けて見えるdisりの不満と不穏を、この終日聞くわけで。

これでもまだ不穏が落ち着いたようになったが、ちょっとのことで不満をぶちまけてくるので、いつ発火するかわからない爆弾のそばでめちゃくちゃ気を使いながら、終日滞在してる。

この2年間、毎週末そんなことばっかり。自分の時間はおろか、子供との時間もない。家族三人でのんびり、なんて程遠い。

じゃあ、週末スキップして実家に行かないと「次はいつ来る?来ないのか?いつ来るのか?」と鬼電。ヘルパーさんも「寂しそうですよ」とたたみかけてくる。

そんなこと言われてたら、行かないと決断する方が苦しいし面倒だからいく。行きたくないのに、行く。

もう明日死んでるかもしれない。でももう行きたくないのに行って疲れて気絶するように夜寝る。罪悪感や、疲労感や、ストレスや、母を失うことへの寂しさに耐えきれなくなる感情を超えて、もはや「つかれた」の4文字しか出てこなくなる。

すると、月曜日に何が起きるか。

「仕事が手につかなくなるほど、心身ともに疲弊してる」

そして、冒頭の「介護疲れが溜まって月曜日が辛い」。

またバーンアウト一歩手前なので、もう何も考えずにとにかく体力温存するために寝ます。