見出し画像

エンジニアパパの育児・育脳日記〜1ヶ月目〜

埼玉県に住んでいる34歳のWebエンジニアです。
基本的にフルリモートで働いて、育児家事は結構得意です。
妻は33歳で、長女は6歳。
このたび二人目の娘を授かりました。

「パパは脳研究者~子どもを育てる脳科学~」を読んで

全然仕事には関係ないんですが、池谷裕二さんの「パパは脳研究者〜子どもを育てる脳科学〜」という本を読んで、赤ちゃんの脳の発達の仕方がめっちゃくちゃわかりやすく、とても面白く書いてあって感銘を受け、自分も日々の記録をしてみたいなと思って、このnoteを書いてみてます。
この本では一ヶ月ごとに育児の気づきが書いてあるので、それにならって一ヶ月単位で気づきをまとめていこうかなと思います。

一ヶ月前倒しのリリース👶!?

予定日の一ヶ月前の検診で、「この調子だったら、予定日まで産まれてこないと思いますよ!」と言われて安心していたのも束の間。その翌日に産まれました😅

悠長に構えていたので、赤ちゃんを迎え入れる準備が全然できてなかったのもありましたが、一ヶ月も早く産まれてきてしまってかなり心配でした。
幸いにも体重は2700gほどあり、検査のため数時間保育器で過ごしましたが、すぐに出てこれました。
ですが、長女に比べて足や腕がとても細く、なんだか涙が出そうになりました。

手の使い方がわからない👋

赤ちゃんはまだ手の使い方がわからないようで、顔を引っ掻いてしまって赤い跡がいくつも着きます。
予防に赤ちゃん用のミトンも準備しましたが、すぐ脱げちゃいます。

ですが、半日もしないうちに顔の傷は消えていて、生命力に驚きます。

オキシトシンドバドバ

オキシトシンは出産のときに大量に分泌されます。子宮を収縮させるホルモンで、陣痛促進剤としても広く知られています。
一方、オキシトシンは子宮だけでなく、脳にも作用します。
相手を絶対的に信じ、愛情を注ぐためのホルモンでもあります。

パパは脳研究者 ~子どもを育てる脳科学~

出産の際に、お母さんの体には「オキシトシン」というホルモンが大量に出るそうです。
ママがあかちゃんを愛おしく思う気持ちは、オキシトシンに支えられている面もあるのですね。
生命の仕組みってすごいなぁ。。。

愛情ホルモンの別の面

オキシトシンには意外な作用もあります。他者に対して「排他的になる」ことです。
オキシトシンが分泌されると、仲のよい人とはより強い信頼関係を結ぶようになりますが、そうでない人に対してはより疎遠になり、しばしば攻撃的になります。

パパは脳研究者 ~子どもを育てる脳科学~

「愛の反対は無関心」なんて言葉もありますけど、
脳科学的には「愛の反対は憎」ってことなんでしょうかね。
パパとしては細心の注意を払いたいところです。

しかし、エンジニア的には「生命、マジでよくできてる(語彙力)」と感心する他ないですね。

「たくさん愛情を注ぐ」と「攻撃性を高める」を両立させるなんて、
ブレーキとアクセルを同時に踏むようなものでは!?😲

どうしてこんな仕組みに?

子育てをしている動物は警戒心が強く、近づくものを攻撃します。

パパは脳研究者 ~子どもを育てる脳科学~

人間の体はだいたい一万年くらい体の仕組みが進化してないらしく、一万年前っていうと大半の人間が狩りをしたりきのみを拾ったりして暮らしてた頃のようです。

となると、やっぱり肉食獣に食べられる赤ちゃんも多かったんでしょうね。
なので、赤ちゃんに対しては「愛情を注ぎ」、捕食者たちに対しては「攻撃性を高める」という仕組みは赤ちゃんを守ってくれていたんじゃないですかね。

そういう人間が生き残りやすかった、という説明はなんだかとてもしっくりきます。
でも、そうすると常時オキシトシンドバドバの方が生存に有利だったりしないのかな?🤔ホルモン作るにもエネルギーが必要だからコスパの問題なんでしょうかね。

注)オキシトシンの話は、全員かならずそうなる。という類のものではなく、個人差があります。

人間は「飲む」と「呼吸」を同時にできない

赤ちゃんはおっぱいを飲みながら、呼吸ができます。これは当たり前のことではありません。ヒトとしては驚異的なことです。
なぜなら、大人はストローでジュースを飲んでいる間は、呼吸ができないからです。

パパは脳研究者 ~子どもを育てる脳科学~

これ読んで、「マジで???」と思って、よくよく娘を観察してみると、本当に「おっぱいを飲む」と「呼吸をする」を同時にやっていてびっくりしました。
たしかに、大人はこれできないですね。それもびっくりです。

本によると、だいたい生後3〜4ヶ月くらいに、声を出すために喉の構造が変わり、その影響でこの機能は無くなるそうです。
これが見れるうちに知れて、本当によかった。

しかし、よく映画とか漫画で「動物が人間の言葉を喋る」みたいなのがあって「すごく賢いから人間の言葉を喋れる」という理由付けをされてますが、
「喋る」という行為には、知性というソフトウェアだけじゃなくて、喉の構造というハードウェアも必要なんですねぇ。
まぁPCでいくら作曲しても、スピーカーないと音楽は鳴らないですもんね。

以上、0~1ヶ月の話でした!

また来月!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?