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新卒3ヶ月で仕事を辞めた私が再就職にあたって考えていること

note書くのめちゃくちゃ久しぶりですね。ピロ子です。

Twitterを見てる人ならご存知だと思うのですが、私は今年の3月に大学を卒業し、新卒で某塾の事務として就職したのですが、3ヶ月で辞めてしまいました。そして今はありえないくらい楽なアルバイト(1日の売り上げが0とかザラにある)をしながら次の職を探しています。

この一連の流れでいろいろ考えていることがあり、私の頭の中を整理するためにも(?)このnoteを書いています。

ちょっと長くなりそうですが読んでくれたらうれしいです。


そもそもなぜ仕事を辞めたのか

この話をするとなるとかなり前の時期まで遡らなければならないのですが、私は大学4年生で就活をしているころ、アナウンサーを目指していました。(大学の学部は教育学部なのにね)

なぜアナウンサーを目指していたかというと、目立ちたかったからです。あと、楽しそうだったから

もちろん就活中はそんな理由じゃなくてもっと正当な理由を考えてエントリーシートに書いたり面接したりしていたんですけどね。

大変だということは分かっていたんですけど、オフィスの中でずーーーーっと仕事をして、頭の堅い部長のパワハラ的発言に耐えながら仕事をするようなOLになりたくなかったからです。(マジの偏見)だから東京の大企業で働くとかは全く選択肢にありませんでした。

歌が好きなので歌手とか、声優好きなので声優とか(もちろん簡単になれるものではないとは分かっているが)も考えていたのですが、そんなの親に認めてもらえないと思っていて、目立てて親に認めてもらえる職と考えたらアナウンサーだ!と思い目指していました。今だから言えるが、だから特別アナウンサーがやりたいって訳でもなくて、熱意もそこまでなかったのです。

で、やっぱりテレビ局、特にアナウンサーはめちゃくちゃ人気な上に数名しか採用しないので、10局ほどエントリーシートを提出したがほとんど書類選考で落ち、一番進んだところで1次面接までしかいけませんでした。

テレビ局しか受けていなかったので、全部落ちてから他の企業を探し始めました。

就活したことある人はわかると思うのですが、ある時期(5〜6月?)を過ぎるとマイナビやリクナビの求人が少なくなってくるんですよ。

だから、テレビ局全落ちのあとに探してもそこまで良いところはなくて、とりあえず銀行の二次募集や、名前を聞いたことのある企業に何社か応募しました。しかしその数社も最終選考まではいくが内定がもらえず…という結果に終わりました。

そしてその後、「せっかく大学が教育学部なんだし、教育系も受けるか…」ということで塾を何社か受け、某塾の事務職に採用されました。

父は就職浪人をしてアナウンサーに挑戦した方が良いのでは?と言っていたが、就活をまだ続ける元気がなかったので、「もうそこでいいや!どうせ結婚してやめるし!(予定なし)」と投げやりな感じでそこに就職することを決めました。その時の自分を叱ってやりたいですね。マジで。


就職先には、正社員として就職するのは今年の4月でしたが、仕事に慣れるため、そして、事務職は基本校舎に1人なので引き継ぎをするために、去年の10月ごろからアルバイトとして働き始めました。

アルバイトとして働いているときはマジで何すれば良いか分からないのに何も仕事を与えられない時間があって受付に突っ立っとくことが多くて本当に嫌でした。あと何も分からないのに電話に出ろと言われていたのも嫌でしたね。

まあそんなこんなでバイト期間では基本的な仕事の内容を学んで、何となく終わりました。

そして正社員として入社、最初の頃はただただ週5で働くのが苦痛だったくらいで、元々いた事務の先輩が仕事を教えてくれるし、絶対に定時で帰してもらえるし、子ども達はかわいいし、電話以外はまあそこまで嫌という感じはなかったので大丈夫でした。

問題はゴールデンウィーク明けからです。

元々いた先輩が別の校舎に移り、事務職が私1人になってしまいました。先輩がいなくなったということは、事務1人かつ社員の女1人になってしまったということです。

4月の入社式は講師職だけが集まり、事務職はオンラインでの参加だったため、他の校舎で働く同期にも会ったことがなく、かなり孤独を感じることが多くなりました。

そして仕事の内容も、今までは分からなければすぐ隣にいる先輩に聞けば解決できたが、私1人になって、講師職の上司達は全員授業に行っていて職員室にマジで私1人の時間があって、その間に電話で全然知らないことを聞かれ、バイト達からやることがないかと聞かれ、子どもたちは受付周りで暴れ…と1人じゃ全く対応できない状況になることが多くなったのです。

そしてもう一つの最大の問題は、理不尽にキレてくる上司の存在です。

具体的な内容を書くとバレてしまいそうで怖いので書かないのですが、完全に私が悪くないことで何回も怒鳴られ、職場で泣いてしまったこともありました(謎にプライドが高いのでトイレで誰にも見られないように泣いた)。


やめると決める前に、人事と話す機会があったので、これらのことを相談してみたのですが、孤独を感じるという問題に関しては、オンラインで同期で話せる機会を作りたい、と言われ、苦手な上司については、うまくかわす方法を前いた先輩に相談してみよう、ということで終わりました。

私は怒鳴られたときにうまくかわすとかが全くできない人間なので、先輩がどう対応していたかとかを聞いても何の解決にもなりませんでした。


それと同時に、仕事に行きたくないストレスから、毎日仕事に行く前は強い腹痛と吐き気に襲われ、どんどん体調が悪くなっていきました。休みの日も、大好きだったゲームしても楽しくないし、長くものに集中できないから、簡単なパズルゲームをしたり、15分以内の動画をみるくらいしかできませんでした。(友人と遊ぶとかは普通にできたんだけどなあ)


そんなこんなで、6月前半の職場で泣いた次の日に塾長(めっちゃ良い人)に泣きながらもう無理ですって言ったら、6月いっぱいで辞めれることになり、3ヶ月で辞めたという事実ができあがりました。


この仕事を辞めたことは今でも全く後悔していません。


その後の進路

実は前の仕事をしている間にヤングハローワークに行ったり、転職活動を始めていたのですが、全く次の仕事は決まりませんでした。

そのため、仕事を辞めた後は無収入はさすがにヤバいので、アルバイトをしながら次の仕事を探す、という道を選択しました。


かなりたくさんの転職サイトに登録し、毎日張り付くようにいい職を探していたのですが、マジで全然良い求人がない。

「年間休日120日以上」「土日祝休み」だけは譲れないのですが、この条件を入れるとどの転職サイトでも派遣の会社ばっかり出てくる。派遣の会社は除く検索ができるようにすれば良いのに。(ハローワークの求人検索はできるぞ!)

というか、特にやりたいことはないのに楽しい(≠楽な)仕事をしたいっていうのが難しいんだよ。


新しい職に就きやすくするため、簿記3級の勉強を始めましたがなかなか続かず(面白くないので)、思い付きでホームページ制作の勉強を始めました。

ホームページ制作は大学の情報の授業で少しやったことがあり、楽しかった覚えがあるので、そしてIT系の仕事に就ければかっこいいので、なんとなく勉強し始めました。

そんなこんなで一応htmlとcssは一通りわかるようになったので、実務未経験でも就職できるIT系の企業を探し始めました。


良い感じの規模のIT系の企業を数社受けましたが、完全に素人だし、そこまで熱意を感じられないし(多分)、どこも不採用でした。


先日の面接の話

先日、小さいIT系企業の契約社員の面接をして、結果待ちという状況です。

その面接はなんと1時間半もかかり、かなり長くなってしまいました。

何の話をしていたかというと、「私が続けられるか」という話です。

これはもうこれから就職活動をしていく上で必ずと言って良いほど聞かれることなんですけど、「何で仕事を3ヶ月でやめたの?」と聞かれました。

本当は前の職場を悪く言うような理由では良くないのですが、私は正直に「孤独だった、分からなくても聞けなかった」「理不尽に怒る上司がいた」ということを伝えました。

私はそれまで、完全に私は悪くないし被害者だ、これで辞めるのはしょうがないことなんだ、という意識でいたのですが、面接官は「いやいや、俺らが若い頃は〜…」などと話し始めたので私は「ウワーまた始まったよおじさん特有の…」と思いながら話を聞いていました。

でもなんか話を聞いていると思ってた以上に正しい話をしている感じがしました。

長くなるのでまとめると、

・もちろん1人の時間がありいろいろ聞けない時間もあったかもしれないが、全く聞けなかったわけではない。ずっといないわけじゃないし、こっちから上司をつかまえて聞けばよかったのでは?

・理不尽に怒られたのはたしかに理不尽で納得いかないかもしれないが、どの仕事に就いても理不尽な人に出会うことはかなりある。うちに就職しても理不尽なお客さんがかなりいるがお金をもらっている以上耐えなければならない。それは大丈夫なのか?

・IT系の具体的に何をやりたいか、目標がはっきりしていないから途中で諦めてしまう可能性があるよ。この業界はかなり大変だよ。

・学がありかなり真面目で頑固(これはマジでそう)なので、ちゃんとするとは思うが言われたことを吸収できないのでは?

という話でした。

いやもう言われたこと全て正しいと思ってしまいました。たしかにそうなんですよ。

「私は完全に悪くないのに理不尽にキレられた」というのは事実ではあるが、そう考えてしまうとそこで思考が停止してしまい、前に進むことができなくなるんですよ。理不尽をどう打開するか考えることで人は成長できるのだと思います。


とはいえ、冒頭でも述べた通り、前職は辞めて正解だったとまだ思っています。

3ヶ月で辞めたという事実はもう変えることができないのでどうすることもできないけど、これからどうするか?というのはまだ何度でも考えられるし、どうすることもできます。

この面接をした会社の方は、また私が仕事がつらくて辞めると、職歴に早期離職が追加されてしまい、どんどん再就職しづらくなっていくことを心配して、採用をどうするか考えている様子でした(もちろん自社の損得も考えてはいるが)。

「どうする?もっと考えてみる?」とは言われたがなんか勢いで「いや、大丈夫です」と言ってしまったため(これは私の悪いところですね)、とりあえずどうするか考えてまた連絡しますと言われました。

採用されたらもちろん頑張るしかないのですが、これで不採用だったとしてもこの面接を経たことでいろいろ考えることができたし、今までの自分の考えを改めることができたので無駄ではなかったと思います。


おわりに

何が言いたいかわからない長々とした文章になってしまいましたが、ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。

良いところに就職して成長していけるように頑張りたいと思います!




とはいえやっぱり

働きたくな〜〜〜〜い!!!!!!!

楽して稼ぎた〜〜〜〜い!!!!!!!


その考えは全く変わりませんでした。




おしまい


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