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バレーボールイタリアセリエA24/25|第9節ミラノ vs ペルージャ

2024年11月24日26時(日本時間)。バレーボール イタリアセリエA第9節 ミラノvsペルージャの試合が行われました。
ミラノと言えば石川選手が昨シーズンまで4期所属したチームで、現在は大塚達宣選手が所属するチーム。

今年石川選手とともにペルージャに移籍したロセル選手にとっても古巣との対決となります。

ということで楽しみにしていたミラノ戦!
25日の午前中にFODで配信観戦したので感想を残しておきます!


ミラノ vs ペルージャはペルージャの勝利!

ここまで無敗の8連勝できたペルージャ。第9節も勝利を収めて勝点3を獲得しました。
セットカウントは1-3。1セット目はミラノ、3セット目はミラノにセットポイントを取られながらデュースでの勝利で、結果を数字だけで見るのとはまた違った印象の試合でした。

ですが何はともあれ開幕9連勝!常勝軍団の名にふさわしい結果です。おめでとうございます!!

石川選手は3セット目にOPで出場?!

この日のスタメンは公式Xにアップされた通り。石川選手はベンチスタートなりました。ド素人の私の予想、外れたり……!!!
対するミラノも大塚選手はベンチからのスタートです。

さて、この日本人(が所属しているチームに同士の)対決。先にコートインしたのは大塚選手。カジスキー選手との交代で後衛での出場となりました。
ですがボールに触れる機会はなく、ワンポイント起用となりました。

石川選手は3セット目に途中出場。しかもOHではなくOPのポジションで登場です。OPのレフト打ちがなかなか決まらない状況で石川選手を投入。
なんとも贅沢な起用法。。。

ローテーションが1つ周ってもそのままコートに残り、OPのポジションにつく石川選手がとても新鮮でした。
結局この後相手のアタックに対してブロックに飛び、そういった意味ではボールに触れたものの、攻撃はせずにベンチにもどりました。
大塚選手と同様にワンポイント起用でした。

地元新聞(ですかね?)では日本人対決をかなり宣伝していた様子ですし、たしかツアーも組まれていたと思うのですが、石川選手と大塚選手のコートでの対決は見られませんでした。次回のお楽しみ、ということで。

どっちを応援すればいいのか?迷うっっ

昨年はセリエAの試合を見ておらず、NEWSやYoutubeでのハイライトのみでした。なのでミラノの試合をガッツリ見るのはこれが初めてですが、石川選手が所属していたチームということで応援していましたし、雰囲気が良くとても好きなチームです。

そして今日、はじめてミラノの試合をガッツリ見て
『このチーム、好きだなぁ
というのが正直な印象。

他のチームに比べて見知った顔があるということもその理由の一つだとは思うのですが、やっぱりピアッツァ監督とピアノキャプテンのつくる雰囲気というかチームがとても素敵だなって思いました。
みんなバレーボールをものすごく楽しんでいるように見えました。

今日はコート上に石川選手がいなかったこともあり(石川選手が出場していなかったからペルージャが負けてもいいという意味ではなく、両チームをフラットな気持ちで見られたという意味です)、途中ミラノを応援している自分に気付いたりもしました。

ですがやはりここはペルージャに勝ってもらわなければなりません!
ってことで、もちろん最終的にはペルージャを応援するし9連勝してうれしいですが、素晴らしいゲームだったのでミラノにも大きな拍手を送りたいです。

そして本日のMVPはサービスエースをこれでもかっっ!と獲りまくったプロトニツキ選手!大活躍でした。おめでとうございます!!

プロトニツキ選手もそうですが、セメニウク選手もエレーラ選手もジャネッリ選手もベンタラ選手も……というか、解説の福澤さん情報ではロセル以外全員ってことはルッソ選手も?サービスエースを獲っていたとのこと。
チームとしてだけではなく個の力も最大級のペルージャは本当に恐ろしいチームです。

追うチームと追われるチーム

ペルージャのように勝つことが当たり前というか、負けることが許されないチームのプレッシャーはとてつもなく大きいと思います。

先頭を走るチーム以外は先頭を追うチームになりますが、チャレンジャーの方が精神的には楽だろうし、楽しさもあるのかな?なんて感じた試合でした。

勝ち続けるって本当に厳しいしキツい。
その世界に飛び込んだ石川選手ってやっぱりすごいなと思うし、チームの中心という立ち位置を捨てて、ポジション争いに挑む挑戦者という立場になる覚悟と決意もなかなかできることじゃないなと思ったり。

でも石川選手的には誰のためでもなく自分がやりたいからこの道を選んだだけって感じなんだろうな。そんな風に思わせられるところも、私が石川選手のファンである理由の一つだと思います。

話しはちょっと逸れるし何度か書いたこともあると思うけど、私は石川選手のいい意味で自分ファーストなところがとても好き。「(自分以外の)○○のためにバレーをします」なんて絶対言わなそうなところがいい。

まずは「自分のため」ありきで、その結果他の人に勇気を与えたり、バレー界を盛り上げたりってことにつながると思いますという考え方がとても好きだし、そういう考え方だからこそこの10年間(というかバレーを始めてからここまでずっと)走り続けられてきたんだろうなと勝手に思っています。

話しは逸れちゃったけど追うチームと終われるチームの話に戻ると、私の勝手な理想なのだけど、まずは追われるチーム(ペルージャ)で石川選手の目標である優勝&MVP獲得を達成したあとは、追うチームに所属してそこでスクデット&MVPを獲ってほしいなぁなんてことを今日の試合を見ながら考えていました。
ただのファンの勝手な妄想です。

石川選手と大塚選手のコメント

こちらのYoutubeで石川選手がイタリア語で、大塚選手が英語でインタビューに答えています。
私はどちらもさっぱりわからないのですが、インタビューを紹介してくださっている記事がありました↓

意味が分かりました。ありがたい。

そしてSNS情報ですが、石川選手から大塚選手へのインタビューに切り替わる時。
インタビュアーさんも大塚選手も、石川選手が通訳してくれるのでは……?と期待しかけたときに、石川選手が「彼は英語が話せますよ!」って言ったそうです(笑)。
なるほど、その後の石川選手のいたずらっ子っぽい笑顔と大塚選手の「えぇ~ちょっと!!」的な表情のやり取りがなんかいいな。
こういった石川選手のベタベタに優しくないやさしさが好き(笑)。

ほかにもインタビュー後の2人の写真やピアッツア監督との写真などがSNSで色々流れていてほっこりしました。

そしてピアノキャプテン!!!

この2人、ほんと好き。ツヨシとピノだっけ?(でも個人的には石川選手はピノってよりマルコって感じ笑)
ピアノキャプテンは今年がラストイヤーになるとのことで、その話を聴いたときはショックでしたが、最高のシーズンを過ごしてほしいです。

次戦はモンツァ vs ペルージャ

今回のお知らせは古巣対決となるロセル選手でした

次は12月1日24:00からのモンツァ戦です。第9節が終ってペルージャは現在1位、モンツァは現在11位。次戦も勝点3での勝利を期待しています!

今回は試合をガッツリ楽しみながら、なおかつ色んな思いが頭を駆け巡った配信観戦でした。

石川選手の「世界一のプレーヤーになる」の目標がならなず叶うと信じて、これからも応援しています!

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