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【全文無料】"2024札幌CL マスター 21位" 逆風の中リザードンexデッキで勝てた理由 〜リザ使いで1位を取れた話〜 / 初note

割引あり

※※ 無料で公開している記事です。「変な記事だな」「役に立たないな」と思ったら「戻る」ボタンを押して退出してください。 ※※

はじめに

はじめまして。7thgameという名前でポケカやポケモンユナイト、ゲームのポケモン対戦を嗜んでいるただのポケモン好きの社会人です。

そんなのいいから、デッキレシピが知りたい方へ。
今回の記事は、以下の2本立てで書いてます。

「札幌CLでの対面や出来事の記事(本記事)」 
「ドラパルトにも勝てる、リザードンexデッキの構築と立ち回り」 

そのため、 デッキ構築や採用カード、回し方などを今すぐ知りたいという方は以下の記事を先にお読みください。 

▶デッキレシピと構築や立ち回り方の紹介はこちら

https://note.com/7thgame/n/nb73707a5b3de

本記事は札幌CLにフォーカスして、マッチングや大戦中に実際に起こった出来事、また私自身についての紹介などを踏まえながらなぜ今回の2024札幌CLでポケカ人生初の好成績を残せたのか自分なりの考察をしていきます。

目次


①自己紹介

改めまして、はじめまして。
ポケカやユナイト、ゲームを趣味で楽しんでいる社会人です。

今回【ポケモンカード 2024 札幌CL マスターリーグ "21位"】 という好成績を収められたことをきっかけに、初めてnoteを投稿することにしました。



シティリーグやCLの出場経験もありましたが、CLのDay2はもちろん
シティリーグのトーナメントにすら残ったことがなかった私 が、
"札幌CLで勝ち上れた理由""なぜリザードンデッキを選択したのか"をお話をしていきたいと思います。

詳しい自己紹介 

・プレイヤーネーム: 7thgame
・ポケカ歴:
2年ちょっと
・年齢: 20〜30代
・出没場所: 関西
・好きなポケモン: ウッウ

②noteを書いた理由 & 記事の価格について

▶ noteを書いた理由

noteを書く・・・というよりは、ポケカ用のX(Twitter)を始めようと思ったのがきっかけです。
これまでもよく対戦後に仲良くなった方に「X(Twitter)やってますか?」と聞かれる度、私はX(Twitter)をやっていないため「やっていないんです、すみません」とお断りしておりました。
せっかく同じ趣味の仲間と繋がれるチャンスを毎回逃しているのはもったいないとは思いつつも、出遅れた感があり、なかなか動き出せずおりました。

また、X(Twitter)はなんとなく「影響力がある方が情報発信するもの」という考えがあり、実際自分なんかが更新したところで見る人はいないだろうと下にみていたので、ずっと作っていなかったのですが、今回好成績を収められたことをnoteの記事といっしょにX(Twitter)を更新すれば、 少しでも価値のある情報を発信できる のではないかなと思いX(Twitter)とともにnoteを書こうと思い書き始めました。

▶ 記事の価格について

本記事は全文無料で読むことができます。
無料にしている理由は以下の通りです。

  • ポケモンカードは大人だけでなく多くの子ども達にも親しまれているから、ネット決済ができない子ども達にも読んでほしかったから 

  • これまで自分自身も無料で公開されているnoteの記事を参考にしてたくさん学ばせてもらったから 

  • 有料の場合、考察が間違っていたり、曖昧なことを書くわけにはいかなくなってしまうので、考えや言い回しに縛りが出てしまい自由にかけなくなってしまうから 

③「札幌CL 2024」の大会全体を通した感想

▶ 激変した環境

2024札幌CLは、変幻の仮面が発売されてすぐの大型大会でした。またその中でもドラパルトexの存在が大きく、発売直後からシティリーグなどで好成績を収めていました。
そんな激変の中での開催となった札幌CLはものすごく複雑で予想がとても難しい環境になりました。

▶ 変幻の仮面で新しく生まれたデッキたち

・ドラパルトexデッキ 
ネイティオ型 / ピジョット型 / ロトム型 / リザ型 など様々な型が生まれました。私はもともと変幻の仮面の前からリザードンexで出る予定だったので、はじめはこの環境変化には絶望しました。

・ハピナスex&マシマシラ 
ハピナスで受けたダメカンをハピナスの特性ハッピースイッチで悪エネルギーをマシマシラに移動させてダメカンを相手に弾き返すデッキ。
初めて友人から教えてもらったときはとんでもない衝撃を受けたのを覚えています。

▶ 札幌CL 前

友人と2人で応募していましたが、それまでの京都CLや愛知CLなどは全く当たらず、今回の札幌も当たらないだろうと諦めていたところ、なんと2人とも当選。それからは週1程度だったポケカ練習も週2〜3と回数を増やし、デッキ調整を一生懸命がんばっておりました。

▶ 札幌CL、大会本番

大型大会に出たことがある方はほとんどの方が共感していただけると思いますが、「とにかく疲れる!」です。
Day1は3戦したあとに休憩が40分ほどあるのですが、正直すでに緊張などもありかなり疲弊している状態でした。Day1の中で一番お昼が疲れていたかもしれません。でもせっかくの大会で調子も良かったので、なんとか栄養補給して午後に臨みました。
そのままDay1は幸運にも8-1で抜けることができ、初CLのDay2進出を決めました。

Day2では最初2連敗でスタートしてしまい、かなり絶望の状況でした。しかし最後なので楽しもうと思い気持ちを切り替えて先のことは考えず、無欲になり、ただ眼の前の試合に集中しました。
そしてDay2はその後結果的に3連勝でき3-2で終わり、トータル成績としては11勝3敗で21位という成績で私の札幌CLは幕を閉じました。 
順位が出たあとも長時間の対戦で疲れが出てjcsの出場権が手に入ったこともよくわからないような状態でした。

後日調べてみたところ、リザードンexのデッキを使ったプレイヤーの中では最高成績を残せているようなので、「2024札幌CLのリザ使い1位」という称号を勝手に名乗らせていただきます。 (もしそれより上の順位でリザ使いの方がいらっしゃったらご連絡ください。)

まさかポケカでこの自分がjcsの優先権利を手に入れられるなんて、正直この記事を書いている今も夢のような感覚でまだ実感がありません。
一緒にいつも遊んでくれている友人を始め、応援してくれいた家族や友人、なにより対戦して頂いた方と当日運営に携わっていただいたジャッジやスタッフの方々には本当に頭が上がりません、ありがとうございました。

ということで、次の見出しからもう少し具体的なポケカ対戦 の話していきますね。

④環境考察

▶ 大会前の環境予想と実際の環境

変幻の仮面が発売されたことにより、大きく環境が変わり、予想が難しい状況になりました。
私の予想と、実際のCLでの環境についてまとめるとこんな感じでした。

  • CL環境予想 
    ・ドラパルトex [↑↑↑] 
    ・ルギア [↑↑] 
    ・ハピナスマシマシラ [↑]
    ・リザードンex [↓↓]

  • 実際のCLの体感デッキ使用率
    ・ドラパルトex [↑↑↑] (予想通り)
    ・ルギア [→]  (予想より増えなかった)
    ・ハピナスマシマシラ [↑] (予想通り)
    ・リザードンex [↓] (減ったが、まだそこそこ自分以外にもいた)
    ・ミライドンex [↑↑↑] (めちゃくちゃいた)
    ・ロスギラ [↑] (そこそこ多かった印象)

⑤[デッキ選択の理由] 〜なぜ逆風だったリザードンを選んだのか〜

今回の記事のメインにもなる部分です。 
デッキはDay1、Day2ともにリザードンを選択しており、レシピも変更しておりません。

デッキレシピはこちら↓↓↓

ポケモンカード 2024 札幌CL マスターリーグ 21位 リザードンexデッキ 

▶ 本当にリザードンは逆風だったのか?

これは私自身逆風だったと思います。明らかにリザードンexはドラパルトexに不利だと思っています。しかし、ドラパルトex側もまた適当にプレイすればリザードンexに負けるデッキだとも思っていました。

▶ 実は追い風も吹いていたリザードンex

変幻の仮面以前の環境はリザードンが最もシェアが高い状況が長く続いていました。ただ新弾が発売されるたびに少しづつシェアを落としているという状況でした。
そんな中変幻の仮面が発売され、ドラパルトexが圧倒的Tire1に鎮座し、リザードンexはTire1とは呼べない立ち位置になり、一瞬にして環境が変わりました。

これはつまりメタの対象がリザードンexからドラパルトexに変わったということでです。
具体的に言えば、リザードンを倒すためだけに再注目されていた「シェイミv」や「テツノイサハex」などのようなタン刺し草ポケモンたちが環境からグッと減りました。対リザードンexのカードはそれだけではないと思いますが、少なくともリザードンをそこまで敵視しなくなった環境に変わったといえます。

約1年前、しっこくのわざわいの特性を持ったミカルゲが登場し、「これでミュウvmaxの時代は終わっただろ」とみんなが思ったが、逆にミュウvmax対策が甘くなり、のびのびとミュウvmaxが活躍できる大型大会になったことがありました。まさに今回のリザードンはそのときのミュウvmaxと同じ立ち位置に立つことができたデッキだと考えています。

▶ リザードンexデッキでは、ドラパルトexデッキに勝てないのでは?

多くのリザードン使いがこれを理由にリザードンを握ることを諦めたのではないかなと思います。私自身も何度もドラパルトexと練習してみて高い勝率を出すことはできませんでした。
しかし、何度も対戦することでドラパルトex相手は不利対面ではあるものの、無理対面ではない と感じるようになりました。

ドラパルトデッキはドロンチのていさつしれいで手札補充ができるとはいえ、常に手札が細いデッキというのが私の印象です。リザードンexと違いエネルギーを手張りやアカシックセンスで付けてあげないと技が打てないのでリザードンに比べて育てるまでの要求が高く、何匹もドラパルトexを立てるのは簡単ではないデッキでした。
そこがチャンスだと私は感じました。 

リザードンデッキのエーススペックを「アンフェアスタンプ」にすることで、うまく行けば相手のドラパルトexが1体やっと立ったタイミングで手札干渉をすることができます。
また「ピクニックバスケット」を採用することで、巻かれたダメカンを30ずつ回復し、ピジョ型リザードンデッキの天敵とも言えるデボリューションの対策にもなります。

このようにドラパルトexにも有利に立ち回れるカードを入れ、時間を稼ぎさえすれば、サイドレースに追いつき勝ち筋を作るプランが見えました。
ドラパルトメタがまだ世間にそこまで広まっている段階ではなかったので、未公開情報を含んだリザードンexであれば、ドラパルトexにも勝てると思い使用に踏み切りました。
また、ドラパルトデッキ側も対リザードンとの練習は有利対面だとタカをくくって、練習をそこまでしないプレイヤーが多いのではという予想もしておりました。そのため付け入るスキが絶対にあると考えておりました。

このように何度も対戦を重ねた結果、世の中的に騒がれているほどリザードンexはドラパルトexが無理ではないことがわかり、構築単位で調整をすることで、ドラパルトexにも勝つことができるリザードンexのデッキに仕上がりました。 

▶ドラパルトex以外のデッキに最も勝てるデッキはなにか

CLのような大型大会では優勝までだと最大で18回対戦することになります。
それを考えたときにドラパルトexだけに勝てるデッキを握ることには抵抗を感じました。使用率が30%を超えたとしても、確率論的にせいぜいドラパルトに当たる回数は多くとも18回中5〜7回がいいところ。つまり残りの11回以上はドラパルトex以外のデッキと対戦することになるのです。
ドラパルトデッキ以外のデッキに最も勝率が出せるデッキはなにか。それは直前までTire1だったリザードンexデッキだと考えました。つまりトータルで勝率が高くだせるデッキはリザードンだった、というのが私の考察です。

もちろんそれだけでなく、私自身のポケカのプレイスタイルや、いちばん長く触っていたデッキがリザードンだったということもあり選んだデッキではあるのですが、上記の「ドラパルトexは無理対面ではない」 ことと、「ドラパルトex以外にも高い勝率がある」 この2点が私がリザードンを握った理由です。

⑥当日のマッチングと試合の流れ

▶対戦結果 早見表

$$
\begin{array}{|c|c|c|c|c|} \hline
回戦 & 対戦相手 & 勝敗 & サイド & 先後\\ \hline
Day1 & -- & -- & -- & -- \\ \hline
初戦 & ミライドン & ⭕ & 6-4 & 先攻 \\ \hline
2回戦 & 古代デッキ(トドロクツキex) & ⭕ & 6-2 & 先攻 \\ \hline
3回戦 & サーフゴーex & ⭕ & 6-4 & 先攻 \\ \hline
4回戦 & ロスギラ & ❌ & 3-6 & 後攻 \\ \hline
5回戦 & ドラパルトex/ネイティオ型 & ⭕(投了) & 4-1 & 先攻 \\ \hline
6回戦 & ロスバレ水 & ⭕ & 6-4 & 先攻 \\ \hline
7回戦 & ドラパルトex/ロスト型 & ⭕ & 6-4 & 後攻 \\ \hline
8回戦 & ミライドン & ⭕ & 6-2 & 先攻 \\ \hline
9回戦 & ミライドン & ⭕ & 6-4 & 先攻 \\ \hline
Day2 & -- & -- & -- & -- \\ \hline
1回戦 & ロスギラ & ❌ & 1-6 & 後攻 \\ \hline
2回戦 & ミライドン & ❌ & 2-6 & 先攻 \\ \hline
3回戦 & ミライドン & ⭕ & 6-4 & 先攻 \\ \hline
4回戦 & ドラパルト / ネイティオ型 & ⭕ & 6-1 & 先攻 \\ \hline
5回戦 & ルギア& ⭕ & 6-4 & 後攻 \\ \hline
\end{array}
$$

▶ Day1(8勝1敗)

  1. ⭕【ミライドン】
    / 先攻 / サイド6-4 / 勝利 /
    相手がカウンターを警戒しサイドを進めてこずリザードンでワンパンできない序盤の展開。仕方なくエンテイvでこちらから仕掛け、最終的にはお互いにサイド残り2-2になり、手札干渉をお互いに打ちながら互いにボスお祈りで先にこちらがボスを持ってきて勝利。

  2. ⭕【古代デッキ(トドロクツキex)】
    / 先攻 / サイド6-2 / 勝利 /
    かがリザスタートでしんどい場面だったが、相手がかがリザを倒してくれたおかげて反撃開始。手札が潤沢にあったので、しっかりピジョットexとリザードンexを育成し、アンフェアスタンプまで打つことで相手はかなり動きが止まり、ダメージを受けたリザードンもフトゥー博士のシナリオで回収することで負け筋を消し綺麗に勝利。

  3. ⭕【サーフゴーex】
    /
     先攻 / サイド6-4 / 勝利 /
    ポッポスタートで、手張りのみターンエンドと絶望のスタート。しかし運良くふしぎなアメとピジョットexが手札にあったので、進化して2枚目のエネルギーをピジョットに手張りしてサイドを先行する。
    相手はサーフゴーが3対立つが、こちらのリザードンを倒すのに手札すべて使い切ることになり、最後のサイド2枚を取る前に息切れし、こちらの勝利。

  4. ❌【ロスギラ】
    / 後攻 / サイド3-6 / 敗北 /
    後攻エンテイスタートだったのだが、ロトムvしかベンチに並べられずエンド。相手先行2ターン目からロストインパクトを打たれていきなりサイド2枚先行される。その後ロトムvも取られてサイドリードを広げられる。
    さすがのリザードンでもまくることができず、そのまま敗北。相手がまわりすぎて、こちらはデッキとして40点ほどの動きしかできなかったので仕方ない敗北。

  5. ⭕【ドラパルトex/ネイティオ型】
    / 先攻 / サイド4-1 / 投了勝ち /
    お互いに育成に時間がかかり殴りだしが遅れる。先にこちらがリザードンexやピジョットexを育成でき、先に殴りだす。できる限りボスを多用して相手が一番取られたくない育成中のポケモンを引きずり出して戦う。
    相手の手番中に時間ギリギリになり、残りサイドが2-5とこちらがかなり有利な状態であと1〜2ターンで試合が決まる優勢な状態だったこともあり、相手が山札を確認しリソース不足だったこともあり投了での勝利となった。紳士的なプレイで非常にありがたかく、運命を左右する試合だった。

  6. ⭕【ロスバレ水 /(ライコウ・カイナ・ガチグマ)】
    / 先攻 / サイド6-4 / 勝利 /
    かがリザスタートするも、ベンチ展開なにもできずにそのまま2ターン経過。しかし幸運にも相手もウッウをなかなか並べられず耐える。そこからゆっくりとベンチを育てあげ、相手のプレイミス(後でわかった)などもあり中盤テンポを取られるもまくり勝ち。

  7. ⭕【ドラパルトex/ロスト型】
    / 後攻 / サイド6-4 / 勝利 /
    序盤かなりテンポ取られ、ヒトカゲやポッポの育成が出遅れる。しかし自分のナンジャモで6枚引きヒトカゲとポッポたちだけの盤面からピジョットexとリザードンexの両方を揃える豪運を掴み、そのままま相手が苦しい状況を作り続け、まくり勝ち。

  8. ⭕【ミライドン】
    / 先攻 / サイド6-2 / 勝利 /
    相手初手事故よりの手札で、カイナスタートのみ、後攻1ターン目博士の研究でエレキジェネレータとエネルギー4枚をなくなくトラッシュに送ることになる。こちらはロトムvが負け筋にならないよう崩れたスタジアムでトラッシュへ送る。ピジョットのみ立った状態でピジョットを取られてサイド先行されるも、TOPドローでペパーを引きリザードンを立てて反撃しまくり勝ち。

  9. ⭕【ミライドン】
    / 先攻 / サイド6-4 / 勝利 /
    サイド2枚先攻され、お守り付きミライドンHP270が相手のバトル場にいる状態。まけんきハチマキ込みで270出し、相手側がアタッカー不足に陥りテンポを取り直す。そのままサイドプラン2-2-2を先に取りきって勝ち。

▶ Day2(3勝2敗)

  1. ❌【ロスギラ】
    / 後攻 / サイド1-6 / 敗北 /
    大事故で全く必要札が揃わないのに相手はキャンコロ手裏剣連打してくるので、全くピジョットやリザードンが育成ができず。マナフィを何度も執拗に狙われ、すごいつりざおで戻しては場に並べるを3回ほど繰り返すので精一杯位の試合だった。
    しかし最後エンテイvをベンチに出してしまったり、進化できないポッポをベンチに並べるなど焦りもあり大きなプレイングミスがあり負けてしまう。今大会で一番反省のある試合だった。

  2. ❌【ミライドン】
    / 先攻 / サイド2-6 / 敗北 /
    やっとの思いでピジョットexが立つも、リザードンには進化できず、そのターンでピジョットを取られてしまい、次のターンにリザードンexが立ったときにはすでにサイドレースが手遅れになる。リザードンも取られてしまい手札がずっと細い状態になってしまい最後は何もできなくなって敗北。ペパーでハイパーボールを持ってきてリザードンに進化させたが、アンフェアスタンプでの上振れを狙わないと勝てない試合だったかもしれないがかなり難しい判断が必要だった。

  3. ⭕【ミライドン】
    / 先攻 / サイド6-4 / 勝利 /
    序盤かなり厳しい戦いを強いられ、サイドを3枚先行される。しかし取られた3枚目が相手にボスがなく、かがリザを差し出したため、1ターン稼ぐことに成功。そこからはミュウexなど負け筋となるボスを引かれないためのドロソポケモンを狙い、結果相手は山に50%ほどある当たり札を引くことができずまくり勝ちする。

  4. ⭕【ドラパルト / ネイティオ型】
    / 先攻 / サイド6-1 / 勝利 /
    相手の後攻1ターン目、ロトムが前で後ろがネイティとドラメシア1引きずつと少し渋いスタート。こちらがテツノツツミのハイパーブロアで相手のネイティを引きずり出しサイドを先行する展開へ持って行く。
    その次のターンでは相手も展開してきたが、育成中のドロンチを執拗に狙うことで育成が難しい状況を作る。最後はかがリザを呼ばれて縛られてしまうが、すごい釣り竿からエネ3枚戻しからのれんごくしはいで逃げエネを確保してフィニッシュ。

  5. ⭕【ルギア】
    / 後攻 / サイド6-4 / 勝利 /
    手札はかなり強かった。2日間で最も強い手札だったかもしれない。ロトムvやポフィン2枚が手札にある状態で、水オーガポン警戒のマナフィもベンチにおける完璧な手札からのスタート。
    テツノツツミがいてくれたおかげで相手のチラーミィを先に倒し、2匹目も育成前に倒すことができたので、もう一枚サイド落ちしていた計3匹のチラーミィをすべてチラチーノにさせることなくテンポを取れたため勝てた試合だった。レガシーエネルギーを貼れば時間を稼ぐことができたかもしれないが、後で聞くとアタッカー不足だったようで最後はほぼ投了されたような展開だった。

▶ 結果
11勝3敗で21位という好成績を収めることができた。
マッチング運もよく、対戦していただいた方々は本当によい人達ばかりで楽しくお話や対戦をさせていただきました。
負けてしまった試合は正直巻き返すのがかなりしんどいくらいの事故を起こしている試合が多く、ギリギリの勝負をした試合はすべて勝っているので、全力でぶつかれば14戦全勝もあり得るくらいプレイの調子がよかった。

⑦[勝てた理由] 自分なりに考えてみた

大きく3つだと思っています。

  • 強いデッキを長く使っていた

  • 環境読みが良い方向で的中した

  • 運がよかった

まず、今回使っていたリザードンexですが、いわずもがなとても強いポテンシャルがありました。もともとTire1デッキを握るのはあまり興味が向かなかったのですが、なかなか勝てないという現実を受け入れ、強いデッキをちゃんと長く使ってみようと思い、レギュレーション変更後からずっと使っていたデッキでした。 
おかげで勝てる相手、勝てない相手などが明確にわかるようになってきました。何をされたら負けるのか、何をしたら勝てるのか。 ポケモンカードにおいて1手の間違いは致命的なミスにつながることもあるので、的確な判断ができるレベルまで長く使っていたというのは1つの勝利の要因だったと考えてます。

次に環境読みですが、なぜリザードンexデッキにしたのかにも書いた通り、予想通り追い風が吹いていた部分もありました。 リザードンexへの対策カードが減ったことや、結果的にミライドンが増えたことは、リザードンexにとっては有利対面で進められる展開になることも多く、手順やかみ合わせが狂わない限りは安定して勝ちを取れる相手だと考えています。もちろんスピード負けしないようにロトムvが必須になるのですが・・・

そして最後はなんといっても運がよかった というところです。正直負けていてもおかしくない試合や、初手では何もできず番を返した試合も多くありました。それでもなんとか細い勝ち筋を信じて諦めなかったことで、まくり性能の高いリザードンデッキで勝ち切ることができました。

⑧[優勝できなかった理由] 自分なりに考えてみた

ただひたすらに自分より運を持ち合わせていた人がいた。 それだけかなと思っています。たしかにプレイミスをした試合はあったものの、デッキ構築は間違っていなかったと思うし、デッキパワー全力でぶつかれた相手には全部勝ちを手にしています。
ゲームの性質上、必然的に事故は起こるものだと思っていますし、仕方のないことだと思います。
マッチング運も無理対面のカビゴンLOや、ミミッキュ、岩オーガポンなどには当たりませんでしたし、運は確実によい方だった と思います。もちろん少ないだろうという環境の読みが当たったのも運がよかったです。
10戦以上ずれば運の上振れ下振れの波はできるし、その下振れた状況でも巻き返せる戦術があり、運良く勝ちにつながった回数が多かった人が上位の決勝トーナメメントまで上がれたのではないかなと思います。(もちろん実力もですが。)
そもそも同じリザードンデッキでもし自分がいまもう一度同じ規模の大会に出ても、正直予選抜けすら怪しい と感じています。それくらい札幌では運がよかったと思っていますが、それでももう一歩運が足りなかっただけだと思っています。

⑨まとめ

本当に楽しい2日間でした。様々な方々と戦え、情報交換をし、時には一緒に笑いあったり、試合を振り返ったり、全くのはじめましての人同士でもポケモンカードという共通の趣味を通して多くの方々と交流できたことが今回の戦績と同じくらい嬉しかったです。
体力的にはとてもしんどいのに、対戦前のおしゃべりはついつい弾んじゃう。そんな人柄のよい方たちと多く対戦でき、それだけでなくバスや飛行機などでもたくさんお話しできた方もいて本当に充実したGWを過ごすことができました。

ポケカでの出会いをそれっきりにするのはもったいないと思い、X(Twitter)を新しく作りましたので、もし本記事を読んで少しでも興味を持ったり、参考になったという方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にフォローください。 
また、実際に対面でこれまでお会いした方々で「札幌CLでリザードンで21位って言ってた人だ!」「過去のシティリーグに出ていた7thgameさんだ!」と気づかれた方もぜひフォローお願いいたします!お声掛けいただいた方と今後もご縁を繋ぐために作ったX(Twitter)なのでぜひよろしくお願いいたします!

最後に・・・


本記事はすべて無料で閲覧できますが、「役に立った」「応援したくなった」と思っていただければぜひ投げ銭していただけると嬉しいです。 次の記事を書くモチベーションにもつながるのでもし私の記事を他にも読んでみたいという方がいらっしゃれば何卒よろしくお願いいたします!

もう一本の記事ではより詳しくデッキ解説もしていますので、ぜひ閲覧していってください。

https://note.com/7thgame/n/nb73707a5b3de

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