見出し画像

【MtG】【モダン】【初心者向け】4積み黒単ゾンビ

初めに

どうもこんにちは。七尾と言います。
今回は私がプレイしているMtG(Magic the Gathering)のデッキを紹介したいと思います。
ちなみに私自身は主に、
・デュエル・マスターズ(紙)、
・遊戯王OCG(マスターデュエル)、
・MtG(紙)
のプレイヤーです。よろしくお願いします。

どういう人向け?

この記事はMtGをすでに始めている人向けの記事です。
その中でも、

スタンダードはプレイしてるけど、モダンは敷居が高くて……。
とか。

パイオニアはチャレンジャーデッキあるけどモダンはないからなぁ、と足踏みしている。
とか。

そんな人にカジュアルにモダンのフォーマットを始めてほしいという記事になります。

この記事を見て、

このデッキでモダンの大会に出て優勝目指すぜ!!!

とかはできないです。(断言)

比較的安価、かつ最近出たカードが多く入手もしやすい。がコンセプトで作ったデッキなので。

基本的には、モダンというフォーマットで安く! 楽しく! 戦う!をコンセプトに作ったデッキなので、
近所のカジュアルモダンの大会に出てこのデッキ使ったけど、勝てなかったんだけど! なんでや!

とか言われても、それは恐らくカードパワーが違うから……、としか言えません。
あしからず。

とはいえ、このデッキが弱いかと言われれば、そうとも言えません。

もちろん、環境を席巻しているわけではないですが。

いわゆるファンデッキ的な立ち位置です。
刺さるデッキには刺さるが、刺さらないデッキには全く刺さらない、みたいな。

なので、モダンの空気に触れてみたい、あるいは仲間内でやるのにほどほどのパワーを持っているモダンのデッキが欲しいという方に、このデッキをオススメしたいと思います。

長々と話してきましたが、とりあえずデッキ、見てみませんか?
それから判断してもらっても遅くはないと思うので。

デッキ紹介

ということでまずは、私が普段使っているゾンビデッキを紹介したいと思います。

はい。綺麗に4つずつ積まれてますね。可愛いね。
土地も合計20枚で、4積みを阻害しないようになってます。
皆さんは4積みは好きですか?
MtGでは入れることのできる同名カードは4枚までです。
同名カードを4枚デッキに投入することを『4積み』と言います。(少なくともこの記事の中では)
兄弟的立ち位置のデュエル・マスターズも基本的には、デッキに入れられる同名カードの最大枚数は4枚です。殿堂入りカード(遊戯王で言う制限・準制限)などは例外ですが。
遊戯王OCGは最大枚数が3枚なのがちょっと異色ですね。
脱線しました。
なのでもし、MtGに於いて、限界まであるカードを引く確率を上げるなら、4枚カードを投入するのが、セオリーになります。
僕は4積みが好きです。
うん?
「ラゾテプの肉裂きが3積み(デッキ投入枚数が3枚)になってるじゃないか?」

ラゾテプの肉裂き
3積みされてるラゾテプの肉裂きくん

だって仕方ないじゃん!!!!!!!!
サイドボードの枚数が15枚までだから!!!!!!!!
他のカード4積みしたら、最後のカードだけ3枚になっちゃうじゃん!!!!!
4・4・4・3、てなっちゃうじゃん!!!!!

4積み過激派としてはサイドボード16枚化運動を推進したいですね。(???)

初動カード紹介

滅びし者の勇者
滅びし者の勇者

初動カードその1。黒1マナで出せるため、1ターン目着地が理想。
なおかつ、相手からすれば早いうちに処理しないとドンドンサイズアップしていくため、相手に除去カードを使わせることを強要することができます。強い。

腐敗した再会
腐敗した再会

初動カードその2。墓地のカードを1枚追放して墓地利用を阻害しつつ2/2腐乱ゾンビ・トークンを出せる効果。フラッシュバックで墓地からも唱えられる。
腐乱ゾンビ・トークンは防御はできないし、攻撃後生贄に捧げられるデメリットがあるが、後述する<村の儀式>があれば、攻撃後、生贄に捧げられる効果がスタック上に乗った時に<村の儀式>を打つことで手札補充もできる。使い方次第で大変優秀になる。

致命的な一押し
致命的な一押し

モダンにおける黒の非常に優秀な除去カード。普通に使うとマナコスト2までのカードしか破壊できないが、たとえば腐乱・ゾンビトークンが特攻を仕掛けた後ならパーマネントが戦場を離れたことになるので、マナコスト4までのクリーチャーを破壊できる。

村の儀式
村の儀式(画像はM21版)

ドローソースその1。手札補充カードとしては破格の1マナで2ドローできるインスタント呪文。その為には自分のクリーチャーを生贄に捧げなければならないが、腐敗ゾンビ・トークンの攻撃後自壊効果にスタックすれば、実質デメリットなしでドローできる他、赤系のダメージ呪文や黒の破壊呪文などにスタックして、相手に除去カードを無駄打ちさせつつドローする、といった使い方もできる。

アンデッドの占い師
アンデッドの占い師

ドローソースその2。腐乱ゾンビ・トークンを特攻させることで、無理矢理ドローすることも可能。こいつ自体が除去されても最低限1ドローはできるので、最低保証がされている。ライフが減るのはご愛嬌。倒される前に倒せばええねん精神。

3ターン目以降〜終盤のカード

不詳の安息地
不詳の安息地

土地カードだが、氷雪3マナでそのターンだけ4/3のゾンビとしても扱える。このカードの為だけに、土地が全部氷雪マナを出す冠雪の沼になっている。速攻なら十分な速度が出る上に+1/+1の修正をゾンビに与える効果の恩恵に預かれるので、とても強い。スタンダードでは禁止になった。だがモダンでは使える。

呪われた者の王
呪われた者の王

戦場にいるだけで+1/+1修正を与え、マナを払ってタップすれば、ゾンビ全てに威迫も与え、ブロックを困難にする。


死の男爵
死の男爵

戦場にいるだけで、+1/+1修正を与え、接死も与える。呪われた者の王より、色拘束は強いが、単色デッキなので関係ない。


残忍な騎士/迅速な終わり
残忍な騎士/迅速な終わり

基本的には出来事の<迅速な終わり>でプレインズウォーカーや、巨大なクリーチャーを対策するカード。
プレインズウォーカーに直接干渉できるのが、これだけなので、使い所は考えたい。手札が無くなった時には、追放領域から残忍な騎士を唱えて場に出せるのが強み。絆魂でアンデッドの占い師で失ったライフを回復する大事な役割も。

戦墓の巨人
戦墓の巨人

このデッキのフィニッシャー。相手が全体除去などでゾンビを墓地に送ってくれていればいるほど、出てくる時のパワーとタフネスが高くなる。ただし、大抵2戦目以降は墓地対策される為、過信は禁物。また、サイズアップできなくても、戦場にいるだけで、他のゾンビが出てくる度にゾンビを増やしてくれるという効果も。縦にも横にも強い万能カード。

首無し騎手
首無し騎手

トークン以外のゾンビが死亡した時に2/2のゾンビトークンを出してくれる。自身の死亡時にも出してくれるので、最低保証付き。
こちらが大量展開している時に、相手が全体除去を打ってくれると、横並びがそのまま維持されたりする。

サイドボード紹介

絶望の力
絶望の力

代替コストとして手札から1枚黒のカードを追放することで、このターンに展開されたクリーチャーを全て破壊する半全体除去。トークンを出しながら展開してくる天使デッキや巨大クリーチャーを一気に多数展開してくるデッキなどへの警戒用。


強迫
強迫(画像はM20版)

スタンダードにも存在する1マナハンデス。インスタントやソーサリー、などにしか効かないが、打ち消しを多用する青系コントロールデッキや、墓地を追放してくるデッキにも対策できる。
また、横に展開することが多いこのデッキは全体除去に対しての耐性も多少はあるが、連打されると壊滅するので、全体除去対策にも。
手札にある間だけだが、非生物アーティファクトに干渉できる黒のカードでもある。

大群への給餌
大群への給餌

エンチャントを割れる、2マナ除去。戦場に出たエンチャントを割るカードが、このデッキ内ではこれしかないので、相手がエンチャントを多用するデッキの場合はこれが、キーカードになる。エンチャントが手札にある場合は前述の<強迫>でも対策できるので、<強迫>も積んだ上での8枚体制で望むといいかも。

ラゾテプの肉裂き
ラゾテプの肉裂き

2マナ生物で自身がゾンビの上で、ゾンビ・軍団・クリーチャー・トークンも生成する。戦場に<滅びし者の勇者>がいれば、一気に+2/+2修正を付与できてダメージ効率を上げられる。速度が求められる戦いにおいては重宝する。
が、優先順位は低いので3枚サイドボード投入で落ち着いている。

何故ほぼ全てのカードが4積みなのか?

4積みの理由は非常に単純。

デッキリストが美しいから。

これに尽きます。

それ以外にもまぁ理由はあるのですが。
基本的に私は1積みや2積みを信用していないんですよね。
都合の良い形勢逆転カードが自分のターンになってドロータイミングで来る?しかも1枚だけとか2枚しか入れてないやつが???
っていう。
MtGはデッキの最低枚数が60枚、初期手札7枚、土地カードというシステム、これらが相まって、他のTCG(デュエル・マスターズなど)と比較して手札事故が起こりやすいと思っています。
勿論、マリガンなどによってその事故確率は軽減されますが。
1ターンに1枚しか基本的にはカードを引けないのとデッキが60枚以上構築なので、個人的に引きたいカードを引けない不安感を煽っている、という感じです。

何故黒単ゾンビデッキなのか?

正確にはなぜ黒単ゾンビなんてものを使ってるのか。
ゾンビ?
趣味悪くね?
まあ、そういう考えもあるでしょう。
自分は漫画やアニメに影響されやすいので、端的に言えばこれに影響されたからです。

MtGを題材にした漫画で、これの主人公が黒単(時と場合により2色や3色デッキにもなるが黒は外さない)使いなんですが、それに影響を受けたからです。
単純か?
いやでも、この漫画、めっっっっっっちゃ面白いんで見て欲しいです。(ダイレクトマーケティング)
この漫画の主人公みたいに黒メインのデッキ使いたいなー、でもこの漫画の中と同じ環境ではないしなー、でもそれっぽい動きしたいなー。
そう思って最初はスタンダードのフォーマットで青黒のゾンビも作ってました。
そのうち紹介するかもしれませんけどそれはまた別の機会に。
でもなんか違うなー、と。
スタンダードはカードの入れ替わり発生しちゃうからなー、とか。
そこで基本的にはカードプールが変化しにくいモダンに手を出しました。

ただ、そこで壁にぶつかります。

土地が…………高い!!!!

モダンは強力なカードパワーで、戦えるのが魅力の一つですが、その分1枚のカードの価格が高くなる傾向があります。特に土地は。
フェッチランド1枚2000円とかになると、簡単には手が出せないんですよね、ええ。
もちろん、モダンはローテーションが存在しないので、買ったら一生使えるというのはありますが。

モダンで黒単ゾンビを使っているもう一つの理由がこれです。

土地が妥協できる。

単色デッキにももちろんフェッチランドを入れるメリットがないわけではないですが(デッキ圧縮・ブラフなど)、基本土地を使っていてもさほどデメリットがない、というのがデカいです。この黒単ゾンビデッキでは氷雪基本土地を使ってるので、通常の基本土地よりは高いです。ですが大体1枚100円くらいなので、20枚氷雪基本土地にしても、1枚のフェッチランドと同じくらいで抑えられます。

終わりに

いかがだったでしょうか?

4積み黒単ゾンビのほとんどのカードは、スタンダードで今も使えるカードと、イニストラード・真夜中の狩りの統率者デッキで再録されたカードが大半です。

プレイングも単純で、ゾンビを出して並べて殴って勝つ!なので、簡単です。

ちなみに晴れる屋の通販でこのデッキを一括で購入しようとすると、
12510円でした(2022年7月某日現在)。
<戦墓の巨人>は2枚しか在庫がなかったようで、その2枚分安くはなっていますが、だいたい1万3000円前後で買えると思ってもらっていいと思います。

そのくらいで、1デッキそれなりにまともなデッキが作れるなら安いかな?
と思います。

また、このデッキを作るにあたって、以下の記事を参考にしました。

こちらも参考にされるといいかもしれません。

それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?