七尾

pixivでFGOの二次創作小説を書いてます。noteには小説(オリジナル)を投稿予定…

七尾

pixivでFGOの二次創作小説を書いてます。noteには小説(オリジナル)を投稿予定です。もしくはなんか雑記じみた何かを書くかもしれません。よろしくお願いします。

最近の記事

蟲神器をはじめようと思ってる人が知っておきたい基本的な情報

どうも、七尾です。 今回はツイッターなどで話題になっているトレーディングカードゲーム、 蟲神器(むしじんぎ)について、 スターターを購入できたので、 始めようかな?と思ってる人向けに、 基本的な情報から、お話ししようと思います。 蟲神器とは?ダイソーが販売開始した、初のオリジナルTCGです。 蟲神器はダイソーで販売しています。 逆に他の100円均一ショップやカードショップでは取り扱っていません。 カードショップではそのうちシングルカードの取り扱いが始まるかもしれませんが。

    • 怪物は雷電号と行く

      『核ミサイル、シドニーに着弾。今秋83個目』  毎日自動発行される、新聞の今日の見出しにはそう書かれていた。 「またかぁ」  朝食のご飯に食らいつきながら、僕はため息を吐く。 「いくら何でも落としすぎというか、そんなに核ミサイルあったのかって感じだな?」  僕は、ペットのグルーに餌をやりながら話しかける。  当然、返事はない。  代わりに、骨を鳴らしてくれた。 「今日はご機嫌だな、グルー」  グルーの頭を撫で、朝食を終える。    *  ネクタイを締め、

      • 神は来たりてかく語りき

         神は言った。  全ての言語で同時に言った。  死に意味はある。  生に意味はない。  死という結果が重要で、生という過程に意味はないと。  けれど誰も、聞いてはいなかった。  神は人の姿をしていた。  秋ごろだったので、長袖の白地のTシャツを着て、寒くないように長い丈の青いジーンズを履いていた。  ハロウィンだったので、仮装している人ばかりだった。  ハロウィンだったので、大勢の人が街には溢れていた。  そんな中で、普通の格好をした普通の人間のようなもの

        • 【MtG】【スタンダード】【初心者向け】4積み青黒ゾンビトークン

          初めにこんにちは。七尾です。今回はスタンダードで使っている4積み青黒ゾンビトークンデッキを紹介したいと思います。 どんな人向け? このデッキは、基本的にやることが最初から決まっていて、わかりやすく、使いやすい為、初心者向けのデッキだと思っています。 また、土地カードなどを妥協すれば、かなり安く組むことができると思います。 FNM(フライデー・ナイト・マジック)にも参加したことのあるデッキで、相性が良ければ、 2〜3勝はもぎ取れるかもしれません。(保証はできかねますが)

        蟲神器をはじめようと思ってる人が知っておきたい基本的な情報

          【MtG】【モダン】【初心者向け】4積み黒単ゾンビ

          初めにどうもこんにちは。七尾と言います。 今回は私がプレイしているMtG(Magic the Gathering)のデッキを紹介したいと思います。 ちなみに私自身は主に、 ・デュエル・マスターズ(紙)、 ・遊戯王OCG(マスターデュエル)、 ・MtG(紙) のプレイヤーです。よろしくお願いします。 どういう人向け? この記事はMtGをすでに始めている人向けの記事です。 その中でも、 スタンダードはプレイしてるけど、モダンは敷居が高くて……。 とか。 パイオニアはチャレ

          【MtG】【モダン】【初心者向け】4積み黒単ゾンビ

          シン・エヴァ、新劇場版序破Qの主題歌を紐解いてみる

          シン・エヴァンゲリオン劇場版:‖を見てきて、 新劇場版及びシン・エヴァンゲリオンの主題歌たち 「Beautiful World」 「Beautiful World (PLANiTb Acoustica Mix)」 「桜流し」 「One Last Kiss」「Beautiful World (Da Capo Version)」 に対して思ったことを言葉にしておきたいと思います。 本記事はただ思ったことを書いただけのものであり、 考察も何もあったものではありません。 ただ、こう

          シン・エヴァ、新劇場版序破Qの主題歌を紐解いてみる

          死ねない二人を生が分かつまで

          「許さない」  声が響く。  背中が妙にあったかい。  なぜか。  血溜まりの上に寝ているからだ。  正確には、血溜まりの発生源は俺だ。  俺は死にかけている。 「許さない」  目の前でポロポロと涙を零す女がいる。  名前は……、忘れた。  確かどこにでもいそうな平凡な名前だったはずだ。 「アンタのこと、一生、許さない!」  目の前の女はそう言って俺を揺さぶる。  コポコポと出血する。揺さぶられたせいだ。  殺す気かと思った。  今にも死にそうな俺を、さらに殺そうなんてフテェ

          死ねない二人を生が分かつまで

          レイブレード・スラッシュ・ブラック

           真っ暗な路地。  雨上がりの不確かな月明かりだけがコートを纏った人影の存在を示していた。  その人影へ黒服の男たちが迫る。 「死んでもらうぞ」  黒服の首魁と思われる人物が合図した。  黒服たちは番犬を連れていた。  手綱の金属チェーンを放すと番犬が人影へ殺到する。  その番犬たちは表面が金属特有の光沢を月明かりに輝かせていた。  犬型の機械獣《マシンビースト》が次々と人影に殺到する。  人影の手元から瞬く光の線。それを振り、闇の中に軌跡を描いていく。  光の軌跡は機械獣た

          レイブレード・スラッシュ・ブラック

          霧中絶命のイクスカル

           クソッ、クソクソクソッ!  何でこんなことになった!  みんな死んだ! 殺された! あいつらに!  霧の中からいきなり現れて、俺たち練習生を皆殺しにしやがった!  生き残ったのは今練習機に乗ってる俺と、片腕を食われたけど止血したアリサが後部座席にいて気絶してて、後…………。誰が、誰がいるんだッ!?  クソッ! なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだ!  この基地は安全なんじゃなかったのか!  そうしている間にも、乗り込んだ練習機の起動シークエンスを進行させる。  安全確認項

          霧中絶命のイクスカル

          トリガーハッピー症候群《シンドローム》

           血溜まりから拾った拳銃から、ボタボタと血が滴る。拭わぬままに、それを目の前の男に向ける。 「お前も撃ちたいのか? その男みたいに」  男は無表情に尋ねる。  私の傍らには、先ほどまで私の持っている銃を握っていた男が血だまりの真ん中に横たわっている。 「う、撃ちたかないさ。けど撃てって頭の中で声が響くんだ。アンタを撃って殺しちまえって」  私の声はガタガタと震えていて、みっともない。 「お前も感染したのか」  男は溜息を吐く。 「だっ、だったらどうなんだ?」 「今日死ぬ人数が

          トリガーハッピー症候群《シンドローム》

          ヒトミの瞳

           血飛沫が飛ぶ。  僕の枕に、僕の机に、僕のカーテンに、僕の服に、僕の顔に。  構うものか。  僕は僕のお気に入りだったプロ野球選手のサイン入り金属バットを、何度も何度も何度も何度も、コレの顔面だった場所に叩きつける。  ミシッというひび割れるような音がした。  一瞬怯んだ。  けれど僕は再びバットを握り直し、振り下ろす。音は振り下ろすたび大きくなり、最後には割れて、辺りに血と肉を更に散乱させた。  そうしてようやく僕はバットを振り下ろすのをやめた。 「はは、ははははは」  

          ヒトミの瞳