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映画『ルックバック』を観て

青さあっての今よね…!

2024年7月10日。

今日は映画『ルックバック』を観に行きました。

本作は学級新聞に連載している4コマ漫画が大好評な女の子・藤野ちゃんと不登校で部屋にこもりきりな女の子・京本ちゃんが出会い、共に創作の道を歩んでいくお話。

界隈プロアマ問わずクリエイター活動の経験がある方なら特にぶち刺さるお話だと思います。

藤野ちゃんが周囲からの称賛でものすごく調子に乗っちゃうところや井の中の蛙を思い知らされ打ちのめされるところ、悔しさと憤りでなりふり構わず自己研鑽を重ねるところなどは共感性羞恥を感じるやもしれません。

かくいう三十路越えも共感しすぎて笑ってしまいました。

そんな我々と同様、お調子者がすぎる藤野ちゃんが創作の道を歩き続けられたのは京本ちゃんの存在があったからです。

心強い仲間や確かな味方がいる人間はどこまでも歩みを進められるもので、きっと京本ちゃんも藤野ちゃんがいてくれたからこそ創作の道を明るく切り拓くことができたのだと思いました。

昨今は負の声や存在の大きさばかりがフィーチャーされていますが、本作からはプラスの声や存在だって同等かそれ以上にここまで人を動かし照らせるんだという希望を感じました。

私には心強い仲間で確かな味方だと一方的に思っている方々がいます。

その方々にとって少しでもプラスな存在になれる生き方ができたらなあと涙腺をクラ●アン案件レベルに崩壊させながら思いました。

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