お前の力こぶもさすり倒してやろうか
2024年7月9日。
力こぶを見ると小学生時代の用務員のおじさんを思い出します。
用務員のおじさんは還暦以上前期高齢者未満くらいのどちらかというとおじいさんで、学校の精霊がごとく神出鬼没に現れては生徒達と気さくに交流をする愉快なおじさんでした。
そのおじさんが何度かニコニコしながら見せてくれたのが立派な力こぶ。
当時の私は「おじいさん=ヨボヨボ」という偏見があったので、あまりのギャップにびっくりしながらおじさんの力こぶを触ったり叩いたりさせていただいたものです。
おじさんの力こぶは大きくて、カッチカチで、とても格好良かったです。
私もあんな力こぶがほしいなあと心の底から憧れていたものですが、当時のかわちい私よ、ごめんな。あれからずっと憧れは持ちつつも両腕ポムポムプリンだわ。
宅トレのお陰か上腕二頭筋にほんのりふわっと筋肉を感じられるようにはなりましたが、依然ポムポムプリンのままです。
まあでもさ、ポムポムプリンだってふあふあプルプルで可愛いじゃないのと若干開き直りながら、夫の力こぶをさすり倒してちょっと怒られる三十路越えでござました。
サポートいただくと明日がちょっと愉快になるとかならないとか。