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アキのヨのドバシで

秋葉原へ行くとき、私は必ずアキヨドに寄ってから帰ります。

電化製品のみならず、さまざまなジャンルの商品が種類豊富に取り揃えられたアキヨドことヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店さん。

その中でも、私が大変お世話になっているのが7階にあるタワーレコードと有隣堂です。

タワーレコードは言わずと知れたCDショップで、この秋葉原店は陰キャの私でも緊張せずリラックスして入れる唯一のCD屋さんです。

レイアウトの分かりやすさや楽しさ、店員さんの優しさや分かりみの深さが大好きで、タワレコユーザーになるキッカケにもなったお店でした。

有隣堂は神奈川県を中心に展開している書店で、私の大好きな本屋さんです。

探しやすさや見つけやすさ、ジャンルの豊富さが大変ありがたく、ヨドバシAKIBA店で出逢った書籍は数知れず。本を読むことの楽しさや出逢う面白さを教えてくれました。

そんなタワレコと有隣堂が今年の初めにどちらも閉店していました。

タワレコの閉店は知っていましたが、有隣堂まで閉店しているとは夢にも思わず、閉店の貼り紙を見たときは思わず悲鳴を上げてしまいました。

あの瞬間が2023年初ショックでした。

私のあとからいらした方々も貼り紙を見て、私と同じリアクションをされていました。

思わず「ですよね!ショックですよね!」なんてお声がけしそうになりましたが、そのときの私にそんな余力はありませんでしたし、余力があってもコミュ障だからそもそもお声がけしなかった(気付き)。

しかし、今のご時世を考えれば仕方のないことかもしれません。

音楽は配信やサブスクが主流となってきているようだし、書籍は電子書籍やアプリで見られる時代です。

CD屋さんや本屋さんでお目当てのものを探したり、思わぬ出逢いをしたり、予想外の支出に目を瞑りつつ、購入後の帰り道で「早く見たいな聴きたいな」と思いながらルンルン帰ったり。

私の大好きな瞬間が淘汰されつつあるのかしらと思うと、そこそこの寂しさを感じました。

年齢を重ねることは楽しいことばかりではないのですね。

できれば電子化に負けじと寿命いっぱいまで本屋さんやCD屋さんでウキウキしながら色んな作品に出逢っていきたいけれど、時代の流れがそうはさせてくれないかもしれません。

ひとまず本屋さんやCD屋さんが淘汰されないうちはお世話になり続けようかなと思います。

アキヨドのタワレコさんと有隣堂さん、今まで大変お世話になりました。

本や音楽の面白さを教えてくださったのは、間違いなく皆々様のお陰だと思っております。ありがとうございました。

さて、これからの秋葉原ルーティンをどうしたものか。

タワレコや有隣堂に代わる何か素敵なスポットがありましたら是非教えてください。

いただいたサポートで母を1泊2日のデズニー旅へ招待するのが夢です。