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映画『変な家』を観て

こんなときでもポップコーンを食べる手は止めない

2024年3月26日。

今日は映画『変な家』を観に行きました。

本作はYouTuber兼ホラー作家の雨穴さんによる不動産ミステリー小説『変な家』を実写映画化したもの。

オカルト動画クリエイターの雨宮が建築士でミステリー愛好家の栗原さんとともにとある一軒家の間取りから謎を紐解いていくお話。

原作者である雨穴さんのYouTubeや小説で一足お先に全貌を知っていた三十路越え、鑑賞前までは正直余裕をぶっこいた状態で臨んでおりました。

私は一時的に忘れていたのかもしれません。原作通りの実写化なんてほぼほぼないということを。

ネタバレは全力で避けたいのでふんわりとした感想を申し上げますと、実写化オリジナルな展開の面白さと映像表現によって解析度が上がった恐怖要素に初見がごとく何度もびっくりしていました。

ホラーやミステリーは好きだけど映像作品となると怖くてあまり観られない三十路越え、佐藤二朗さんの存在に助けられながら本作を完走することができました。

佐藤二朗さんに助けられたのは私だけではなかったようで、春休みの若人達で賑わう会場全体が割と同様の意見をお友達同士で話していて嬉しかったです。二朗でふんわり一体化する会場の空気、プライスレス。

そんなわけで、映画『変な家』。

実写化ならではの新解釈に異なる着地点、原作に比べてかなりの躍動感がある登場人物達。

原作とは異なる味わい深い怖さを摂取できたような気がします。

原作未読で映画を観ていくつか疑問点が残ったという方は原作を読まれるとだいぶスッキリするんじゃなかろうか。

私も今一度、原作を読んでさらにスッキリ整ってみようと思います。

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