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久しぶりにJ-POPが聴いてみたくなった話

昨日たまたまTVをつけたら、

「プロが選ぶ最強のJ-POP ベスト30」

という関ジャニの音楽番組がやっていた。

元々洋楽が好きな私はJ-POPには疎くて、こういう番組を見ては「ふーん、今はこういうアーティストが流行ってるのね」なんて日頃から勉強させてもらっている。米津玄師やあいみょんが最近ようやく分かるようになってきたところだ。

TVをつけたちょうどその時には、24位にランクインしたサカナクションの「新宝島」が流れていた。

https://youtu.be/LIlZCmETvsY

画面にはドリフをパロった楽しいPVが流れていて、かろうじてこの曲を知っていた私は懐かしく思いながらしばし眺めていた。(余談だが、ボーカルの山口一郎氏が中日ファンと知って以来、なんとなく彼には親近感を覚えている。)

この番組は”プロが選ぶ”という点が面白いなと思ったが、その後はチャンネルを変えてニュース番組をしばらく見ていた。


そして21時になる直前に再びその音楽番組にチャンネルに戻ってみると、2位に入ったSMAPの「世界に一つだけの花」が流れていた。テレビ朝日の某音楽番組に出演した過去のVTRが映し出され、5人が揃って歌っている映像を目にしたら、なんだかとても懐かしく、そして切ない気分になった。きっとこの映像を見た人は同じ想いになったのではないだろうか。

この曲はもうある意味テッパンで、1位じゃないのが不思議なくらい日本国民に広く愛されている曲なのだが、それを上回ったのは一体誰なんだろう?と妙に気になってしまい、そのまま1位の発表まで待つことに。


CM明けで紹介された1位は、髭男の「Pretender 」だった。

https://youtu.be/TQ8WlA2GXbk

そして1位から30位の結果は以下の通りである。

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この「Pretender」は2019年に発表された比較的まだ新しい曲で、さすがの私でも知っている。そんな最近の曲が1位になったことに、とても驚いた。

その他の顔ぶれを見ると、最近の曲と共に平成のヒットソングも多く並んでいる。

一般人にアンケートを取った音楽ランキングとは一味違うなと感じた。

髭男を1位に選んだ音楽のプロの人たちは、口々に玄人目線でこの曲を褒めちぎっていた。そしてその解説を聞いているうちに、だんだん髭男の他の楽曲も聞いてみたくなった。


振り返れば、10年以上ベリーダンスを続けてきた私はその間ずっとアラブ音楽まみれの生活だった。

一昨年ベリーダンスを卒業してからは、ジャズやクラシック音楽を聴くようになり、学生時代にハマったユニコーンや奥田民生以来もう長らく特定のアーティストを聴くという習慣がなくなっていたのだが、J-POPに久々に興味を持った瞬間だった。


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