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東京国立博物館
ナノです。今回、コロナ渦ながらも東京国立博物館へ行ってまいりました!いやね、博物館について発表する課題がありまして…でも行ける状況じゃないので、うずうずしていたんですよ。学業のためなので、どうかお許し下さい…!
基本情報
上野公園内にある国立の博物館です。総合文化展と呼ばれる常設展では本館、東洋館、平成館、法隆寺宝物館、黒田記念館の5つの建物が見られ、それぞれ定期的に展示品を入れ替えしているのだそう。
電車最寄駅
〈JR〉
山手線(上野駅)、京浜東北線(上野駅)、東北本線(上野駅)、常盤線(上野駅)
〈東京メトロ〉
銀座線(上野駅)、日比谷線(上野駅)、千代田線(上野駅)
〈京成電鉄〉
京成上野駅
〈新幹線〉
東北新幹線(上野駅)、北陸新幹線(上野駅)、上越新幹線(上野駅)
入場料
一部祝日は総合文化展のみ無料です。現在は一般・会員に関わらず予約が必要です。
〈個人〉
一般 1000円、大学生 500円 ※特別展は別予約・別料金
〈障がい者割引〉
無料 ※1人につき介助者1人
〈各種会員〉
無料 ※加盟に関してはサイト等を参照
キャンパスメンバーズ加盟校の学生の皆さん、学生証持参なら気軽に行けますよ!
施設一覧
私は今回総合文化展のみ行きましたが、時間が足らず、法隆寺宝物館と黒田記念館には行けませんでした。ですので、私が回ることのできた3つの建物について紹介します。他の2つにも、ぜひ行ってみてください。
1.本館
トップの画像は此処の入り口です。日本で発掘された史料が展示されています。縄文時代から江戸時代まで、時代の流れに沿って衣類や仏像、掛軸などさまざまな展示品を見ることができます。進路に沿って回りましたが、すべて回ることはできませんでした。
18室まである日本美術の展示は一階と二階にまたがって回ることになります。古い時代の物は二階に展示されているので、二階から回ることをお勧めします。一階には日本美術だけでなくジャンル別展示や体験型展示、特別展ブースもあります。
孔雀明王図像《くじゃくみょうおうずぞう》
12世紀(平安時代)に制作された、高山寺伝来の作品です。2021年6月20日まで、3室で展示されていました。図絵をよくしたり、多くの図像類の収集にもつとめた、高野山の玄証(1146-1222)の所持本であったと分かっています。
ところで、孔雀明王は災難をとどめ、病をのぞくとされる明王です。コロナ禍の今、アマビエだけでなく孔雀明王も私達に希望を与えてくれるのではないでしょうか。
2.東洋館
日本以外のアジア地域で発見された史料が展示されています。現在地下など一部の展示室には入ることができませんが、ここを回るだけでアジアの西から東まで横断したような気分になりました。西はエジプト文明やメソポタミア文明、東は中国や朝鮮半島など、本当に幅広く取り扱っていました。
日本館とは逆で、地上階の順路は下から順となっています。
鉞型玉器《えつがたぎょくき》
四階3室で展示されている、中国で発掘された玉器と呼ばれる史料の一つです。これは紀元前13世紀から紀元前11世紀のもので、殷王朝(資料にその存在が明記されている中国最古の王朝)時代のものです。
他にも、此処で展示されていた玉器にはこのようなものがありました。
玉器は殷王朝・西周王朝時代に使用されたもので、祭祀や装飾に使われていました。日本でいう磨製石器とも違い、玉器は軟玉や硬玉を使った半宝石の装飾品です。
3.平成館
常設の考古遺物の他に、企画展示室や特別展も見ることができます。考古遺物は通史でも見ることができ、実物から歴史の流れや人々の生活を感じることができます。
4.番外編
ここでは、私が購入した土産を紹介します。
煎茶ティーパック 15個入り
煎茶のティーパックって初めてでしたよ。ちょっとびっくりしたので購入、次の日に試しに飲んでみました。
お湯を入れてからティーパックを入れるタイプで、私にとって初の経験でした。いつも飲んでいる紅茶は逆なので…
30秒程置いたあと、20〜30回軽くパックを上下に振り、成分を抽出。最初の30秒は、茶葉が開くまでの目安です。
煎茶が好きな方は是非お試しください。
和三盆《わさんぼん》
干菓子の一種で、高級なものらしいです。中身は桃・黄・青の淡い三色の小さなお花がそれぞれ4つずつと、大きな黄のお花が1つ。可愛らしいです。
砂糖菓子なので勿論甘いのですが、ホロホロと溶けやすくくどくない味です。薄めの抹茶や煎茶などと合わせて食したいです。
終わりに
じっくり見ると1日では見終わらないくらい、多くの作品が展示されています。何日かに分けて回るのをお勧めします。
現在のコロナ禍で自粛によるストレスを抱えている方も多いでしょう。感染症対策をしっかりと行ったうえで、歴史に触れてみるのも良い気晴らしになると思います。
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