「ついでにやっといて」←これ
「ついでに」という言葉について。
日常の中で「ついでにやっとこう」と思うことはよくあるのだけれど、自分ではない他者から「ついでにやっといて」と言われると無性にイラッとする時がある。
言う側としては、「ついでに」という言葉を使うことで頼み事がしやすいのだろうな、と思う。ついでだから大して手間にはならないでしょ、という免罪符的な使い方。
でも、「ついでに」という感覚は極めて主観的なものなんじゃないか?
ゴミを捨てに行く人に「ついでにこれも」とお願いする時の「ついでに」は、あくまで依頼する側の感覚であって、依頼された側が同じように思っているかどうかなんてわからないはず。
なので、誰かから「ついでに」と言われると、(実際には大した手間にならなかったとしても)俺の内面を勝手に決めつけられたような感じがして、「お前に俺の何がわかるんじゃい!!」という怒りが湧いてくるのだと思う。
もちろん相手や状況によっては全然大丈夫な時もある。それはそれでめんどくさいなと自分でも思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?