そういえば、ここしばらく外に出ていない。
厳密に言うと一人で外にでていない。

一年ほど、窓越しに四季を眺めてばかりだった。

誰かと一緒じゃないと、他人の視線が気になって手が冷えていく。
そもそも、出ようと前の日に決心して、外に出るのは辺りが暗くなってからか、その日はでないか。

いつからこんなに怖くなったのだろう。
誰も私を見てないのになぁ。

あのざわざわとした中に、自分一人がたっている感覚が苦手なのかもしれない。

過去の悲しみに向き合うのも、現在に向き合うのも、とても怖いね。

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