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パウロ・コエーリョ 著『アルケミスト 夢を旅した少年』

1988年にブラジルで出版。

物語としては、アンダルシアの平原で旅をして暮らす羊飼いの少年サンチャゴは夢で見たエジプトのピラミッドに向けて旅立つ。その旅の中で様々な人達に出会い、心の成長を遂げる姿を描いている。

スピリチュアルにおいての心の持ち方を1人の少年の描写を通して描かれている。

スピリチュアルは神秘的なものではあるけれど、神とか霊等とは別物であって、心の在り方であるスピリチュアルではない。

身構えることなく童話を読むような気持ちでこの作品を読み進めて、ただ純粋な気持ちでこの世界観を受け止めて欲しい。
感動して心が震える人もいるでしょう。
意味を理解できない人、拒否反応を示す人もいるでしょう。
どのような感情を持っても、受け入れる事がこの作品からの学びになるのではないでしょうか。

分かる人は分かる、分からない人には意味不明なファンタジーに感じるような作品だと思う。
分からなくても、時を置いて読み返してみると案外スッと気持ちに入ってくるかもしれない。

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