知名度に応じて、社会の要求や期待が比例して増えるんだよねー
読者の人生の責任なんて取れるわけないだろバカ
イケダハヤト
2019/08/25 08:30
日曜朝からいきなり口が悪いですが、これ何度も言ってるのに伝わらないので許してください。
「リモートワークを許容する企業が増えてくると、サラリーマンに戻るのもありえるよな〜」という感じのツイートしたら、こんなクソコメをもらいました。
まぁ……正直いって、「煽られて大学辞めたり会社辞めたりした人のことなんてなんとも思ってない」ですねw
そりゃそうで、ぼくの書籍なりブログなり動画に触れて、どういう判断をするかはその人の問題だからです。
ぼくは読者がどんな決断をしようが、その結果の責任を取ることはしません。
これを「イケハヤは無責任だ!」とか言っちゃう人、よ〜く考えてください。
「イケハヤのブログを読んで会社を辞めたら年収が下がって人生失敗した!イケハヤは責任を取るべきだ!」
とか言ってる人がいたら……「こいつヤバい」と思いますよね。
そんなのどう考えても自己責任なわけですよ。ぼくら発信者に責任を求められても、知ったこっちゃないっす。
無論、ぼくは「そのタイミングでもっとも合理的だと思える価値判断」を読者に対して提供します。
たとえばイケハヤは「サラリーマンはおすすめしない派」ですが、
・サラリーマンは生活費+αしか稼げない
・副業禁止の会社も多い
・在宅ワーク禁止の会社も多い
・クソ上司に当たると人生潰れる
といった前提があります。
5〜6年くらい経ってこの前提が崩れてきたら「サラリーマンやりながら自由に楽しく働いて副業で稼ぐのがいいんじゃね?」という価値判断に変わることもあるでしょう。そりゃそうですね。
他にも、「大学はコスパ悪すぎなんで行く必要ない」と常々言っておりますが、最近は学費補助制度もできてきたので「低所得層で補助使えるなら行っておけばいいんじゃね?」くらいに変わってきています。
5年も経てば社会情勢は変わり、価値判断も変わります。
その意味で、意見を変えていくことこそ、逆説的に「著者の責任」とすらいえるわけです。
いやほんと、とかく処世術に関して、ずっと同じこと言ってる人の方が信用できませんよ。
明治時代になったのに「今の時代、武士なら一生安泰だ!」と主張している人がいたらおかしいですよね。そういうことです。
<イケダハヤトさんのnoteより引用>
ちょっと このことについて、なぜこうなるのかをメモ感覚で残しておきます。
なぜ、こういう両者の話になるのか。
まずは、社会=群衆というものは、個人であれば知名度やファンやフォロワーへの影響度が大きくなれば、それに比例して発信者本人への責任を追及するようになります。
それはなぜかというと、発信者本人の意図とは関係なしに、群衆の要求値が上がり、期待も大きくなっているからです。
言い換えると、知名度やファンやフォロワーへの影響度が大きくなれば、発言の責任や誠実さの要求が増します。
これは、ツイッターなどで有名人や政治家のちょっとした発言が炎上することからも見て取れます。
まぁ これが群衆心理というもので、あなたは社会に影響力があるんだからちゃんとしないとダメでしょ!?って勝手にみんなが思ってしまうワケですね。
だから、発言の方向性を変えたりすると、なんだそれはないよ!ってことが起こるんです。
特にツイッターなんか文字数が少ない言葉で発言したりすると、短い文章では圧倒的に情報量が少ないから本人が伝えたいことが十分伝えきれないんです。そうなると、ツッコミが起こる。
これ、有名人や政治家だけでなく、同じようなことが企業でも起こってるんですよ。
スタートアップで数人で起業したばかりの会社、中小企業、大企業の社長が同じような発言をしたとします。その発言に何か問題があった場合、どうなるか。
やっぱり大企業の社長が一番、社会からボコられるんです。
規模は大きくなくても大きく知名度のある企業も同じです。吉本興業の闇営業問題の件なんかはそれの典型ですね。
また社長でなくても、社員がなにかミスや不具合を起こしたとしても、顧客からはおたく大企業なんだからしっかりしろと怒られたりします。
それだけ、知名度や事業規模の大きい企業に対する「ちゃんとするべき」という目で見えない社会の要求があるんです。
でね、企業は知名度や事業規模に応じてそうなることを知っているんです。社内で研修もあったりします。
昨今、大企業では顧客への迅速な対応や、コンプライアンスにも非常に厳しいです。そして息苦しいです。
けれど、これが個人の場合どうかというと、知名度やファンやフォロワーへの影響度に応じて社会の要求が厳しくなるということをどれだけ意識している人がいるでしょうか。
そしてそんなことを教えてくれる講師もいないわけです。
まだ、フォロワーも少なくて社会への影響度が少なく駆け出しだった頃と同じような発言や行動をとっていても、知名度も影響度も大きくなった場合はツッコミが増えます。それが群衆心理というものですから。
ほんとこれやっかいなんですよね。
本人は前と同じようにやり続けていても、有名になると周りが勝手に見る目を厳しくして責任を追及しちゃうわけですから。
(特に大人から子供まで影響があると認識されている人は、ちゃんとするべき、誠実さ、一貫性などが強く要求され、それから逸れると厳しく追及される)
ただ、発信者はそういった群衆心理の変化を理解して、発言のアプローチの仕方も変化させていくことは意識すべきなのかなと思ったりします。
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