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広報本を読んでアクトビの広報を考えてみた(#読書感想文)

皆さま、お疲れ様です☕️
このnoteは少々長いので、お茶をしながら読んでいただくことを推奨します。


▼特にこんな人に読んで欲しい

・広報をはじめて数ヶ月〜1年くらいの人
・広報立ち上げで前任がいない心細い人
・広報活動を模索中で迷える子羊になっている人


<おまけ情報>
アクトビには「書籍購入制度」があり、情報のキャッチアップやメンバーのスキルアップをサポートしてくれます。書籍は漫画や小説以外なら月に1冊会社が購入してくれる有難い制度で、情報のキャッチアップがしやすい環境です。



まず読了して

この本を読み終えて(というか読みながら)感じたことは、今の私(広報2年目、ひとり広報、立ち上げ)にドンピシャ過ぎるやろ〜〜〜!です。

本を購入してすぐに近くのカフェで開き、ノートを取り出して色々メモしながら読み進めました。
最近ちょうど困っていた事や、広報としての動きを理解し始めたけど何か上手くいっていないと感じる原因が書いてありスイスイと読み進めました。

ちなみに最近の私(2023.08頃)は、主に以下に困っていました。

  • プレスリリースって別にメディア露出に紐付かないよね?
    →どうしたらメディアさんに興味持って貰えるの?

  • また会いたいと思って貰える広報とは?

  • 他の広報さん、何してるの?


この本には、著者が他企業の広報やメディアの方に取ったアンケートやインタビューも掲載されており、私に必要な情報がこの一冊に詰まっていました。

この本を読んでアクトビの広報に活かすことが出来ると感じたので、今後アクトビが成長して二人目の広報が入ってきた時のためにも(自分のためにも)、本の内容をもとに私の言葉で書き記します。

「ひとり広報」が大切にするべきこと

ひとり広報が大切にするべきことに

  1. 代表に理解してもらうこと

  2. 社内を巻き込む力

  3. 応援してくださるメディアの方を見つけること

  4. 社外に仲間を見つけること

とあり、これらがあることで広報活動に広さ・深みを出すことが出来るとのことです。また、大前提"広報"として「誠実に、動き続けること」が大切になってきます。


1. 代表に理解してもらうこと

広報活動において、代表に「広報とは」を理解してもらっているかどうかで動きやすさが雲泥の差だと認識しています。たまに理解がなくてしんどい…的な声を社外で聞きます。

ここに関して、アクトビは代表の広報への理解が凄まじく、私の入社以前から社内に対して「広報活動の大切さ」を周知していただいてたこともあり、段違いの動きやすさです。

こちらから色々とお願いをすることもありますが、理解を得られなかったことは現時点で一度もありません。

また、取材対応においては私が広報としてメディアの方へお話しますが、やはり代表コメントも欲しいものだと思います。そこも対応して貰えるいい環境がアクトビにはあると感じています。

ただもし今後、理解できないメンバーがいた場合に私ならどうするかを考えたのが以下になります。

  • 広報活動はすぐに目に見えた結果を得られないものであること

  • どれだけ良い会社、サービスも広報活動によって社会への情報発信がなければ、存在しないのと同じであること

  • 社内に対しての企業文化の醸成が、企業発展に重要であること


とにかく今の環境に感謝です🙏


2. 社内を巻き込む力

私は社内メンバーから「とりあえず山田に任せておけばオッケー👌」と思ってもらえる広報になりたいと思っています。

広報活動において、社内協力は本当に大切だと感じていますし、本にも「社内から情報が集まってくる部署であること」が重要とあります。

本を読んでいてハッとさせられたのは、「告知などの情報発信はまず社内からするべし」というもの。自分に置き換えた時に、確かに代表や広報から何も聞いていないのにSNSやプレスリリースで知ると、疎外感やモヤモヤした気持ちになるなと思い、以降気をつけています。

社外への発信に躍起になり、一番大切である社内を蔑ろにしないためにもここは特に気をつけたいです。

またその他、社内広報について意識したいことは以下になります。

  • メンバーのスケジュールを把握し、PRネタにならないか探す

  • Slack(アクトビの場合)にて他部署の動きもチェック

  • 休憩中などちょっとしたタイミングでのコミュニケーションを大切にする

  • メンバーの興味の範囲を把握しておく

私の場合、社内部活のレク部部長もさせてもらっているので、社内イベントを考える際にただ面白いことをするのではなく、「アクトビのメンバーに沿ったイベント」を模索して企画しています。


3. 応援してくださるメディアの方を見つけること

ここが困っていたことの一つになるのですが、メディアの方との繋がりの作り方をあまり理解出来ていませんでした。また、何故か勝手にメディアの方はあまり広報が好きじゃないのでは、とも思っていて、かなり勝手に尻込みしていました…(笑)

ですが色々な場所へ足を運んだり、出会った人に繋いでいただいたりで、メディアの方とお話する機会も増え、気付いたことは「皆さん普通に話してくださる」ということでした(あまりにも初歩的ですみません笑)

今では、丁寧に連絡をくださる方や、電話をした際に丁寧に対応してくださる方との繋がりができ、いつも感謝の気持でいっぱいです。

ただ、まだまだ未熟な部分ではあるので、最近の取材やリレーションで以下に気付きました。

  • メディアの方の興味を引き出す会話術の大切さ

  • 代表取材の前段階情報をすべて把握しておくこと

  • やっぱり人と人のやり取りであるため誠実に・丁寧に

最近、取材機会が増えているので上記を大切にし、長くメディアの方とお付き合いをしていきたいと思っています。


4. 社外に仲間を見つけること

アクトビに入ってから沢山の広報さんとお話する機会があり、この部分については特に感じたものがあるので次章で詳細を書かせていただきます。
👇


広報は横のつながりが大事

広報勉強会やイベントに参加させていただき、広報さんとお会いする中で、そこから似た業態の広報さんに繋いでいただいたり、メディアの方に紹介していただいたり、はたまた別の勉強会に招待していただいたりなど。

広報って本当に横のつながりが大切な職種だなと身に沁みて感じました。

それだけでなく、悩みを相談したり仕事外での情報共有(グルメやリラクなど)ができたり…楽しく広報活動が出来るだけでなく、新しい気付きを得られるきっかけとなります。

お話していてエフィカシーが上がったり、アクトビの露出に活かせそうな発想を得られたりと、いつも刺激を受けています。

今後もアクトビの広報として、皆さまと長くお付き合いいただきたいです。


アクトビ「ひとりめ広報」としての今後

私はアクトビが近い将来大きな組織になると想定しています。その際に二人目の広報が入って来た時に、その方がすぐに動き出せる様な土台を整えながら広報活動をしていきたいと考えています。

広報としての今後の目標は、

  • 広報に情報が集まってくるようにする

  • メディア掲載について社内共有する際は、取材の経緯や裏話も共有し、取材経路を知ってもらう

  • 広報としての会話術を身につける
    ┗相手のことを知る・相手のことを深掘る・興味を引き出す

  • メディアの方や社会と長く付き合うための、誠実なリレーションを行う

です。広報がんばる!!!!

さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございます。
この本は、広報なりたての時に勘違いする、「とりあえずプレスリリースを出しまくればいい!」という思考を正してくれ、また前任のいない広報の道標となる本です。

かなりオススメです!


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