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NTTドコモに入社しました

※サムネの写真は近所で撮ったいい感じの電柱です。

本日NTTドコモに新卒入社しました。21卒です。
せっかくの節目なので簡潔に入社エントリを書きます。ドコモの入社エントリはたぶん令和初だと思います。
普段はTwitter( @_7cancer )で研究などの話をしてます。

この記事では入社した経緯ややりたいこと、なぜドコモにしたか、について書きます。
記事を書くモチベーションとしては以下の2点になります。

- 自分が就活中だったとき社員がなぜ入社したのか知りたかった
- 未来の自分のために現時点での思考を残しておきたかった

そういった背景から、本記事が想定している読者は就活生といつかの自分です。

質問や不備などありましたらコメントを残したりTwitter( @_7cancer )までアクションをください。たぶんTwitterが最速で返事できると思います。

筆者に関して

まず軽く自己紹介をしておきます。
基本情報は以下のようになっています。

- 修士卒
- 学部/大学院ともに情報系(CS系)
- VR系の研究をしていた

HCI系の研究室でVRに関する研究をしていました。
研究では空気を用いた触覚ディスプレイを制作したり、ファンタジー攻撃の主観的感覚強度に関して調査したり、後輩のハンバーグの肉汁を飛ばす手伝いなどをやりました。
この研究成果は国内のシンポジウムや研究会、査読付きの国際に出すなどしました。

また、ほかにも学会で知り合った友人らと合同研究発表会を主催したり、Clusterで世界を創ったり、自作キーボードを作るなどしています。
最近はVroidをいじったり作ったりもしています。

このような感じであまりエンジニアっぽいことはしていないので、コーディングなどはちゃんとやってる情報系の学部生のほうがはるかにできると思います。


入社した経緯

大学によっては学内推薦(?)があるみたいですが、自分はそれでなく普通にエントリーするルートで入社しました。
実際には以下のような感じです。

夏ハッカソン → (docomo Open House) → ES提出&面談1 → 面談2 → 内々定

順に詳細を書いていきます。

夏ハッカソン
これに参加したときの話は過去に記事として書きました。

ほとんどはこの参加ログに書いたので詳細は省きますが、ハッカソンが終了した後に、応募したきっかけとなった浮遊球体ドローンディスプレイの主著の方と話させてもらったりしました。

docomo Open House
ここに組み込むのは違和感がありますが、個人的には結構大きな決め手になったので入れておきます。
参加ログは↓に残しています。

参加する前は技術を見に行くぞ、という気持ちが強かったのですが、今振り返ってみれば他の参加者の反応を見られたのが収穫だったと思います。
人がなにで驚いてどんな操作をするのか、というのをたくさん見ることができました。

これに参加したことでふわふわしていた就活の軸がほぼ決まりました。

ESや面談など
選考(?)部分です。
自分がやりたいことと、ドコモなら如何にして実現できるかを語ったら通りました。

面談では、終始「自分がやりたいこと」と「実際に会社でできること」が一致しているか見られている気がしました。
これが食い違うとお互いにとって不幸なので、まさにジョブマッチングだなぁなんて考えていました。
ただ自分は人事ではないので実際どうなのかは知りません。


現在やりたいこと

この章はほぼ自分用に書きます。
変なことを言っている可能性が高いのであまり参考にしないでください。

現在やりたいことは、就活時の軸としても言っていた「XR技術が当たり前に使われている社会を作りたい」です。

例えば物流や医療現場などでXRを用いれば、不要なヒューマンエラーを減らし効率を上げることができます。
エンタメなどでも実世界とインタラクションを行うものなどは臨場感を向上させることができます。

ほかにもたくさんのメリットがありますが、現状ではアプリケーションの不足や装着時の違和感などからかあまり導入されていない印象があります。
こういった課題を、以下に挙げる三つで改善していきたいと考えています。

- XRアプリケーションの開発環境を整える
- ハードウェアの軽量/小型化
- 利用者や事例を増やす

念のため明文化しておきますが、これは個人の意見なので会社が今後どのように動くかはわかりません。

上記の3つはソフト/ハード/その他(?)とすべて領域が違いますが、すべてが必須だと思います。
実際に会社員という立場でどこまでできるか分かりませんが、この三つに取り組んでいきたいです。


なぜドコモにしたか

最後に、内定承諾理由です。
自分が就活生だったときに一番知りたかった情報でもあります。

内定はいくつかもらいましたが、最終的にはドコモに決めました。
理由は主に以下の2点です。

1. やりたいことが全部できそうだった
2. 研究事例が面白かった

1. やりたいことが全部できそうだった
以下の2点、といいつつこちらがほぼ決定打でした。

先にも述べたように、自分がやりたいことはソフト/ハード/その他にまたがっています。
そのため、ソフトならUnityやCluster、ハードならFacebookやMagic Leap、その他なら物流や医療などの他業界、などのようにそれぞれに特化した会社もありますが、転職をしないと全部はできないだろうな......という思いを抱えていました。

一方で、ドコモには"協創"をしていこうという取り組みがあります。
この協創という考え方や、ドコモのリソースを使えば(かなり好意的に解釈して)やりたいことが全部できそうだと考えました。
欲張りすぎな気がしますが、これが就活中の自分の考えでした。

2. 研究事例が面白かった
ドコモハッカソンに申し込んだきっかけもこれです。
球体ドローンディスプレイや触覚ディスプレイ、テレイグジスタンス、存在感提示など、通信以外にも幅広く研究しており技術的貢献をしている姿が印象的でした。
また以下のようにテクニカルジャーナルも出していますが、こちらも面白いです。


以上のような理由からドコモの内定を承諾しました。
もちろん選考中に出会った社員の方々の考え方と自分がマッチしていたとか、待遇面での不安が少なさそう(余計な心配をしなくてよさそう)などの細かい理由はありますが、学生だった自分にとっては上記の2点が大きく作用しました。


おわりに

就活の話や現時点でのやりたいこと/思考を書きました。
入社してどれくらい達成できるのか、どれくらい時間がかかるのかは現時点で予測できませんが、たくさんの人にXRってすごいね!って言ってもらえたら嬉しいなぁと思います。
同じ想いをもった就活生はぜひドコモも候補として考えてみてください。

長々と書きましたが、まずは修士での研究生活よりも密度の濃い社会人生活を目指していきます。

何かあれば冒頭にも述べたTwitterまでコンタクトいただけると嬉しいです。

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