【感想】夜の描き方
画法の話かと思って読んだ。
そうだけど違っていた。
違っていたけど違っていなかった。
「地上の星」が聞こえた。
銀河交流電灯の瞬きが見えた。
この感動を伝えたいと思ったが、それを表すにはあまりにも自分の語彙は乏しかった。
だから、他の詩の力を借りた。
古来星天幾人描 古来星天 幾人か描ける(反語)
元は、有名な詩なので気づく人も多いだろう。
涼州詩 王翰
葡萄美酒夜光杯 葡萄の美酒 夜光の杯
欲飲琵琶馬上催 飲まんと欲すれば、琵琶 馬上やこうに催す
酔臥沙場君莫笑 酔うて沙場に臥すとも君笑うこと莫かれ
古来征戦幾人回 古来征戦 幾人か回
王翰が見上げた星空も美しかったろうか。
参考
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