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ひとり旅日記モロッコへ15日目:最終目的地、カサブランカへ

2020年1/7シャウエン→カサブランカ

夜、エレベーターの音がうるさくてよく寝られなかった。朝食はインスタントお粥ににんにく2かけすりおろしたのを投入。鼻水のせいで目がウルウル。今日はバス移動だからメガネで良いや。

バスターミナルに6:30amに行くと、荷物預け所には既に列が。それにしても中国系の団体多いな…。荷物預け料を支払って、荷札を受け取って荷物にくくりつけてバスへ。この時点で6:45。先に札もらってた中国系、何してる?彼らが乗り込むのに時間がかかってた。

自分の席は左側の列の一番前通路側。よくわからない欧米人が乗り込むやいなや、「乗り物酔いしやすいから、席譲ってくれないか?」と前列に着席してる人誰彼かまわず聞いてたが、誰も席を譲らず。ってか、前の方の座席希望なら早々にオンラインもしくは窓口で買えよ。こちとら1/2朝に窓口に買いに行ってんだから。譲ってもらう事考えるより、酔い止め飲むとか自分なりの対策取れよ。子供じゃねーんだし。そもそもバス酔いすんなら、バス乗るなよ。今まで同じやり方で譲ってもらえた確率どんぐらいなんだろ?何より、前方の座席が酔わないってのはウソだし。タイヤがない真ん中の座席が一番席が揺れにくいって言われてるんっスケド。奴もフェズからのじいさんの様にゲボるのか?

昨日の夜よく寝られなかったからダルいしやたら眠い。カサブランカまで7時間乗ってたら日記書けると思ったが、とにかく寝たかった。8:30にトイレ休憩。行ける時に行っとかないと。男女兼用イスラム式トイレ。中国系女子ドン引きしてた。重慶の火鍋食堂のトイレよりこっちの方がキレイだよ?

手持ちの朝食兼昼食を少しずつ食べては寝た。今日やっと出番出た首固定用コルセット。ホント良く寝られた。次のトイレ休憩は首都ラバト。でもここではそんなに時間取ってくれず、慌ただしかった。13時着予定が、ドライバーのあおり運転のおかげで、12:40頃に最後の宿泊地カサブランカ着いた。

ダルイからタクシーで宿まで行こうと思ったが、大した距離でないのに40DH。同じ方向に行く客を探すから待てと言うが、いないらしい。こっちの希望20DHにはならないし、もう待ってるのも馬鹿らしいからバスターミナル出てすぐの大通りでタクシー拾おうにも、どっち方向走ってるタクシーを捕まえりゃ良いのかわからない。

と、こっちに歩いてくる2人組のお兄さん達。「スミマセン。助けてください!」地図を見せながら宿の場所を示すと、「ここから歩いて行けるよ!」との事で、「タクシー乗る必要ないよ」と言ってくれた。「どこから来たの?」「日本です」と言うと、「日本のアニメ好きだよ。ドラゴンボールとか」彼らは一緒に行ける所まで行ったら、その先の行き方を教えてくれた。駅まで行ければあとは大丈夫そう。お礼を言ってあめをあげた。

駅が見えたら対面に渡り、旧市街に入る。そして、近そうだけど、もう自力じゃムリ!ってな事で、宿の外観の写真を売店に買い物に来たおじさんの見せたら、まっすぐ行って左と教えてくれた。「OK!シュクラン‼︎」おじさんがその方向に行くお兄さんに声を掛けて「案内してやれ」みたいなこと言ってくれた。お兄さんの後について行くと、自力でイイとこまでは来てたらしい。この距離で40DHはボッてる。フェズは歩けない距離20DHだったんだし。

チェックインして部屋に案内されたが、3階…。エレベーターなし。チェックアウトの時に、今より重くなった荷物は到底自分ひとりで下ろすのムリだ。その時はヘルプを呼ぼう。荷ほどきをして、本当は寝たいけど、カサブランカ観光できる日があまりないから、気合い入れて出発。ハッサン2世モスクは外国人プライスで130DH。高過ぎる…。世界遺産でもなんでもないし、手持ちの現金も少ないから諦めた。外観だけでイイや。その後に近くのショッピングモール行こう。今日はあんまムリしたくないし。

ハッサン2世モスク、確かに立派。ってか、デカイ。ある程度離れないと全体が写真におさまらない。さっさと写真撮って、モールへ。カサブランカ、午後の日差しがめっちゃキツイ。暑い。早くモールに駆け込みたい。そして目指したモールそフードコート。フェズよりも種類がある!そしてこの旅でついに日本食。タジンとそんなの変わらない値段ならOK。

サーモン丼を注文。米はベチャッとしてたけど、酢が強すぎるるでもなく、ピリ辛に漬けられたサーモンはおいしかった。ペロリだね。アイスも食べたい!可愛らしいスイーツショップが他より安かったからそこにした。キャラメルとヌガー。キャラメル感、ヤバイ。リピりたい!

モールをぶらぶらしてから、モール内のスーパーへ。初めてカルフールではないスーパーに入った。ってか、全体的にこのモール人少ないけど、大丈夫?スーパーもガラガラでレジ混んでないし。マラケシュで見つけた気になってたお茶をようやくここでget。チョコも。帰国までに少しずつ欲しいもの買わないとな。今回の宿は朝食がないから、朝食と昼食のおなじみバナナ、みかん、リンゴ、パン、トマトを買った。

モールから宿に戻る途中、学校を終えた子供たちで道が賑わってた。多くの親が迎えに来てて、子供たちは出店で何かしら買ってもらってる。ポップコーン、りんご飴などなど。人気だったのはアイス屋さん。日本でこんなにお菓子食べるって、遠足じゃない限りないよな…。

シャウエンで飲めなくて残念だった、さとうきび生姜ジュース。さとうきびを絞って作ってもらってるのを待ってると、クソガキどもが”China!”と言いながらぶつかってきたり、たたいたりしてくる。クソ坊主を完全にムシし、ジュースが出来上がるのを待つ。8DH。ヤバイね、コレ…。生姜、メッチャ効いてる。喉は痛くないのに、ヤケに喉にしみるのはナゼ?一気飲みして宿に戻る。

買った物を一度置いて、駅へ。明日から3日分の行き先を告げて電車のチケット購入。ヤバイ…。この手持ちの現金じゃ残りの滞在過ごせないだろう。何度も言うが、宿と移動手段にクレジットカード使えないこの国、痛すぎる。チケット売り場の窓口のお姉さんが、日帰りで好きな時間に帰って来られるように、最終電車で取ってくれた。お姉さんの友人らしき男性も切符買うのを手伝ってくれたから2人にあめあげた。

部屋に戻ると、近所のレストランが屋上でガンガン大音量の音楽流してる。頭痛い。これが夜中まで続いたら嫌だな…。と思ってたら、20:30には静かになって、ほ。シャワーはシャワーを引っ掛けるフックが破損してて、なんとも浴びづらい。水栓に置いてしゃがんで使うしかない。修理しないのかな…。電気と連動する換気扇、寒いからガムテで塞ぐ。この部屋暖房ない…寝る時に首回りにストール巻いて、お腹にホカロン、そして足元に湯たんぽ。ここで3泊か…。


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