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ひとり旅日記欧州へ12日目:ウィーン最終日。建築巡り→昼も夜も食べて→寝台列車

2016年1/1ウィーン→クラクフ。

あけましておめでとうございます。元旦だからって、朝食の内容が変わるワケではなく、いつも通りみかん2個、バナナ1本にヨーグルトとクロワッサン、〆にコーヒー。そしてチェックアウト。今日は写真撮ってない所に行こうと思った。窓の外はうっすら雪化粧の景色になってた。コーヒー淹れてくれる兄ちゃんの情報によると、昨日は-4℃で、北風強かったから体感温度は-17℃ってホントに?まだマイナスの世界を体験してないからわからないや…。

1/1に雪って、なんかイイよね~。フロントのお姉さんにチェックアウトしがてら、「1日雪かね?」と聞いたら、午前中一杯とのことだった。

まずは、建築家フンダートヴァッサーの建築巡りから開始。ゴミ焼却所は近未来的な建物。日本のいかにも「ゴミ燃やしてます。それしかできませーん」みたいな建物ではない。

次のクンストハウスは、色がカラフルで住んでる人が羨ましかった。あ、でも観光地に住むのも案外大変なのかね…。ここは柱が面白い形で、首飾りみたいな玉があったりした。

昼時1/1でも時間短縮で開店してる(さすが観光地!ブタペストは今日休みなのかな?)口コミでやたら名前が挙がってるオーパーラーというカフェで日替わりランチ。スープ、メインは本日魚、ミニチョコケーキで14ユーロ。これにプラスして、冬限定ドリンクオレンジマンゴーパンチと〆にイチゴムースを注文した。

魚、もう少しあったかいうちにサーヴィングして欲しかったが、ヒラメ系の白身魚にそんなにくどくないクリームソース。付け合わせの茹で野菜の方が本当に美味しくて目を閉じた。パンチ。こんな幸せな気分になれる飲み物は生まれて初めて。暖かいジュースにオレンヂとシナモンが入ってて、世界がキラキラに見えるステキな飲み物だった。ショーケースのケーキはどれも美味しそうでかなり迷ったけど、ピンクの可愛いムースにした。これも食べててHappyになれる味だった。美味しいものに浸り過ぎてる自分に不審な目の斜め向かいのおじさん…ゴメンナサイネ。

陽が暮れる前に写真撮らなきゃ!

また歩き始めたが、なんとなく吸い込まれて入ったペーター教会。ちょうど15時でフリーコンサートが始まった。座って、パイプオルガンと聖歌隊の歌を聴きながら、今この瞬間を過ごしてる自分は贅沢な時間を過ごしてるな…と思った。30分ほど聴いて、また写真を撮る為に歩いた。エンゼル薬局の外壁の絵が素晴らしかった。

いよいよ陽が傾いて来た。と慌てて市民公園へ。もうこうなったらミーハーだね(苦笑)。ヨハン・シュトラウス2世の像のみ写真におさめて、次は昨日撮っておけばよかったマジョルカハウス。これも写真だけのためにわざわざ向かった。ホント、昨日生ガキ食べた後撮れば良かった…。

今日の夜行列車22:50までまだまだ時間がある。限られてきたウィーン滞在時間に後悔しないように今何をすべきか?自分に問いかけて出た答えはフィルグミュラーのデッカイシュニッツェルを食べること!だった(←結局食かよ!)。

本店は予約でいっぱいだったから、少し先の支店の方へ。17:15。そんなに並ばずに入れた。なかなか注文を取りに来ないのにイラついたが、半分サイズのシュニッツェルとサラダを頼んだ。半分のサイズでも自分の顔よりもデカく…サラダと一緒なら食べられる感じ?これは単品じゃキツイだろ?サラダがあっても、最後はギヴアップ。2品で12.5ユーロ。ランチが遅かったから残してもしょうがないと心の中で言い訳。

店を18時過ぎに出たら、行列は自分が並んだ時の3倍の長さになってた!感想としては、そこまで並んで食べる価値はマイミー。日本のとんかつの方が行列の価値あると思いますけど。

宿に戻り、夜行が出る駅を確認してフリードリンクのアップルシナモンティーを楽しんだ。これはものすごく美味しい、体が温まる飲み物だった。毎晩有難く頂きながらほっとしてたな…。このフリードリンクにはアルプスからの水もあった。ってことで、フィンランド以来でオーストリアは水を買わなくても良い国だった。蛇口からの水が飲めるなんて、有難い。

初日にもらったフリードリンクチケットを宿のバーに持って行き、ココナッツ+パイナップルジュースを1本もらった。飲みながら明日の予定の確認し、顔と歯を手入れし、共有スペースもうるさくなってきたから20:30に宿を出た。

2時間弱駅で待つことになったが、ウィーンはあらゆる場所でネットが繋がる(さすが観光地!←何度言った?)から、苦労しなかった。クスリかサケか知らんが大声出してる女、みっともない。

欧州の寝台列車初めて♪3段ベッド真ん中のはずが、係のおっさんの指示で1番下になったが、乗れりゃいい。宿で顔と歯を手入れしといて良かった。顔なんてとても洗えやしないね。明日はクラクフに早朝に着くからすぐに横たわった。同室は学生風の女の子だった。

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