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ひとり旅日記ギリシャとイタリアへ20日目:ナポリに到着するなり早速丸1日徒歩観光

2018年1/20ナポリ①

5時起き。たぶん早過ぎた(苦笑)。ナポリへ出発。チェックアウトする最後に面白い兄ちゃんに会えて良かった。彼もジャマイカンの血なのかな…?朝からテンション高い。自分が教えたレストランには行けなかったとの事だったけど、別のレストランに行ってニューハーフに好かれて困った話はウケた。身振り手振りで再現してくれて、「彼の為にこの歌を歌うわ〜」と、兄ちゃんはカラオケマシーンから離れて座ってたのにも関わらず、そのニューハーフはマイクのコードを巧みに伸ばしながら目の前で歌われて、食事を注文したくてもウェイターが入る余地がなかったとか。朝からマジで大ウケ。

チェックアウトして、兄ちゃんに別れを告げ、7:36amの鉄道で3時間。ナポリ着。ローマから南下したから、気温17度。宿は駅近のハズなのに、地図よりも実際はナポリ駅から宿まで距離あった。わかりやすい所に宿予約したハズなのに!

道を間違えて、アフリカ系がやってる闇市っぽい所に思いっきり紛れてしまった。人が多過ぎて、キャリーが通れない。このキャリーに轢かれた人たち多数…。ソーリー。貴重品スラれたらたまったモンじゃない!貴重品を死守しつつなんとか通り抜けた。人口密度が低くなった所で宿の位置確認。なんだ。駅からまっすぐだったんだ。スーパーが近くにある事を確認。呼び鈴鳴らして、名乗ったらロック解除された10:30am。ここはエレベーターあった。助かった。

2階(実際は3階)で降りてチェックイン。reception のおじさん、日本語で挨拶してくれた。そしてナポリの見どころを説明してくれた。実際に部屋に入れるのは14時以降との事で、ロビーでもらった地図に+αで自分が行きたい所も印つけた。ってか、この宿、どんだけの日本人がやって来たんだろう?って位のガイドブックの数…。今日は歩けるだけ町を見てみよう。

早速出発。大聖堂の方に向かってるハズがいきなり迷った(苦笑)。なかなか大通りを見つけられず。友人が助言してくれた細い道には行かないようにして、警戒しながら歩く。大聖堂?と思いきや、博物館だった。チケット売り場の人に尋ねたらこの先右に出て左を曲がるとあるとの事。グラッチェ。自分の立ち位置を把握しづらい…。地図が簡易的過ぎるのか?いずれにせよ、大聖堂がある通りは大きくて賑わってた。

さっきまで通って来た道は細くて暗かったな。ローマと比べると道にゴミがたくさん落ちてて汚かった。大丈夫?ナポリ…。

大聖堂はデッカくて、デジカメにもiPadにも収まり切らなかった。軍服着た警備のお兄さんに、「この道がドゥオーモ通りですか?」と聞くと、「Si」大聖堂の中に入ってみたが、特に心に響くものは無く。インフォメーションが設置されてたから、次はどう進めば良いかを教えてもらった。

今度は出て左に進んで角を右。地図上だと教会あるハズだけど…。と。あった。修復中の幕に覆われてた気づけなかった。

昼時の時間帯。って、この通り、メイン通りのドゥオーモ通りよりも細いのに、すんごい盛り上がってる。今日が土曜日だからこんなに混んでるの?ふと店の方を見ると、ビル・クリントンの写真があった。また?アイスランドの世界一おいしいホットドッグ屋に続いて。並んでた兄ちゃんに、「この店有名なの?」と聞いたら、「そうだよ」と言いつつ、人気商品を教えてくれた。1個1.5ユーロ。見た目コロッケ、中にはスパゲティ、肉、チーズが入ってる。味は…。フツー。味より何より、揚げ物が久しぶり(笑)。ホットドッグに続いて特にカンドーも無く。

この道を進むとサン・パオロ・マッジョーレ教会があった。ファサードにローマ遺跡から拝借した円柱が使われてる。この向かいのサン・ロレンツォ・マッジョーレ教会の床下にはローマ遺跡が眠っているとの事で、床の一部を透明にしてモザイク画が見える様にしてた。素晴らしい。この教会の前のゆる〜い下り坂の先がなんかごちゃごちゃしてて面白そうだったから行ってみることに。ミニチュアがたくさん売ってた。中にはからくり仕掛けで動いてるのもあった。作りはザツだったけど、可愛かったし、何よりからくり芸が細かかった。

すれ違う人が美味しそうな野菜のフライを食べてたから、お店を探して見つけた。シーフードフライと野菜フライが人気との事で、迷ったがシーフードの方にしてみた。注文してから揚げてくれる。エビフライなんて、ホント、どのくらいぶりよ?煮干しサイズの小魚のフライ、小さいイカとタコのフライ、白身魚も入った盛りだくさんで6ユーロ。ここまでつまみ食いしながら歩いて来たけど、ランサンドイッチはいつ消費できるのだろう…。

このままお土産通りを見ながら進むと旧市街地に出てきた。もしかしたら、修復の幕に覆われてた教会の所から旧市街が始まってたのかも知れない。気付くのが遅かった。ってか、この雰囲気、メッチャリヨンの旧市街に似てる。どこかの教会の解説ボードにこの町もシルクを作ってた云々と書いてあった。

サンタ・キアーラ教会入場料6ユーロ払って、マヨルカ焼きの回廊を見学。セビーリャのスペイン広場と同じタイルだ。シスターがねこさんにごはんあげようとお皿の餌を持って来たら、ねこさんが駆け寄ってた。ここのタイル画は可愛かった。

まだ日も出てるし、この際頑張ろう。と見晴らし台まで歩く事に決めた。地図上ではここから上れるだろう。という所にたどり着いたが、こっからが間違い。金比羅さんか?と思う程続く階段階段階段…。一体何段上ったんだろう?マジキツかった。上りきって見渡したナポリの町並み。ヴェスピオ山には雲がかかってた。

ここまで来たら、もう見切るしかない。ウンベルト1世ガッレリアへ。修復中でない所で写真撮った。天井がものすごく高い。歌声が聴こえて来た。ただのカラオケ大会だろ?と思ってたら、メインで歌ってる細いおじさんの歌が心に染みて感動した。なんか伊らしい光景だった。ローマでは見かけなかった、こういう演奏部隊。思わずおじさんの歌を動画で撮った。そして、ヌーヴォ城。入場できず、外観写真撮った。

夕暮れ前にサンタ・ルチアプロムナードを歩いて卵城へ。18時閉館前に間に合って良かった。またこのエリア来るのもメンドーだから、〆に王宮見学。この時間ともなると人がほとんどいない…。けっこう広かったが、閉館間際だからか、シャンデリアは点灯してないしで、大して印象に残らなかった。

帰りは繁華街のトレド通りへ。ローマでこんなに賑わってる通りあったっけ?と思う程の激混み。ジェラート屋はローマにしかないんだと勘違いしてたが、この通りにもあった。チョコレートオレンジとヨーグルト&くるみ。初チョコ味。オレンジ効いてておいしかった。トレド通りからメトロに乗って宿へ。

今日は散々持ち歩いたサンドイッチが夕飯(苦笑)。


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