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バスツアーひとり参加:またまた走った。世界遺産白川郷と飛騨高山&金沢へ。

2015年3/22~23

ツアータイトル『ズワイガニ・ステーキなど30種バイキングの夕食/世界遺産・白川郷と小京都・飛騨高山と金沢』バスツアーひとり参加。16900円。

バス旅行は楽で良いのォ~。車中は安心して寝られるし。だけども世界遺産滞在時間は短い…50分。バスの駐車場から歩いて白川郷の集落へ。ガイドさんがまずは高台から集落を見るのがお勧めとの事で、高台行きのバスへ。別のツアー客も同じ事を言われてこのバスに乗った模様。そして、滞在時間が短いことに不満を漏らしていた。でも結論は、自分たちで来るには大変だけどバスツアーで安く来られたから仕方ないか…って事だった。同感致します。バスには外国人観光客も多かった。

茅葺の急斜面の屋根の雪は、3月も終わりに近いとさすがに溶けて無くなってたが、周りはまだ雪一面の世界。高台からの集落を眺めて、あぁ!ここは日本のメルヘンな世界なのではないか!と思ってしまったほど、独特の茅葺屋根の家がなんとも可愛らしかった。

滞在時間が極めて短い為、今度は間近で集落を見たい。と思って高台を後にすることにした。でも、バスを待ってる時間はない。仕方ない。走ろう。

坂道を走って下ってる時に、近い過去におんなじようなことしてなかったか?自分…と思い出しながら走ってた。そうそう。ノイシュバインシュタイン城の山道を駆け下りたんだ!笑えた。今回は声援なく…

積もってる雪の分厚さで、本当に豪雪地帯なんだと思った。走ったせいもあるが、今日の日差しはすっかり春の陽気。外国人は半袖だし。雪の白さが眩しすぎ。雪解け水が水路をキラキラしながら流れてるのを見て、春が近いね!と嬉しくなった。きっとこの集落の方々も同じ気持ちではないかと思う。

一般に公開してる和田家に入場料を払って入った。入ってすぐに囲炉裏。天井が高い作り。上の階では、この集落で使用してる作業道具の展示。養蚕もしていたとの事だった。

時間が許す限り集落を歩いてみると、合掌造りの宿泊施設があった。本当に可愛らしい世界だった。ここも憧れの世界遺産だったから来られたことが感動だった。

この後は金沢へ。新幹線が開通したてホヤホヤの金沢駅前のホテルに宿泊。夕食前に駅前と駅ナカを見に行った。駅にひゃくまんさんがいた。伝統工芸品の技術を駆使して作り上げたのだろう。可愛いのに美しい。駅の外には駄菓子屋に売ってる大きめのザラメがかかった宝石色の飴みたいな丸いオブジェが幾つもぶら下がってて、色が変わってく…綺麗。散々テレビで放映されてた駅前の鼓門。これも恐らく伝統の技で作られた作品で、目の前にしてみると立派!美しい!!としか言えない。

夕飯の時間の為、駅ナカは夕飯が済んでからまた来ることにした。ひとり参加者6名は一つの円卓に寄せ集められた。明日朝は駅ナカ開店前に出発だから、ここで隣の人と話してる場合じゃない。ただひたすら食べた。ズワイガニ?そんな時間ない!ステーキ?どこにあった?甘エビは遠慮なく頂いた。あと、野菜ね。

再度駅ナカへ。あぁ!新しい駅の活気ってゴイス!気持ちイイ~。働いてる方々がとっても輝いてた。美しい工芸品、自分が外国人なら絶対買うな…加賀の国は金箔の商品に溢れてた。金箔のフェイスシートマスク…高いからそれなりに効果があるのだろう。きっと。焼き物も美しかった。美術館だね。そして、お土産用のお菓子。なんて繊細!団扇の形の薄焼きせんべい。おばあちゃんの土産に買った。伝統の技で作った新幹線の模型。蒔絵の施しが美しすぎて、ずっと見てたかった。もし実物として走ってたら、ソーワンダホー!

翌朝、朝食もバイキング。昼食無しのツアーだから食べられるだけ頂いた。朝一観光は兼六園。今日は寒いね…植木職人さんたち?が雪吊りの縄を解いてた。ほどかれる前の写真撮れて良かった。梅庭園では赤に近い梅の色が美しかった。ここはアジアからの観光客が多く、梅と一緒に写真を撮ってる人が多かった。

時間的に隣の金沢城公園は外観を少し見るくらいとなってしまった。

最後は飛騨高山。飛騨高山…多くの観光客で賑わってた。ガイドさんオススメの飛騨牛握りはどの店も行列。ここの滞在時間も1時間チョイだから、列にはとても並べなかった。ガイドさんがもう一つ勧めてた飛騨牛コロッケは食べられた。牛どうこうの味はよく分からなかったが、純粋にコロッケとしておいしかった。あとは、牛串焼き。ってか、飛騨牛は地元の焼肉屋で食べた方が美味しいゃ…(苦笑)。Qちゃんのサインだらけの店(笑)。小京都。町並みは歩いてて、面白かった。歴史ある建物が集中してる通りの混雑は竹下通り並…天気雨?が冷たい空気で、雨が瞬時に凍って細かい鏡のカケラみたいに乱反射しながら降って来た。ヴィース教会に着いた時、雪が風で舞い上がったのと同じくらいキラキラしてた。

以上で終了。ラクだったけど、物足りない。ってことは、いつかまた行く可能性はあるのかも。


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