見出し画像

再会

 もう半年以上前の話になるが、僕は2月末に参加した虹ヶ咲の4thライブで小学校以来クラスや進路が別々だった友人と再会するという奇跡に遭遇した。当時の詳細はこちら↓

厳密に言うと、再会した彼とは1度だけ2017年の(だったと思う)スクフェス感謝祭に参加していたか?ということを当時インスタのDMで聞かれており、その時に彼はラブライブが好きであることを僕に伝えてくれていたため1度は再認知していた。
しかし、4thでの再会時点で彼からDMを頂いてから既に5年が経過しており、新大阪駅で再会し会話をした際も思い出すのに少々のタイムラグがあったというのはここだけの話である←

再会への経緯、彼との接点

 そんな彼との再会は小学校以来と言えども、実際にクラスメイトだったのは6年間のうち2年生までという短い時間だった。しかしながらもその2年間はベテランの担任にも恵まれ、今思えば初々しいながらも楽しい時間を過ごせたのだと時に思い出す。
物心がつき始めるタイミングだったこともあってか、当時の思い出は今でも断片的にではあるがよ要所要所で鮮明に覚えているものも多い。
彼とは休み時間によくサッカーやドッジボールをして遊ぶ仲で、人柄もよく友達が多かった印象だ。
しかし3年生でクラスが別れてからはお互いそれぞれの友人が増えてゆき、表立って遊ぶ機会は減っていってしまった。とはいえ廊下ですれ違ったり、会話をする機会があればよく声をかけてくれていたと記憶している。

中学からはいよいよ学校そのものが別れてしまったため交流はおろか連絡すらも取らなくなってしまった。
当時僕が思っていた彼はあくまでも「小学校時代の友達」という印象であり、それ以上でもそれ以下でもなかったのである。

大阪で待っていた奇跡

 導入にて上述した2017年のスクフェス感謝祭参加後のDMから約5年が経ち、時は2022年の2月。約5年という月日は無情であり、頂いていたDMの内容など完全に意識せぬまま僕は虹ヶ咲の4thライブに参加するべく大阪へ1人遠征していた。
若干余談ではあるが、僕はナンバリングライブは必ず一公演は行きたいという思いのもと抽選に応募しており、複数日開催されるライブではよく単番での応募を試みている。この4thライブも例には漏れず単番で応募しており、対象シリアルが封入されていた4thアルバムは1枚しか購入しておらず、感覚的には連番を組むよりも多少当選率が上がるのでは?という感覚を得ている。こればかりはシステム上の問題になってくるが、もしどうしても行きたいライブがあるという方がいれば単番で応募してみるのもいかがだろうか。

 閑話休題。そんなこんなで単身神奈川から大阪へと駒を進めた僕だったが、ライブそのものの満足度も高ければ初の単身泊まり込み大阪遠征だったというのもあり非常に有意義な時間を過ごすことが出来た。疲れもあるだろうということで、翌日の2/28(月)も予め休みを取っており、昼前には大阪を出てゆっくり神奈川へと帰ろうと予定を立てていた。ちなみに知る人ぞ知る右膝鵞足炎事件はこの4thライブでの出来事だった。(詳細は大阪遠征のnote参照)
ゆっくり土産ものでも買おうと早めに宿泊地だった野田を出て、大阪へ10時には到着していた。買い物を済ました僕は、右膝の痛みもあるため乗り換えを少しでも省きたいという意図のもと、新大阪からの乗車する新幹線は小田原で乗り換えを行おうという寸法であえてこだまを選んだ。
そのこだまに乗るべく新幹線ホームへと進んだ僕が目にしたのは、新大阪の駅名をバックに寝そべりを掲げる2人の青年の姿だった。

画像は彼から拝借
ちょうどこのシーンを撮っているところを僕は見ていた

その2人は4thライブのTシャツを着ており、間違いなく今回のライブに参加していたであろうという確信が湧いた僕は、迷わず声をかけた。
2人からすると、いきなり"右足を引きずりながら歩く変なオタク"に声をかけられたという状況のため、今思えば突然の事で申し訳なかったと思っている。。。
そんな中、快く返事を返してくれて軽くライブの感想を話し合っていたところ片方の青年がキョトンとした顔で僕を見ていた。そして彼から受けた一言が「なぐ?なぐだよね?」というものだった。
僕自身、様々な界隈で「なぐ」というHNを使用しているため、その声を頂いた時はまだ彼が小学校時代からの友人であることは認識していなかったが、直後に彼から本名を伝えてもらったことで僕は驚きのあまり声が出てしまった。

こうして僕は、同クラスは2年までだった小学校以来の友人とラブライブを通じて、それも地元から遠く離れた大阪の地で奇跡の再会を果たしたのであった。
そして奇しくも推しは同じ桜坂しずく。
その大阪で出会ったもう1人の青年も、今となっては良き戦友に。
僕は彼らに招いて頂くような形で武蔵野の森で行われた5thライブの際にも同行させてもらった。

さいごに

良い意味で世間の狭さを実感した奇跡の再会劇だったが、作品外でも人と人の繋がりを改めて深く実感させてくれるラブライブというコンテンツに触れることが出来て本当に良かったと切に思う。

昨今のラブライブにおいては様々なニュースが駆け巡り非常に不安な日々ではあるが、今1度僕は作品の本質を理解し改めて"本気"をぶつけられるように立ち上がっていきたい。
このかけがえの無い仲間たちと共に。

てことで今回のnoteはここまで。
誤字脱字あったら申し訳ない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?