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『三茶のポスターガイスト』の来場者特典が〇〇だった話

先日、心霊動画好きの友人に連れられて『三茶のポルターガイスト』という映画を、ヒューマントラストシネマ渋谷で鑑賞してきた。

私はつい最近、ようやく2年半に及ぶ”怪現象”が収束してスッキリしたばかりなのに、またもや「見ると呪われる」系の映画を見ることになってしまった。(呪われるだろうか・・・? だとしたら、この映画鑑賞は「Let’s 呪われチャレンジ」だ!)

友人には、日頃から私の趣味に散々付き合ってもらっているので断るわけにもいかないし、映画好きの私は、ドキュメンタリー形式の心霊映画が気になってしょうがなくなった。
昨年も、話題の『三木大雲の怪談説法』を遠方の映画館まで、わざわざ観に行ったくらいだ。
「何が起ころうと、絶対見なきゃ!」と一念発起。映画より「人混みが復活した渋谷駅」を恐れながら、頑張ってヒューマントラストシネマ渋谷に向かったのであった。

『三茶のポルターガイスト』の感想はというと、
ネタバレにならないよう、詳しくは書かないが
思った以上に観客席から笑い声があがって、なんだか楽しかった。
本気で怖がっている人も少なからずいたけれど、意外と明るかった。
小さい劇場だったせいか、観客の不思議な一体感を感じて、ほんわかした。
修学旅行で盛り上がった怪談話、肝試し大会の雰囲気だった。
角 由紀子さんが、とっても可愛いくてファンになった。
グロテスクな幽霊が続出してくるB級ホラーのように、心臓に悪い感じかと言えば、そうでもなかった。
一生懸命姿を見せようという幽霊の姿勢が、健気で泣けた。

そして何より、私が先日発表した『【実話】個人的な怪現象の記録 2020~2023年』の「2年半に及ぶ怪現象 200連発」ほうが、よっぽど恐ろしかったことを改めて実感した。
今でも心身のダメージが回復していないもんなあ・・・。よく、あれに耐えたな、自分!無駄な試練を乗り越えた私の神経は、図太くなっていたのだ。


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怪現象の経過、対策・克服法をまとめた、約52500文字の大作note。
(プライベートな話&怪現象対策を事細かに記しているため、
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第1章 完璧な"吉"の引っ越しのはずが 第2章 憑き神 ~ 廃道の疫神 ~
第3章 神々からの助け 第4章 煮詰まる現象
第5章 自分で出来るヒーリングの紹介 第6章 運気低迷期に起きたことの特徴 第7章 占い師や霊能者に相談した 第8章 善き支援者と出会うために
第9章 相の考察     第10章 断捨離にて収束
第11章 2年半の怪現象を振り返って
※複雑なケースのため、セラピスト、占い師に役に立つ内容となっている。一流のセラピストの活躍も、本シリーズで取り上げる。

(この後、怪現象の正体が明らかに・・・! 他に類を見ない続編 執筆中)


幽霊映像の真偽はわからないが、昔大好きで追いかけて見に行っていた見世物小屋のような感覚で楽しもうということで、深追いは野暮。ただただ純粋に、楽しむことにした。
※見世物小屋は、今でも新宿の花園神社の酉の市で興行しているそうだ。

映画のラスト20分というところで、私の左肩が重くなった。
私は過去に熱中症で死にかけた際、三途の川をUターンして返ってきたのだが、それから霊感が強くなったのだ。
(中途半端な強さなので、霊感で商売するようなことはしていない。)
左肩に重みを感じた2分後、今度は左耳が痛くなった。中耳炎のような痛さがズーーーンときたので、しばし我慢した。すると頭の左側だけ、片頭痛が起きてきた。ズキズキした嫌な痛みだ・・・。
映画を見ながら霊視をしたら、100センチくらいの大きさの霊が”ダッコちゃん人形”のように左肩にぶら下がっているのがわかった。ダッコちゃんのようにシッカリ捕まっておらず、巨大なバナナをひっかけているような感覚のほうが近いか。バナナスタンドの気持ちが、ちょっとわかった。

痛みを我慢しているうちに映画が終わったので、ビルの外に出たら、明るいところに出ても、まだ左肩が重かった。
来場者特典か?
本物の”幽霊”が憑いてしまったようだ。

友人に「幽霊が憑いてきた」と言ったら、怖がる風でもなく「ふ~ん」という返事が返ってきた。
余裕な2人である。
まあ、私も余裕ではあった。
本当に恐ろしい強い悪霊、精霊、妖怪の類であればあるほど、ステルスで取り憑くため、秒で「憑いてる」ことが、わからないものなのだ。

コロナ流行以前の凄まじい人混みに戻った渋谷のスクランブル交差点を渡り、井の頭線渋谷駅から電車に乗った。
念のため、お清めとして『大國魂神社』に行くプランにしておいて正解だった。どうせ整体院に行っても取れない肩の重さなんて引きずっていても、しんどいだけなので、とっととスッキリしておきたい。
桜が見ごろなシーズンなので、境内にある有名なしだれ桜も拝んでおきたかったし。

数年前、会社の横の怪しい稲荷神社で憑けてしまった強烈な動物霊 "黒い狐” を大國魂神社の参道で落とした経験がある私は、府中駅に着いたら、一目散に大國魂神社に向かった。
鳥居を潜って参道に入ると、10メートルも歩かないうちに、左の肩から巨大なバナナがぶら下がっている感覚がスゥっと消えた。
軽い!
爽快~!

さすが武蔵国総社 大國魂神社である。
今回も参道を歩いただけで、幽霊が離れていった!
これは力の弱い浮遊霊だったから参道を歩いただけで離れたのだが、強力な悪霊ならば、五千円で御祈祷を受けても1回では離れない。
※ちなみに、パワースポットにも”相性”があるので、誰でも大國魂神社に行けば100%救われるというわけではない。

有名な大國魂神社のしだれ桜

今回は御祈祷は受けずに、境内左手にある人形流し(ひとがたながし)をしてきた。心身共に、すっきり感が増した。
本殿裏の樹齢約1000年と伝えられる大銀杏も拝んだ。

しかしまあ、後味の悪い海外のホラー映画は過去に何度も見てきたけど、来場者特典で幽霊が憑いて来てしまうケースは初めてだった。やはり心霊系は、ただのホラージャンルではないのかもしれない。
同じ劇場で上映される次の映画を観る人は、とばっちりを喰らって、何か連れてきてしまうかも・・・。映画館のスタッフはホワイトセージなんて焚かないだろうし、お祓いの儀式なんかもしないだろうし・・・と、余計なことを心配した。
怪談和尚 『三木大雲の怪談説法』ライブの時は、予め和尚が念入りにお祓いをしているので「安心してください」と言っていたが、見事に何も起きなかった。

もし映画館で、原因不明の体調不良や、急に気分が暗くなったりしたら、前に何を上映していたか、チェックすると原因がわかるかもしれない。


神社参拝後は、友人とファミレスで角ハイと唐揚げで打ち上げをし、気分上々。その後も、これといったトラブルに遭遇することなく、無事帰宅した。

帰宅後は、日課になっている浄化フルコースをする。

・ホワイトセージスプレーを、自分自身と、外出時に身に着けていたものにワンプッシュ
・シークエンスはやともさんオススメの”フランキンセンスのアロマ岩塩浴”
・霊的防御のフラワーレメディー摂取
・YouTubeで浄化系動画をかけて寝

これが"日課"という生活が、もはやホラーなんだなあ・・・。

その晩は、クリスマスの夜にサンタクロースを待つ子供のように「幽霊来るのかなあ・・・?」とワクワクしながら、布団に入った。
まあ、ホラー映画を見なくても、2ヶ月に1度くらいの割合で幽霊が睡眠を邪魔しに来るのだが。来たら来たで、Youtubeの除霊動画で消えるので、いちいち戦っていた昔と比べたら楽になったもんだ。

しかしその日は、いつになく凄まじい眠気に襲われ爆睡。
そして、大いに私の期待は裏切られ、清々しい朝を迎えたのであった。

おしまい


次回予告:
会社の横の怪しい稲荷神社で憑けてしまった強烈な動物霊 "黒い狐” の話
「どちらの黒が、怖いだろうか」

不運な人を助けるための活動をしています。フィールドワークで現地を訪ね、取材して記事にします。クオリティの高い記事を提供出来るように心がけています。