エジプト旅行記（１）

　行ってきました、憧れの国エジプト!!　遠かったです。

　カイロの街並みの喧騒と人込み、かたや国内線で飛ぶ延々と広がる何もない砂漠・・・このギャプに呆然とするばかりでした。また特に苦になったのが香料のきついエジプト料理で、まったく小生好みではありませんでした。何でも食するつもりでいましたが、これは美味いと感じたものはマンゴーとイチゴの生ジュースくらいかな。エジプト人は甘いものに目がなく、おかげで糖尿病患者が多くて平均的に寿命も短く、男65~70歳、女68～75歳と現地ガイドが説明してくれました。日本食のバラエティさと味の繊細さを再確認できた旅でした。

　前々からもうできる、今にできると噂されていた「大エジプト博物館」はオープンに至らず、「エジプト考古学博物館」を見学しました。100年以上前からあるそうで、たしかに古風で古めかしい造りでした。多くの石像は無防備に置かれ、中国人の若者はスフィンクスを上に乗り、写真を撮っていました。金張りの貴重な（高価な？）物はさすがにガラス張りでしたが、ガラスケースの周りに仕切りはなく、ガラスに鼻をくっつけて観ることができました。「大エジプト博物館」へすでに移動したものもありましたが、まだまだ展示物は多く残っており、「大エジプト博物館」オープンはしばらくお預けのように感じました。