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ゲームのススメ*小説的なto the moon*

こんにちは。なえかむです。
今回は私がドハマりしたゲーム「to the moon(以下TTM)」を紹介します。

ちょくちょくツイッターでは紹介してるんですが、2021年春に続編の日本語版が配信開始するので、布教しやすいように記事を作る事にしました。
例によってネタバレには配慮しますが、全く説明しないのも難しいので、それが気になる人はブラウザバックしてください。

~未プレイのためのザックリ紹介~

TTMはカナダのゲームデザイナーKan Gaoさんの開発スタジオ、Freebird Gamesが配信しているアドベンチャーゲームです。
2作目Finding paradise、3作目Impostor Factoryや、他にも番外編のような作品が存在するのですが、

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多分大体こんな感じです。(分かりにくくてゴメンね!)
TTM自体はSteamやPLAYSM、スマホやswitch版などがあります(翻訳やUIに違いがあるようです。この辺の情報、詳しい方求む・・)。

To the moonはどんなゲーム?
とてもシンプルで、全体を通して戦闘や育成などは全くない、物語重視のゲームです。遊び要素はほとんどないので、そこはあまり期待しない方がいいです。

名称未設定のアートワーク

4時間~5時間程度でクリアでき、謎解きやパズルも存在するものの難易度は低めなので、ゲームとしてプレイするより「ちょっとした時間で読み物として楽しみたい」というような方向けだと思います。

そういう意味でちょっとゲームとして紹介しにくく、また「感動します!」みたいな内容で書くとそれ前提でプレイして期待外れだった・・・となるのも怖いんですよね。うーむ・・・。

とりあえず・・・音楽とストーリーが大前提にめっちゃいいです。
(ザックリ過ぎる)

あい

1.美しく優しい音楽
ほんっっっと綺麗で演出にも沿っていて、作品をより印象的にしていると思います。(リアル結婚式の入場で使ったレベルのお気に入り)
よろしければ以下のトレーラーから聴いてみてください。

主題歌?挿入歌?を歌っているのはアンダーテールの関連作デルタルーンのED曲や、クロノトリガーのアレンジアルバムで「サラのテーマ」や「時の回廊」のボーカルを担当したLaura Shigiharaさんです。めっちゃ好き。

2.評価の高いストーリー
2011年にGameSpotのBest Story賞を受賞していたり、特にストーリーの評価が高いです。多分TTM好きな人って基本やっぱストーリーが心臓にブッ刺さった人たちなんだと思います(私もそうです)。
刺さるか刺さらないかは個人差あるとは思いますが、構成がとても丁寧で、伏線や演出も拘りを感じました。

~もう少し興味のとっかかりを作りたい紹介~

凸凹コンビの主人公
真面目なエヴァと、おちゃらけた性格のニールの二人が主人公です。
二人はシグムンド社という会社のドクターで、「死に瀕した人の最後の願いを記憶の中で叶える」という仕事をしています。

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このコンビが好きなんだ~~~~~。
優等生タイプでしっかり者のエヴァと、ジョークを飛ばし若干KYなニールが、ジョニーの記憶を遡るうちに見せる意外な一面やコミカルな掛け合いが見どころの一つだと思います。

「月へ行きたい」老人ジョニー
TTMのストーリーの主軸となる老人です。
灯台の傍の崖の上に立つ屋敷に、世話係とその子供たちと暮らしています。物語開始時点ではすでに昏睡状態で、エヴァとニールは装置を使って彼の記憶を遡り、月へ行きたがる理由を探っていくことになります。

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~なんで月へ?ジョニーの記憶を遡る旅へ~

シグムンド社の装置を使い、一番新しい記憶から、段々と古い記憶へ遡っていきます。

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なぜジョニーは月へ行きたいのか?
どうしてこんな崖の上に屋敷を建て暮らしているのか?
世話係以外の家族は?友人は?

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その答えを見つけ、思い出を繋いでいくことで、少しずつ真実が鮮明になっていきます。

まとめ

ネタバレ避けと先入観を作りたくなかったので紹介がかなりシンプルになっちゃったんですが、自分で操作してストーリーを追っていく小説のような作品です。
ぜひプレイして、来春の続編Finding Paradiseも遊んでほしいです。

(ちなみにFinding paradiseの前にSteamで配信されている「A Bird story」をやっておくことをお勧めします。こちらはセリフがない作品なので、特に英語が分からないから困る、ってことはないです。)

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ドハマりして公式のショップから買った本を見てくれ。家宝なんだ。

ついでに・・・
TTMのEDについての私的解釈をふせったーにまとめました。
プレイしてきたよ!お前の考察読ませろよ!って方はよろしければご覧ください。(ガッツリネタバレ有なので注意!)

それでは、また!

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