居眠りは国民性の違い?勤勉な日本人のルーツは学生生活にある!?
こんにちは!
住谷知厚です。
皆さんは学生時代に居眠りをしたことはありますか?
学生時代といえば、部活動や塾、アルバイトなど学校での授業後に活動する時間が長く、疲れや睡眠不足などで、居眠りの経験がある人の方が多いのではないでしょうか。
これは人類皆共通だと思っていましたが、世界に目を向けると日本人の居眠りの割合は圧倒的に多いそうです。
日本とアメリカの生徒を比較すると同じ高校生だが、その割合は「よくする」と「時々する」で日本では63.1%だがアメリカで17..2%です。日本の生徒の居眠り率は、アメリカの3倍を超えている。
なぜ日本人は居眠りの割合が多いのか?
この背景には日本人は朝夜で部活動に励んだり、夜遅くまで塾に通ったりしている為、肉体的にも精神的にも疲れきっていることがあげられます。
僕も学生時代は部活動も勉強も両立していたので、睡眠時間が少ない日などは授業中にうとうとしてしまう日も多々ありました。
朝補習が根付いている九州
※写真ACより引用
夜遅くまでやるくらいなら、朝の時間を有効活用しようと朝補習の文化があるのが九州です。
高校の朝補習の影響かは分からないが、九州の10代の睡眠時間は短い。6時間未満の者の割合を見ると、上位5位までを九州県が占めている
地域全体で朝補習の文化があることに驚きましたが、睡眠が6時間未満の上位5位までが九州県が占めていることにも驚きでした。
ただ、朝が早いと活動時間が伸びる為、居眠りする確率も上がるので朝からの補習が効果的とは言い難いです。
アメリカでの取り組み
アメリカ西海岸のシアトルで、高校の始業時間を7時50分から8時45分に遅らせたところ、生徒の睡眠時間が増えて学業成績も向上した、という報告もある
もちろん数ある事例の一つですが、始業開始を1時間遅くすることで、生徒の集中力が上がるのであれば日本も取り組む価値があるのではないでしょうか。
最後に
世界から見ると日本人は勤勉な国という印象が強いです。
それが良い悪いではなく、昔からの文化も残しつつ、生徒が活動しやすいように柔軟に対応できる環境を作っていくことが大事です。
僕も教育に携わる仕事をやっていく際には、自分の経験を活かして、学生達が活動しやすい土壌を提供できるようにしていきます。
それでは今回はここら辺で♪
《引用元》
日本の高校生はアメリカの3倍、授業中に居眠りしている
写真AC
住谷知厚(すみたにともひろ)
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