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手術入院までのオハナシ③(検査結果)

入院するまでにいろいろな検査を受けました。
PET検査を知ったのも今回、自分がその状態になった受ける側になったからだ。前回にも紹介したんですけどPET検査は簡単に言うと体にできた腫瘍が癌ではないかどうなのか?そして他の臓器に転移がないかを調べる検査だ。
MR I検査と違って事前に説明を受けたり、検査の前日とか当日、検査後の注意などもいろいろあって受ける前から少し緊張してました。

検査の前日は
軽い運動でも体を動かす事はやめることなど。私の仕事は飲食のホールをしているんだけど軽い運動よりかはるかに動く仕事だったので大事をとって前日は仕事を休みました。

検査当日は
11時から検査が決まっていたので当日は食事制限が6時間前からの絶食でした。水分はとってもいいけどジュースなど糖分を含んでいるものは避ける。検査時間は大体約2時間半くらい。

病院に着いてまず、ブドウ糖にごく微量の放射線放出物質をつけた放射線薬剤FDGを注射して体の中へ投与して放射線薬剤FDGが全身に行き渡るまで休み、待機します。約60分くらい

成長の早いがん細胞がブドウ糖を多く消費する性質があるそうでそのブドウ糖を利用してのPET-CT撮影がはじまりました。

ただ体を動かさずじっとしてるだけ。筒状の機械の中に入り撮影されてる感じかな。痛いこともなくじっとしてるだけ、体がなんだかポカポカするような感覚。検査後も体内に薬が残っているけど自然に体から排出されるので特に心配する点はなく日常生活を送れるのでそのまままっすぐ家に帰ってきました。

検査結果を聞きに病院に数日後行きました。
今回も私1人で向かいました。どんな結果であっても受け入れる体制を心の準備をして覚悟を決めて行ったこを覚えてます。

ポジティブに!モヤモヤ晴れなくても無でいられる
集中できることをすることで気分転換になりました

私がPET検査を受けて結果が出るまでこんな事を考えてました。まず、1番に腫瘍が癌だとしても受け入れよう。そして他に転移があっても受け入れよう。そして私は「大丈夫」と呪文のように言い聞かせていました。あとは、それ以外のことは考えないようにしてました。結果が出てない事に悩むのは止めたのです。便利な世の中でネットで調べたらすぐに色々なことを目にしてしまう。便利過ぎて時にはその情報が不安や悲しみへと負のループになって気持ちがどんよりしてしまう。だから私は一切、情報を入れなかった。ネガティブな言葉やそれに関することを。見えないまだ分からないことに悩んだり落ち込んだりするのは時間の無駄って、心の準備をしてあとは今やりたい事をやってやろうという前向きな気持ちと楽しい事をしたいという気持ちに切り替えたんです。落ち込む暇もないくらい私には行きたいところ、やりたい事など会いたい人も少なからず居たのです。そして自分のこの状態、通院してることを家族、あとは特定の人以外には伝えていなかったことが良かったことの一つでもある。職場でも上司以外、知らないし気を遣われることもなく弱味をみせるだす隙間をつくらない状況をつくったことが良かったのだ。家族も私の好きなようにさせてくれた好きなお酒も飲んでたし遊びにも行ってたしマイナスの事や言葉は口にせず自分の気持ちが穏やかで落ち着いて生活を送ることを心がけて喜びを感じられる小さなことに感謝して日常を過ごすこと。心を柔らかく少しだけ芯を強くもつことでその日を迎えられました。

そして結果は左腹部辺りにできた腫瘍は悪性腫瘍ではありませんでした。他の臓器にも転移などもありませんでした。ひとまず、安心。

でも、腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍の他に境界悪性腫瘍があるそうで手術をしてその腫瘍を病理検査してわかる悪性腫瘍もあるということ。だから私もそのどちらかということだ。そしてその腫瘍の場所が左側の卵巣にあることから卵巣腫瘍(卵巣がんの疑い)という状態であることもわかった。下腹部の子宮筋腫と卵巣腫瘍の手術が決まったのです。


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