手術入院までのオハナシ①

辛かったこと、苦しかったこと、大変だったこととかもう二度と経験したくない出来事は大抵、時間が解決してくれてその時のことを忘れそう、いや忘れる事は無いけど記憶が薄れてくるものです。

私がこれまでの人生の中で初めて命とは生きるとはってことを強く考えた、そして1番不安と怖さと痛みを経験した去年の(2021年4月から2022年2月)お話です。

人間関係の悩みだったり自分のコンプレックスに悩んだり仕事の事、恋愛のことで悩んだりといろいろあったけど自分の身体、風邪で体調を崩す事はあっても命に関わる問題は今までありませんでした。でも去年の春ぐらいから以前から抱えていた子宮筋腫の手術をするために病院を探していました。家の近くの婦人科は正直あまり気持ちが乗らなくていろいろ病院を探していてようやく自分が安心して診ていただけそうな医師をみつけて病院を予約して診察してもらいました。私の子宮筋腫は当初は5㎝くらいでしたが2年、5年と月日が経つにつれて7㎝から10㎝ちかくにまで大きくなっていました。子宮筋腫で生理痛だったり1ヵ月近く出血が止まらなかった時もあったりして痛みよりかは出血量や不正出血に悩んでいました。
ずっと生理用ナプキン付けてないと下着も汚れるし不安だし予定をたてることも躊躇してました。検査していくうちに子宮筋腫以外に排卵障害と診断されました。排卵障害とわかったけど私の考えは変わらず大きくなった子宮筋腫をとる、手術をする気持ちはブレませんでした。少しでも生理不順が良くなることが望みでした。

病院は私が足を伸ばして見つけて小さな病院で手術対応できなかったし県外と言うこともあって通うのは大変だったので県内で通いやすい病院を紹介してくれました。その先生の紹介だったら安心だったし嫌だなぁという気持ちはありませんでした。誰もが分かる、感じたことがあるかと思うけど婦人科ってどこでもいいわけじゃない、こっちはすごく悩んで不安で緊張してるのに言葉の一言一言、雑な対応はこっちの気持ちを不安にするだけ慣れ過ぎた対応は私たち女性たちをものすごく不愉な気持ちにさせる。婦人科に行くことを拒んでしまう理由の一つだと思う。医師との相性もあるし気持ちの上で落ち着ける寄り添ってくれる信頼できる医師じゃないと自分の身体を委ねれない。気にされない方もいるかもしれないけど私はすごく大事なことでした。

県内の病院を紹介してもらってすぐにMRI検査をしました。数週間後に検査結果を聞きに病院に行ったら思いもよらない結果だったんです。子宮筋腫以外に筋腫なのか腫瘍なのか判断し難いものが見つかってしまったのです。
私の頭の中は「えっ?」の連続でした。筋腫じゃないのって、なんで、どういうこと?!
私が認識してた左下腹部の筋腫が筋腫じゃなくて子宮筋腫は下腹部にあることが判明したのです。
せっかく紹介していただいた病院は婦人科の手術専門で腫瘍となると手術対応が違うことから新たに病院を変える必要があってまた、病院を変えることになったのです。
ここで子宮筋腫の手術ができると思ってたし年内に手術できると思ってたのでショックでした。私のお腹の中に何かも分からないものがあるってことを考えただけで怖かったのも今でも覚えてます。



続きは、、、
新たに紹介していただいた病院に行ったところからの話です。

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