ナンバーガールに影響を受けたボカロ曲十二選
ナンバーガール再結成記念に選曲してツイッターで画像だけ貼ってたやつですが、ようやく10曲たまったのでこちらに貼っておきます。いやしかし向井秀徳擁するところのナンバーガールいいですな。好きです。再結成めでたい。
自分がナバガを知ったのはメジャー1stアルバム「SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT」辺りで、ギャンギャンかき鳴らすギターがカッコイイけど何歌ってるか分からない…でもカッコイイな!!という感じで聴いておりました。それが次第にギターよか何言ってるか分からない人の方に興味が移るとは。不思議なものです。ジャンルとしてはガレージロックからお囃子、ヒップホップ、そしてマスロックまでどこまでいく向井秀徳なワケですが、VOCAROCKの世界にも大きな影響を与えています。そんなわけでナンバーガールに強い影響を受けたボカロ曲を12曲厳選してみました。ではどうぞ。
2008年 鉄風P - 舎利禮文(しゃりらいもん)/初音ミク
鉄風Pはボカロ初期にパンクロック中心の作品を発表していた方。Pの名称自体もナバガのカバーから付けられているとか。ナンバーガールの影響をボカロ曲に持ち込んだパイオニアといえる存在です。現在P本人の作品は非表示になっており上の動画も別の方による投稿。
2008年 えこまる、はいのことん - 純情通リ刹那西入ル三丁目/鏡音リン
印象的なギタリフ、楽曲のそこここにナバガの影響を感じます。
2009年 光収容 - 体温/鏡音リン
初期のサウンドやナンバーガールのジャケット絵を思わせる動画イラストなどからナバガへの強いリスペクトを感じます。この曲の画像も2ndアルバム「SAPPUKEI」のパロディですね。光収容さんのサウンドはツェッペリン等の正統ハードロックな感じで、根っこというかルーツミュージックが向井秀徳と同じな気がします。
2010年 hr - DISTORTIONAL LOVER'S SICK/鏡音リン
ナンバーガールの影響、というよりは意識して似せた音作りをしている感じですね。上手いです。
2011年 石風呂 - きらいな人/開発コードmiki
石風呂さんこと朝日廉さん。近年、所属バンド ネクライトーキーでの活躍が著しい方。ニコ動では主に青春パンク系を投稿されてました。ナンバーガールの大ファンを公言しています。
2013年 いぬわた - Destruction/彼方ちぃ
音だけでなく曲タイトルからもナバガリスペクトを感じます。
2013年 なす - 現代ササクレ概論/初音ミク
ナンバーガールのギターサウンドだけでなく向井秀徳のボーカルスタイルをも踏襲しているPというとなすさんしかいないわけで、ボカロ界ではファン筆頭といっても過言ではない存在でしょう。
2014年 Haniwa - ハンドメイドクマちゃん。/初音ミク
ナバガの影響を受けたボカロP、というより逆にナンバーガールファンならHaniwaさんのサウンドも歌詞も楽しめるだろうという確信を抱かせるほどのディストーションギターサウンド。
2016年 はるふり - ナンセンスの塊/重音テト
初投稿作がUTAU伝説入り(100万再生達成)を果たしたはるふりさん。主に爽やかなポップロックが得意なPさんですが、2016年以降の楽曲にナンバーガールぽさが散見されます。
2017年 いちた - 踏み切れ!/重音テト
楽曲全般から滲み出すナンバーガールサウンド
2017年 てにをは - 走れ太宰/初音ミク
これはイントロがそのまんま…NUM-HEAVYMETALLICが好きそうなPさんですね。その他は普通のポップロック、と思いきや途中のマスロック的なブレイク多用がZAZEN BOYSのそれを彷彿とさせます。
2019年 螟上?邨ゅo繧 - 海馬オリジナル現象/結月ゆかり
文字化けっぽいお名前で何とお呼びしたらわからないPさんですが、ナバガからの影響は明らか。主に詞やタイトル、投稿者コメントなどコトバの使い方に向井っぽさが強く感じられます。