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20230130 日記

昨日(日曜日)は丸一日、信じられないくらい寝てしまった。朝8時に一度目覚めて、次は11時くらいで、その次は15時で、そうこうしているうちについに日が暮れてしまった。やっと起き上がった時には19時。完全に夜。自分でもちょっと引くレベル。
日中そんなに寝てしまっては、夜眠れるわけがない。

眠れない夜は長くて、眠れない夜はなかなかつらい。自分がそうなってみて初めて実感する類のつらさ。
少し前に体調を崩してから、徐々に復活しつつあるところだけど時々こういうことが起きてしまう。(少し前、といってもなんだかんだもう1年くらい経っていて、そんなに経ったのかとぞっとする。体調の話はまた改めて書く。)

眠れない夜はひどく長い。眠らなきゃと思って目をつぶるけれど、てんで眠れない。暗い押し入れにひとりで閉じ込められてしまったみたい。なにも出来ず、ただじっとしているだけ。

それでも昨夜の私は幾分かマシで、断続的にウトウトはしていた気がする。だから、手元の時計が4時をさした時、諦めて起きることにした。4時はもう朝だろ。ここからもう翌朝ということにした。今日はだいぶ早起き。朝の4時から部屋の電気を小さくつけて、布団に潜ったままNetflixを開き、映画を見た。

見た映画は「アメリ」。2001年公開のフランス映画で、世界的なヒットを記録した有名作品だったのでNetflixのマイリストに入れていたやつだ。緑色の背景に、赤い服を着てショートヘアの女性が写ったポスターが印象的。映画自体は全体的に強めの色彩と独特のカメラワーク、ユーモアと奇妙さが散りばめられたストーリーだった。寝不足の頭で極彩色のフランス映画。なかなかに効く。昼間はめちゃくちゃ具合が悪くなった。なんかお腹の調子も悪くなった。(映画自体は悪くなかった)
4時は、少なくとも冬の4時は、朝じゃなかった。

だけど、6時くらいから白みはじめた窓の外を眺めるのは気持ちがよかった。まだ街が静かな、僅かな朝の澄んだ時間。先々月引っ越した部屋を朝の光が照らすのを初めて見た。
仕事が始まる前に、家の外を散歩した。すれ違うのは眠そうなサラリーマンや、駅に向かって走る高校生、自転車で走っていくおじさん、信号待ちのスーツの人たち。この街の朝の住民たちに初めて会った。
世界でウケたらしいフランス映画よりも、朝の街の方が見ていて面白かった。やっぱり私としては、日が昇り始めてからくらいを朝としておいたほうがよさそう。早く寝て、早めに起きたい。

早寝早起きが一番ええ。ジジイみたいな結論で本日の日記おわり。おやすみなさい。

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