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モネの絵を見た話

iPhoneアプリ「ジャーナル」より、お題を拝借する。

「最後に」と言われると少しピンとこないので、「今年に入って刺激を受けた」とさせてもらう。


というのも、3月に「モネ 連作の情景」の展示を見た時の話だ。

連作と言われて、展示を見るまでは、「同じ風景を気が済むまで描いた結果」と思っていた。
だが、とある作品を見て、捉え方が変わった。

それが「ウォータールー橋」の連作だ。


撮影可能な作品だったため、後から見返して、差に驚きだ。

モチーフは同じ「ウォータールー橋」だが、時間帯で見え方や印象がこんなにも変わるのかと。

音声ガイダンスの記憶があっていれば、モネは同じモチーフの絵を20〜30枚描いたとか。
展示されているのはその内のごく一部だった。

そんなたくさん描いたということは、描いた数以上の景色を見たのだろう。
この人には世界が彩り豊かに、常に新鮮に映っていたと思う。

絵を見ることは好きだが、専門的な知識は大して持っていない。
だが、モネの絵は色味が好きで、特に中段のような、寒色の中に暖色が混ざった絵が好きだ。

好きと思った絵があれば、ミュージアムショップでポストカードを買うようにしている。
展示を見て感じた「好き」を残すためだ。
ただ、この時の展示はたくさんポストカードを買ってしまった。
やっぱりモネが好きらしい。

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